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大波乱!?料理対決!!

密室の二人(サンライズside)

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ウェーサーカ法国国立学園の一室にて生徒達が一人一人呼び出されていた。

「・・・一体何なんだ?」
「何か事件が有ったらしいですよ、 サンライズ様」

少し怯えた声でアスパルが呟く。

「ふむ・・・何が有ったんだ?」
「良く分からないです・・・」
「そうか・・・・・」
「心配だよー心配だよー」

アスパルのクラスメイトのカーが二人の所にやって来る。

「エンジンも死んじゃったし次は何が起こるか心配だよー」
「不安を煽るな」
「あ、 す、 すみません・・・根っからの不安症で・・・」
「ふん」
「こんな感じですけど悪い子じゃないんですよ」
「何で肩を持つ?」

不機嫌になるサンライズ。

「出来の悪い弟みたいな感じでして・・・」
「ウルもお前よりも年下だがそんな反応しなかったじゃないか」
「彼は優秀なので・・・勘違いしないで下さい、 浮気とかはしてないです」
「・・・・・」

サンライズはカーを見る。

「サンライズ殿下、 こちらにいらして下さい」

呼びに来た男にサンライズは従って後について行った。

「ここは・・・貴賓室か、 つまり客か?」
「えぇ」
「一体誰だ?」
「・・・・・」

男は口を塞いだ。

「まぁ良い、 入るぞ」

貴賓室に入るサンライズ。
そこには

「どうもこんにちは、 国家安全維持局のルシファーです」

ルシファーが一人でソファーに座っていた。

「アンタ・・・確か前にも会ったな」
「えぇ、 エンジン氏殺人事件の際に」
「・・・・・一体何の用だ」
「まずは座って下さい、 長い話になります」
「・・・・・」

サンライズは向かい側のソファーに座った。

「国家安全維持として私は様々な事情に精通していましてね
実は先日サンバー嬢が暴漢に襲われた事は御存じですか?」
「!?」

サンライズは驚きに目を見開いた。

「い、 いや、 知らなかった・・・だ、 だがサンバーは強い筈・・・」
「強い? 一介の女学生が?」
「っ!!」

サンバーが聖女の直属部隊【天使隊】である事を前提に話してしまった。
何と言う大ミスか。

「い、 いや、 彼女が自慢げに腕自慢をしていたから・・・」
「そうですか」
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