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古代でぶ妖精文明遺跡の謎

SLKF襲来!!

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レストラン・スコヴィルにてカランコロンと小説家が来店して来た。

「こんにちは先生、 何時もので宜しいですか?」
「あぁ、 頼むよ」

席に座る小説家。

「君達、 君の物凄い大きな同族を見かけたんだけど・・・何だいアレ?」
「にょー?」

でぶ妖精に尋ねる小説家。

「大きなでぶ妖精ですか・・・さっきトレジャーハンターさん達が
大きなでぶ妖精が詰まっている遺跡の奥に向かったので
多分何とかして外に出したんでしょう」
「良いなぁ・・・食べ物一杯貰ったんだろうなぁ・・・」
「大きくなるのも才能にょー・・・」
「そうなのかい?」
「にょ、 普通は大きくなりすぎると分裂するから
そうそう大きくなれないにょ」
「しかしアレは軽く見積もっても建物と同じ位のサイズは有ったぞ」
「才能にょねぇ・・・」

紅茶を出すラビー。

「才能と言うか体質じゃないの?」
「そうだな、 私は素晴らしい才能を持つ小説家だが
首を刎ねられれば死ぬ、 そういう問題だろう」
「ムツカシイ・・・にょ?」

物凄い勢いでドタドタと音がする。
カランコロンとトレジャーハンター一行がやって来た。

「いらっしゃ・・・ど、 如何したんですか?」

鳥籠頭がロープでグルグル巻きにされている。
そして鳥籠頭が暴れている。

「すまない店長!! お汁粉を作ってくれないか!?」
「お汁粉・・・SLKFですか」

そうでぶ妖精亜種のSLKF。
鳥籠頭はSLKFに頭を撫でられSLKFにお汁粉をあげたい精神状態に陥っているのだ。

「急いで作りますね」
「任せた!!」

お汁粉を急いで作るラビー。
カランコロン。

「いら」
「SLKF!!」

明らかに不機嫌なSLKFがやってきた。
恐らくお汁粉が欲しくて追いかけて来たのだ。

「くっ、 これ以上皆の頭を撫でられて溜まるか!!」
「SLSLSLSLSLSLSLSLSLSLSLSLSLSLSLSLSLSLSLSLSLSLKFFFFFFFFF!!!!!!!」
「な、 何だと!?」

恐ろしく速い手の動きに惑わされる。
そして頭を撫でられるのだった。

「「「「「「おおおおおおおおおおおおおおおおおお
おしるこおおおおおおおおおおお!!」」」」」

トレジャーハンター達+小説家はお汁粉をあげたい状態異常にかかってしまった。
ラビーは咄嗟に鍋を頭に被ったので何とか無事だった。
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