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第一機
天才は異端者
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機甲警察の施設内には研究所なるものが併設されている。
そこでは日々、研究者たちが各国の機械人形を研究し、新たな技術を開発、発展を進めている。
その中でも各国で名の知られている天才、又は異端者と呼ばれている研究者がいる。
水瀬美陽。その名が各国に知れ渡ったのは十三年前のことだ。当時、十七歳にして一人で対人型機械人形を作り上げ、機械人形技術を二十年ほど進めたといわれている。それが天才と呼ばれる所以である。
それから十一年たったある日からあることが囁かれ、異端者と呼ばれるようになった。
ぼさぼさで伸びきった色素の抜けた髪。目の下には女性にあるまじき隈。何より一つかけ間違えたシャツの隙間から下着が丸見えとだらしなく、そして刺激的だ。唯一、純白の白衣だけが水瀬を研究者にとどめていた。
水瀬は今しがた来た来訪者を見てあきれた表情をした。
「また女を連れ込んできて、ここはホテルではないとさんざん言ってきたが、君はあれか? 私を困らせたいのか? それともかまってほしいのかい? あぁ読めた。私に嫉妬してほし――」
「拾えない冗談はやめてください」
「そうかい? 君なら女を拾ってくるように簡単に拾えると思ったんだが?」
「変な期待をしないでください」
「さぁ、これから彼女を調べるからキミは外にいてくれ」
「唐突ですね」
篤は水瀬に言われた通り部屋を出た。
そこでは日々、研究者たちが各国の機械人形を研究し、新たな技術を開発、発展を進めている。
その中でも各国で名の知られている天才、又は異端者と呼ばれている研究者がいる。
水瀬美陽。その名が各国に知れ渡ったのは十三年前のことだ。当時、十七歳にして一人で対人型機械人形を作り上げ、機械人形技術を二十年ほど進めたといわれている。それが天才と呼ばれる所以である。
それから十一年たったある日からあることが囁かれ、異端者と呼ばれるようになった。
ぼさぼさで伸びきった色素の抜けた髪。目の下には女性にあるまじき隈。何より一つかけ間違えたシャツの隙間から下着が丸見えとだらしなく、そして刺激的だ。唯一、純白の白衣だけが水瀬を研究者にとどめていた。
水瀬は今しがた来た来訪者を見てあきれた表情をした。
「また女を連れ込んできて、ここはホテルではないとさんざん言ってきたが、君はあれか? 私を困らせたいのか? それともかまってほしいのかい? あぁ読めた。私に嫉妬してほし――」
「拾えない冗談はやめてください」
「そうかい? 君なら女を拾ってくるように簡単に拾えると思ったんだが?」
「変な期待をしないでください」
「さぁ、これから彼女を調べるからキミは外にいてくれ」
「唐突ですね」
篤は水瀬に言われた通り部屋を出た。
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