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大波乱!?料理対決!!
オレンジジュース(サンライズside)
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対峙するルシファーとサンライズ。
「サンバー嬢が暴漢に襲われたのは良しとしましょう
それは問題では無い、 いや婦女子が襲われる事は非常に問題な事ですが
国の問題としては問題にならない、 比較して問題にならない」
「・・・じゃあ何が問題なんだ?」
「暴漢はサンバー嬢の荷物を引っ手繰って行きましてね
暴漢を捕まえたのですがサンバー嬢の荷物から一枚のメモが出て来ました」
「メモ・・・!?」
"サンバーへ
私とアスパルのカラメル王国への帰還に力を貸して貰いたい
もしも成功した場合、 其方の身分と報酬は約束しよう
連絡求む サンライズより"
自身が渡したメモだと確信したサンライズ。
「・・・・・それの何が問題だ?」
「何が問題、 ですか? 国家の安全上非常に問題の有る事です
貴方の命に関わる事案です」
「・・・私を脅す気か!?」
「・・・・・」
首を傾げるルシファー。
「何を仰っているのかイマイチ分からない、 私は貴方を脅すつもりは有りません
そもそも貴方はメモの内容を知らない筈でしょう?
何故そんな事を思いついたのですか?」
「・・・何?」
今度はサンライズが首を傾げた。
「・・・・・何を言っているか分からない、 メモと言うのは何なんだ?」
「これは複製した物ですが・・・」
そう言ってサンライズにメモを渡すルシファー。
"AからSTへ
オレンジジュースの出荷準備が整いました
S’はまだ熟しておりません、 S列には並べられません
オレンジジュース共々廃棄を提案します
S12に指令を願います、 Aより"
「・・・・・暗号、 か?」
「そうだろうと考えるのが自然ですね
暗号符丁から推測すると恐らく聖女の直属部隊【天使隊】だと推測します」
「何故分かる?」
「AはAngelの意味です、 Sと言うのは聖女を意味するSaint
Tはトップで聖女首席、 12で聖女末席」
「S’とS列と言うのは?」
「それは良く分かりませんが、 恐らくS’と言うのはアスパル嬢の事では?」
「何故分かる?」
「オレンジジュースは貴方、 つまりサンライズ殿下を指す暗号符丁の事です」
「サンバー嬢が暴漢に襲われたのは良しとしましょう
それは問題では無い、 いや婦女子が襲われる事は非常に問題な事ですが
国の問題としては問題にならない、 比較して問題にならない」
「・・・じゃあ何が問題なんだ?」
「暴漢はサンバー嬢の荷物を引っ手繰って行きましてね
暴漢を捕まえたのですがサンバー嬢の荷物から一枚のメモが出て来ました」
「メモ・・・!?」
"サンバーへ
私とアスパルのカラメル王国への帰還に力を貸して貰いたい
もしも成功した場合、 其方の身分と報酬は約束しよう
連絡求む サンライズより"
自身が渡したメモだと確信したサンライズ。
「・・・・・それの何が問題だ?」
「何が問題、 ですか? 国家の安全上非常に問題の有る事です
貴方の命に関わる事案です」
「・・・私を脅す気か!?」
「・・・・・」
首を傾げるルシファー。
「何を仰っているのかイマイチ分からない、 私は貴方を脅すつもりは有りません
そもそも貴方はメモの内容を知らない筈でしょう?
何故そんな事を思いついたのですか?」
「・・・何?」
今度はサンライズが首を傾げた。
「・・・・・何を言っているか分からない、 メモと言うのは何なんだ?」
「これは複製した物ですが・・・」
そう言ってサンライズにメモを渡すルシファー。
"AからSTへ
オレンジジュースの出荷準備が整いました
S’はまだ熟しておりません、 S列には並べられません
オレンジジュース共々廃棄を提案します
S12に指令を願います、 Aより"
「・・・・・暗号、 か?」
「そうだろうと考えるのが自然ですね
暗号符丁から推測すると恐らく聖女の直属部隊【天使隊】だと推測します」
「何故分かる?」
「AはAngelの意味です、 Sと言うのは聖女を意味するSaint
Tはトップで聖女首席、 12で聖女末席」
「S’とS列と言うのは?」
「それは良く分かりませんが、 恐らくS’と言うのはアスパル嬢の事では?」
「何故分かる?」
「オレンジジュースは貴方、 つまりサンライズ殿下を指す暗号符丁の事です」
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