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第五機
同時暴走事件 《第二発電施設鎮火作戦 【篤・ツバキ】ルート》 1
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第二発電施設への侵入を図ろうとしているツバキの乗ったエレベーターは屋上下のフロアについた。全面ガラス張りとなったそこからは炎上している第二発電施設が見下ろせる。上から見ると施設の広さがよくわかる。屋上へ上れる階段を見つけて、駆け上がり扉を蹴り開ける。
開けると同時に煙の臭いが鼻腔を燻る。人としての機能を保有しているツバキには若干厳しい。だが人と違い肉体には全く影響はない。
「嫌な匂いですね……」
外部からの内部への刺激に眉をゆがめながら独り言を口にする。
(施設は……あっちですね)
煙の上がる方へ足を運ぶと道を挟んだ先に燃える施設の屋上ヘリポートが見える。まだ火の手は回っていないようで降りられそうだ。
ツバキは屋上の端に立って体の向きを変えて着地する先を背にする。助走距離と歩数を確認しながらまっすぐ歩く。
「一……二……三……四――――」
最適な位置で立ち止まって、着地地点に向きを変える。歩いてきた場所をツバキは走るイメージをして、更に正確なものとしていく。
(建物の角を蹴って前に飛ぶ……着地は受け身の要領で)
「いける‼」
自らの合図に合わせて走り始める。イメージ通りの歩幅、徐々に速度を上げて建物の角を足でとらえる。
「イッケー――――ッ‼」
飛び出す方向へスムーズな重心移動を成功させたツバキの体は、人体を超えた機械人形ならではの跳躍で宙を舞った。
開けると同時に煙の臭いが鼻腔を燻る。人としての機能を保有しているツバキには若干厳しい。だが人と違い肉体には全く影響はない。
「嫌な匂いですね……」
外部からの内部への刺激に眉をゆがめながら独り言を口にする。
(施設は……あっちですね)
煙の上がる方へ足を運ぶと道を挟んだ先に燃える施設の屋上ヘリポートが見える。まだ火の手は回っていないようで降りられそうだ。
ツバキは屋上の端に立って体の向きを変えて着地する先を背にする。助走距離と歩数を確認しながらまっすぐ歩く。
「一……二……三……四――――」
最適な位置で立ち止まって、着地地点に向きを変える。歩いてきた場所をツバキは走るイメージをして、更に正確なものとしていく。
(建物の角を蹴って前に飛ぶ……着地は受け身の要領で)
「いける‼」
自らの合図に合わせて走り始める。イメージ通りの歩幅、徐々に速度を上げて建物の角を足でとらえる。
「イッケー――――ッ‼」
飛び出す方向へスムーズな重心移動を成功させたツバキの体は、人体を超えた機械人形ならではの跳躍で宙を舞った。
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