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第51話【板前】
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「おなかいっぱーい」
夕食を終え横になるでぶ妖精。
大きさも少し大きくなっている。
「今日も美味しかったよ」
「恐れ入ります」
ノウェの言葉に頭を下げるタマエ。
「おいしかったよー」
「おでぶちゃんは何時も美味しそうに食べるね」
ぽよんぽよんとおでぶちゃんをお腹を叩くノウェ。
「にょー♪ にょー♪」
「普段見かけるでぶ妖精は勝手におやつとか持って行くから腹立たしいんだよなぁ」
「仕方ないにょ、 お腹空いてるにょー」
「そうかー・・・」
しみじみとするノウェ。
「では我々はこれで」
「またにょー」
おでぶちゃんを抱えてタマエが去っていく。
「おでぶちゃん、 中々やり手ですね」
「そうでしょう、 口が上手い
『まるでお口の中でシンフォニーを奏でている様やぁ』とか聞いていて良いと思う」
「普通のでぶ妖精はにょーにょ言うだけですからね」
「普通のでぶ妖精も喋れるらしいけどなぁ・・・」
そう言って軽く酒を呑むハシモト。
「それにしても最後のアイスは良かった」
「確かに質が良かったですね、 食べ放題のアイスとは物が違うと思いますよ」
そう言って取り分けていたアイスをもにゅもにゅ食べるジュシャ。
「それにしても何か事件とか起きないですかね」
「何物騒な事を言っているんですか」
「いや、 てっきり何か起こるかなと期待するじゃないですか
曰く付きの部屋とか、 でも特に何も起こらないんですよ」
「まぁ無害な霊達ですし、 問題無いでしょう」
「ですがねぇ・・・」
納得が行っていないノウェ。
「でも料理も美味しいし温泉も充実している
外に出れば観光地としても楽しめる
事件が起きなくても楽しめるのでは?」
「まぁそうですねぇ・・・でも多少のスリルも欲しいとは思いませんか?」
「観光旅行でスリルが欲しいとは中々無いとは思いますがねぇ・・・」
「そんなもんですかね」
ビールを注ぐノウェ。
「貴方も如何です?」
「では一献」
ビールを注がれるハシモト。
二人はビールを呑んだ。
「良いビールですね」
「出来ればピザとか濃い味の物と一緒に食べたいですかね」
「それならこれからちょっと出かけませんか? 夜の店で良い場所が有るんですよ」
「お、 なら行きましょうか、 ジュシャ、 着いて来い」
「はい!!」
「じゃあ私は先に寝ますね」
「おやすみなさいニコ」
―――――――――――――――――――――――――――――――――
【登場人物紹介】
タマエ
ウイ百旅館で働く板前
板前としての技量は中々で中堅に位置する
しかし一番の得意料理はペペロンチーノ
賄いで良く作っておりおでぶちゃんにも好評
夕食を終え横になるでぶ妖精。
大きさも少し大きくなっている。
「今日も美味しかったよ」
「恐れ入ります」
ノウェの言葉に頭を下げるタマエ。
「おいしかったよー」
「おでぶちゃんは何時も美味しそうに食べるね」
ぽよんぽよんとおでぶちゃんをお腹を叩くノウェ。
「にょー♪ にょー♪」
「普段見かけるでぶ妖精は勝手におやつとか持って行くから腹立たしいんだよなぁ」
「仕方ないにょ、 お腹空いてるにょー」
「そうかー・・・」
しみじみとするノウェ。
「では我々はこれで」
「またにょー」
おでぶちゃんを抱えてタマエが去っていく。
「おでぶちゃん、 中々やり手ですね」
「そうでしょう、 口が上手い
『まるでお口の中でシンフォニーを奏でている様やぁ』とか聞いていて良いと思う」
「普通のでぶ妖精はにょーにょ言うだけですからね」
「普通のでぶ妖精も喋れるらしいけどなぁ・・・」
そう言って軽く酒を呑むハシモト。
「それにしても最後のアイスは良かった」
「確かに質が良かったですね、 食べ放題のアイスとは物が違うと思いますよ」
そう言って取り分けていたアイスをもにゅもにゅ食べるジュシャ。
「それにしても何か事件とか起きないですかね」
「何物騒な事を言っているんですか」
「いや、 てっきり何か起こるかなと期待するじゃないですか
曰く付きの部屋とか、 でも特に何も起こらないんですよ」
「まぁ無害な霊達ですし、 問題無いでしょう」
「ですがねぇ・・・」
納得が行っていないノウェ。
「でも料理も美味しいし温泉も充実している
外に出れば観光地としても楽しめる
事件が起きなくても楽しめるのでは?」
「まぁそうですねぇ・・・でも多少のスリルも欲しいとは思いませんか?」
「観光旅行でスリルが欲しいとは中々無いとは思いますがねぇ・・・」
「そんなもんですかね」
ビールを注ぐノウェ。
「貴方も如何です?」
「では一献」
ビールを注がれるハシモト。
二人はビールを呑んだ。
「良いビールですね」
「出来ればピザとか濃い味の物と一緒に食べたいですかね」
「それならこれからちょっと出かけませんか? 夜の店で良い場所が有るんですよ」
「お、 なら行きましょうか、 ジュシャ、 着いて来い」
「はい!!」
「じゃあ私は先に寝ますね」
「おやすみなさいニコ」
―――――――――――――――――――――――――――――――――
【登場人物紹介】
タマエ
ウイ百旅館で働く板前
板前としての技量は中々で中堅に位置する
しかし一番の得意料理はペペロンチーノ
賄いで良く作っておりおでぶちゃんにも好評
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