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大波乱!?料理対決!!

第二回戦、決着

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「えー、 次の料理ですが大会運営から提案がございます」

三品目を出す前に何故か提案をされた。

「現在、 【ダイナー・ファニーズ】料理人と
クイズ王専属料理長が1点札と2点札をそれぞれ1枚ずつ
主婦と【レストラン・スコヴィル】店長が2点札を使い切ってしまいました
こうまで対照的な展開だと余りにも面白くないと判断しましたので
次の料理は主婦と【レストラン・スコヴィル】店長、 同時に出して頂きます!!」
「面白くないからって・・・イイの?」
「良いんです!!」
「「・・・・・・・」」

顔を見合わせるラビーと主婦。
二人共料理を出した。

「マッツォ・ボール・スープ!!」
「豆腐、 厚揚げ、 蒸し鶏、 アボカドの冷製料理4つ
ご自由に食べるラー油をかけて召し上がり下さい」

始めて見る2種の料理に驚く一同。

「・・・・・このボールのスープ・・・大麻、 か?」

【ダイナー・ファニーズ】料理人が尋ねる。

「えぇ、 そうです!! 【冥府の門】伝統の」
「すまないが、 俺は大麻ダメなんだ
ダチが薬のやり過ぎオーバードーズでおっちんでな
それ以降、 無理なんだ」

マッツォを突き出す【ダイナー・ファニーズ】料理人。

「え・・・」
「ポトフの後では見劣りしますな
何方かを選ぶとしたら・・・人間の方ですかな」
「・・・・・」

ラビーは歯噛みした、 消去法で選ばれる事に。

結果として主婦の評価を棄権した【ダイナー・ファニーズ】料理人のお陰で
5日間頑張って作った料理は消去法で決勝まで上がる事になった。

「さて、 ここで【ダイナー・ファニーズ】料理人とクイズ王専属料理長は
同点になってしまいました!! 困った私達はExtraラウンドを用意いたしました!!」
「「Extraラウンド?」」

【ダイナー・ファニーズ】料理人とクイズ王専属料理長は聞き返した。

「このまま話し合って決まる訳でも有りません!!
どうですか!? やりますか!?」
「「やるに決まっているだろう」」
「それではExtraラウンドを開始いたします!!」

わあああああ、 と歓声が上がる。

「で、 Extraラウンドの料理のお題は?」
「料理しません!!」
「「はぁ?」」
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