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第六機
お見舞い【ナヅナ】 4
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大きなプリンを食べていたナヅナだったが、不意に手を止めて篤を見た。数秒見つめあうと、それに対して篤は首を傾げる。ナヅナはプリンを見て再び篤を見て言った。
「どうぞ……。篤さんも食べてください」
篤にプリンとスプーンを渡した。
「いや、ナヅナちゃんに買ってきたものだから、一人で食べな」
「でも……一緒に……食べたい」
これ以上断っては駄目だと判断した篤はプリンを食べる。それを見ていたナヅナの輝く瞳に対して篤は――
「おいしいな」
「うん♪」
その後も一つのプリンを二人で食べた。
「そう言えば、篤さんにパートナーができたって聞きましたよ。どんな感じですか?」
「あぁ……。ナヅナちゃんも一度だけ見たことがある。俺と初めて会った日にいた女の子だよ」
ナヅナは体を左右に揺らしながらデータから思い出そうとしている。思い出したようで左右に揺らしていた体を止めて、紙とペンを取り出すと何やら描き始めた。みるみる完成していくそれを見て篤は驚嘆した。そこに描かれていたのは傷ついたツバキとそれに対してジャケットをかける篤。二人の姿だった。背景まで描かれたそれはペンで書かれて、白黒写真を見ているようでクォリティーが高い。
「この人ですか?」
ナヅナを指さしながら訊いた。だが驚嘆している篤の耳には届かない。
「篤さん?」
「あぁ、そう彼女だ。名前はツバキ。それにしても絵が上手だな。驚いた」
「よくここに来るので、ひまなときは今みたいに絵を描いてすごしてます」
ナヅナの言葉に篤は今までにない反応を見せた。
「どうぞ……。篤さんも食べてください」
篤にプリンとスプーンを渡した。
「いや、ナヅナちゃんに買ってきたものだから、一人で食べな」
「でも……一緒に……食べたい」
これ以上断っては駄目だと判断した篤はプリンを食べる。それを見ていたナヅナの輝く瞳に対して篤は――
「おいしいな」
「うん♪」
その後も一つのプリンを二人で食べた。
「そう言えば、篤さんにパートナーができたって聞きましたよ。どんな感じですか?」
「あぁ……。ナヅナちゃんも一度だけ見たことがある。俺と初めて会った日にいた女の子だよ」
ナヅナは体を左右に揺らしながらデータから思い出そうとしている。思い出したようで左右に揺らしていた体を止めて、紙とペンを取り出すと何やら描き始めた。みるみる完成していくそれを見て篤は驚嘆した。そこに描かれていたのは傷ついたツバキとそれに対してジャケットをかける篤。二人の姿だった。背景まで描かれたそれはペンで書かれて、白黒写真を見ているようでクォリティーが高い。
「この人ですか?」
ナヅナを指さしながら訊いた。だが驚嘆している篤の耳には届かない。
「篤さん?」
「あぁ、そう彼女だ。名前はツバキ。それにしても絵が上手だな。驚いた」
「よくここに来るので、ひまなときは今みたいに絵を描いてすごしてます」
ナヅナの言葉に篤は今までにない反応を見せた。
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