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悪役令嬢の私がモテモテな件について
魔手と正拳
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ラビーの首元に手が現れ首を絞められる。
魔属性の汎用魔法【マジックハンド】である。
元々はビア帝国の公爵スピット家が代々固有魔法として修めていた魔法だったが
フライ直々に最適化し誰にでも使える汎用魔法として生まれ変わった。
魔法で手を造り出して自由自在に操れると言うシンプルで使いやすい魔法である。
ビア帝国の一般的な軍属の魔法使いはマジックハンドを使えるか如何かが最低ラインである。
「少しばかり大人しくなって貰うよぉぉぉ」
「お断りします」
じゅうとマジックハンドが焼けて消滅する。
「あん? あぁ固有魔法ね、 でもこの数は如何かなぁ?」
ずらっと、 ツイストの周囲に現れるマジックハンド。
その数は20近くある。
「ツイスト殿下・・・その様な大道芸で私を捕えられるとお思いですか?」
「ぬかせぇ!!」
マジックハンドがぐわっ、 とラビーに向かって来る。
「はぁ・・・」
かちん、 とマジックハンドが凍り付いて床に落ちる。
「な、 馬鹿な・・・」
「殿下、 貴方には無理です」
「な、 なにをぉ!? 馬鹿にするな!!」
追加の大麻を懐から取り出すも急に燃え尽きる。
「うわっ!!」
「薬物に頼ってこの程度ではまるで御話にならない
最初に大量の手で私を押さえつける事は出来ないのでしょう?」
マジックハンドの出現位置、 操作出来る範囲、 個数、 大きさ、 力強さ等
全て魔力に比例する。
例えば出現位置を遠くすればそれ以外の要素が少なくなるといった具合である。
「技量でもカバーできるでしょうが・・・この程度ではね」
「ぬかせぇ!!」
ツイストは自分の足元にマジックハンドを造り出して自身を持ち上げて
投げ飛ばす、 マジックハンドを利用した高速移動の応用である。
そして殴りかかろうとするツイスト。
「御免!!」
殴りかかろうとしたツイストを真正面から殴り飛ばすラビー。
「ぐへぇ!!」
そしてツイストはぶっ飛ばされた。
ぶっ飛ばされて客席に転がるツイスト。
ラビーはスタスタと歩きツイストを丁寧に抱えて外に出す。
「おでぶちゃん達、 ちょっと来なさい」
「にょー・・・」
でぶ妖精が恐る恐るラビー達に寄る。
ラビーは外に出たでぶ妖精の上にツイストを置いた。
「ツイスト殿下が起きる迄、 クッションになっていなさい」
「にょー・・・重いにょ―・・・」
魔属性の汎用魔法【マジックハンド】である。
元々はビア帝国の公爵スピット家が代々固有魔法として修めていた魔法だったが
フライ直々に最適化し誰にでも使える汎用魔法として生まれ変わった。
魔法で手を造り出して自由自在に操れると言うシンプルで使いやすい魔法である。
ビア帝国の一般的な軍属の魔法使いはマジックハンドを使えるか如何かが最低ラインである。
「少しばかり大人しくなって貰うよぉぉぉ」
「お断りします」
じゅうとマジックハンドが焼けて消滅する。
「あん? あぁ固有魔法ね、 でもこの数は如何かなぁ?」
ずらっと、 ツイストの周囲に現れるマジックハンド。
その数は20近くある。
「ツイスト殿下・・・その様な大道芸で私を捕えられるとお思いですか?」
「ぬかせぇ!!」
マジックハンドがぐわっ、 とラビーに向かって来る。
「はぁ・・・」
かちん、 とマジックハンドが凍り付いて床に落ちる。
「な、 馬鹿な・・・」
「殿下、 貴方には無理です」
「な、 なにをぉ!? 馬鹿にするな!!」
追加の大麻を懐から取り出すも急に燃え尽きる。
「うわっ!!」
「薬物に頼ってこの程度ではまるで御話にならない
最初に大量の手で私を押さえつける事は出来ないのでしょう?」
マジックハンドの出現位置、 操作出来る範囲、 個数、 大きさ、 力強さ等
全て魔力に比例する。
例えば出現位置を遠くすればそれ以外の要素が少なくなるといった具合である。
「技量でもカバーできるでしょうが・・・この程度ではね」
「ぬかせぇ!!」
ツイストは自分の足元にマジックハンドを造り出して自身を持ち上げて
投げ飛ばす、 マジックハンドを利用した高速移動の応用である。
そして殴りかかろうとするツイスト。
「御免!!」
殴りかかろうとしたツイストを真正面から殴り飛ばすラビー。
「ぐへぇ!!」
そしてツイストはぶっ飛ばされた。
ぶっ飛ばされて客席に転がるツイスト。
ラビーはスタスタと歩きツイストを丁寧に抱えて外に出す。
「おでぶちゃん達、 ちょっと来なさい」
「にょー・・・」
でぶ妖精が恐る恐るラビー達に寄る。
ラビーは外に出たでぶ妖精の上にツイストを置いた。
「ツイスト殿下が起きる迄、 クッションになっていなさい」
「にょー・・・重いにょ―・・・」
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