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第三機
不思議な時間の始まり
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女の子とその母親を見送った篤は巡回の途中であったことを思い出して、仕事を再開しようとした時――
「あなた本当に何がしたかったの?」
すんなりその場を立ち去ろうとする篤に対して蒼はもっともな疑問を言った。
篤は踏み出そうとした足を引っ込めて向き直る。
篤は自分の行動を思い返して考える。そして自分の行動に苦笑する。
「蒼の言う通り、何がしたかったんだろうな」
「ホントよ。それより、よく覚えていたわね」
「キミは紅だろ」
「気安く呼ぶな‼ 政府の犬が」
がるるるー、と吠える。
「どちらかというと紅の方が犬だと思うけどな」
「それに関しては蒼も思う」
「お姉ちゃんそれはひどいよ」
「二人は姉妹だったのか。そんな気もしていたが。二人は今日何か問題を起こすわけじゃないんだろ?」
篤は直接的に聴く。
「遊びに来ただけって言ったでしょ」
紅は犬と言われたことが精神的なダメージが大きかったようでどこか力ない。
「仕事をさぼってしまったことだし、そろそろ業務に戻るとする。またな」
「さぼりついでにお茶を一緒にしない?」
蒼が篤に提案する。
「あなたには興味がある」
「だが仕事が――」
「サボった時点で問題ありだし、紅的には、今更少し伸びた所でどうしようもない気がするけど?」
あまりにも的確な突っ込みに何も言えない篤は観念する。実際、篤自身二人に対して興味がある。それ以前に謎の組織に所属する二人だ。何かしらの有益な情報を得られるかもしれない。
お茶の誘いを受けることにした。
三人はショッピングモール内一人気のある喫茶店に入る。そこは昔ながらの喫茶店と呼ぶにふさわしい木材を中心とした落ち着いた雰囲気の店内。カウンター席やテーブル席、小さな和室の部屋までもがある。
紅と蒼は迷わず和室の方へと向かい靴を脱いで畳の上に上がる。篤もそれに続いて上がる。
なんとも不思議な時間が始まる。
「あなた本当に何がしたかったの?」
すんなりその場を立ち去ろうとする篤に対して蒼はもっともな疑問を言った。
篤は踏み出そうとした足を引っ込めて向き直る。
篤は自分の行動を思い返して考える。そして自分の行動に苦笑する。
「蒼の言う通り、何がしたかったんだろうな」
「ホントよ。それより、よく覚えていたわね」
「キミは紅だろ」
「気安く呼ぶな‼ 政府の犬が」
がるるるー、と吠える。
「どちらかというと紅の方が犬だと思うけどな」
「それに関しては蒼も思う」
「お姉ちゃんそれはひどいよ」
「二人は姉妹だったのか。そんな気もしていたが。二人は今日何か問題を起こすわけじゃないんだろ?」
篤は直接的に聴く。
「遊びに来ただけって言ったでしょ」
紅は犬と言われたことが精神的なダメージが大きかったようでどこか力ない。
「仕事をさぼってしまったことだし、そろそろ業務に戻るとする。またな」
「さぼりついでにお茶を一緒にしない?」
蒼が篤に提案する。
「あなたには興味がある」
「だが仕事が――」
「サボった時点で問題ありだし、紅的には、今更少し伸びた所でどうしようもない気がするけど?」
あまりにも的確な突っ込みに何も言えない篤は観念する。実際、篤自身二人に対して興味がある。それ以前に謎の組織に所属する二人だ。何かしらの有益な情報を得られるかもしれない。
お茶の誘いを受けることにした。
三人はショッピングモール内一人気のある喫茶店に入る。そこは昔ながらの喫茶店と呼ぶにふさわしい木材を中心とした落ち着いた雰囲気の店内。カウンター席やテーブル席、小さな和室の部屋までもがある。
紅と蒼は迷わず和室の方へと向かい靴を脱いで畳の上に上がる。篤もそれに続いて上がる。
なんとも不思議な時間が始まる。
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