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大波乱!?料理対決!!
対戦相手⑥(別side)
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シクラメン合衆国、 超危険地帯【発明王の城】。
その城の中の一角にて亜人達が集まっていた。
「発明王、 何故今回出場なさる事を決めたのか理由をお聞かせ願いたい」
発明王配下の亜人の一人が尋ねる。
白衣を翻し一枚の図形の紙切れが書かれた顔の亜人、 発明王がくっくと笑う。
「分からんか?」
「えぇ、 浅学非才なこの身では分からない事は多い故に」
「じゃあ教えてやろう、 まずはイマジン
世界で一番最初にフライパンを作った男を、 いや女かもしれないが
まぁどっちでもいいや、 兎も角フライパンを作った男を想像せよ」
「・・・・・」
部下の亜人達は想像してみた。
「想像できたか?」
「はい、 まぁ・・・」
「そいつは如何なっていた?」
「・・・・・凄い鍛冶屋?」
「まぁそう思うだろう、 そいつは凄い
何故なら世界で最初にフライパンを作ったのだから」
「・・・・・何か一気に馬鹿っぽくなりましたが」
「単純と言え、 頭が良過ぎて単純に考えられないのは馬鹿だ
兎も角フライパンを最初に作った男はフライパンを作って大もうけしただろう
だってフライパンはそいつしか作れないんだから
ここから更にイマジン
もしもここで新しい調理器具を私が作ったら如何だ」
「!? ま、 まさか!!」
「そう!! ここで私が新しい調理器具で料理大会を制すれば
料理分野を征服する事も夢物語では無い!!
そうすれば私の勢力も上がる!!」
「し、 しかし、 上手くいくでしょうか?」
「失敗と成功で50%、 だがこの50%を25%にする」
「そんな方法が?」
「新しい料理だけでなく新しい調理法も用意してある!!」
「新しい調理法? とは一体?」
「分子ガストロノミーだ!!」
「料理に!?」
「分子ガストロノミーを!?」
感嘆する亜人部下達。
「しかしながら調理器具の持ち込みは良いのでしょうか?」
「ルールはしっかりと確認したしOKになるように裏工作をした
何もかも問題無い、 取るぞ、 優勝の座」
「こ、 これは・・・本格的に発明王が八王のてっぺんを取るかもしれない!!」
「偉い事や・・・偉い事やでぇ・・・」
その城の中の一角にて亜人達が集まっていた。
「発明王、 何故今回出場なさる事を決めたのか理由をお聞かせ願いたい」
発明王配下の亜人の一人が尋ねる。
白衣を翻し一枚の図形の紙切れが書かれた顔の亜人、 発明王がくっくと笑う。
「分からんか?」
「えぇ、 浅学非才なこの身では分からない事は多い故に」
「じゃあ教えてやろう、 まずはイマジン
世界で一番最初にフライパンを作った男を、 いや女かもしれないが
まぁどっちでもいいや、 兎も角フライパンを作った男を想像せよ」
「・・・・・」
部下の亜人達は想像してみた。
「想像できたか?」
「はい、 まぁ・・・」
「そいつは如何なっていた?」
「・・・・・凄い鍛冶屋?」
「まぁそう思うだろう、 そいつは凄い
何故なら世界で最初にフライパンを作ったのだから」
「・・・・・何か一気に馬鹿っぽくなりましたが」
「単純と言え、 頭が良過ぎて単純に考えられないのは馬鹿だ
兎も角フライパンを最初に作った男はフライパンを作って大もうけしただろう
だってフライパンはそいつしか作れないんだから
ここから更にイマジン
もしもここで新しい調理器具を私が作ったら如何だ」
「!? ま、 まさか!!」
「そう!! ここで私が新しい調理器具で料理大会を制すれば
料理分野を征服する事も夢物語では無い!!
そうすれば私の勢力も上がる!!」
「し、 しかし、 上手くいくでしょうか?」
「失敗と成功で50%、 だがこの50%を25%にする」
「そんな方法が?」
「新しい料理だけでなく新しい調理法も用意してある!!」
「新しい調理法? とは一体?」
「分子ガストロノミーだ!!」
「料理に!?」
「分子ガストロノミーを!?」
感嘆する亜人部下達。
「しかしながら調理器具の持ち込みは良いのでしょうか?」
「ルールはしっかりと確認したしOKになるように裏工作をした
何もかも問題無い、 取るぞ、 優勝の座」
「こ、 これは・・・本格的に発明王が八王のてっぺんを取るかもしれない!!」
「偉い事や・・・偉い事やでぇ・・・」
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