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第五機
同時暴走事件 《翠間・ナヅナ》
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海上都市〝天海〟で、機械人形の暴走が始まってから三十分。未だに機械人形の暴走が続く。人と同じくらい存在する機械人形の暴走は全てではないものの、機甲官と機甲人形で構成されたペアの数を超える。首謀者すら判明していないため、解決への目途が一切立たない。完全な人手不足となっている。
そのため、一ペア当たりの対応が増え戦闘続行が不可能となったペアが現れ始めた。
北エリア――中央部の家具製造会社。
作業を行う機械人形と作業用ロボット
「くそっ!! どうなってやがる。おい、ナヅナ!! 俺の盾としての役割に集中しろ」
「はい、翠間さん」
攻撃もしていたナヅナは翠間の命令通り体を張って守る。ナヅナの戦闘用スーツはすでに役目を果たしていない。来ているというより絡まっているといった方が正しい状態。体も一目で機械人形だと気が付く程、筋肉に似せて作られたパーツなどがむき出しになっている。
それでもナヅナは自由の利かなくなっていく体に鞭を打って翠間に攻撃を仕掛けようとする機械人形の間に入ってそれを防ぐ。その度に体勢を崩しては立ち上がり、また防ぐ。だが、それに対して翠間は何も言わない。迫りくる機械人形に舌打ちをするだけ。
ナヅナ自身、翠間に対して何も言わない。
そんなペアだが戦闘が始まってからの戦果は目を見張るものだった。
機械人形を六体に作業用ロボットを三機と一ペアとは思えない戦果。
更に機械人形を一体倒し、ナヅナは崩れるように倒れる。
「おい!! 何をやってる。次に行くぞ」
「――は……い」
ゆっくりと体を起こして、次の現場へ移動を始めた。
そのため、一ペア当たりの対応が増え戦闘続行が不可能となったペアが現れ始めた。
北エリア――中央部の家具製造会社。
作業を行う機械人形と作業用ロボット
「くそっ!! どうなってやがる。おい、ナヅナ!! 俺の盾としての役割に集中しろ」
「はい、翠間さん」
攻撃もしていたナヅナは翠間の命令通り体を張って守る。ナヅナの戦闘用スーツはすでに役目を果たしていない。来ているというより絡まっているといった方が正しい状態。体も一目で機械人形だと気が付く程、筋肉に似せて作られたパーツなどがむき出しになっている。
それでもナヅナは自由の利かなくなっていく体に鞭を打って翠間に攻撃を仕掛けようとする機械人形の間に入ってそれを防ぐ。その度に体勢を崩しては立ち上がり、また防ぐ。だが、それに対して翠間は何も言わない。迫りくる機械人形に舌打ちをするだけ。
ナヅナ自身、翠間に対して何も言わない。
そんなペアだが戦闘が始まってからの戦果は目を見張るものだった。
機械人形を六体に作業用ロボットを三機と一ペアとは思えない戦果。
更に機械人形を一体倒し、ナヅナは崩れるように倒れる。
「おい!! 何をやってる。次に行くぞ」
「――は……い」
ゆっくりと体を起こして、次の現場へ移動を始めた。
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