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第六機
お見舞い【ナヅナ】 終
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きつい言葉を捨て台詞のように言った手前篤は言い忘れたことを思い出しても話づなく、逡巡しながら立ち止まっていた。
そんな篤の背を不思議そうに見つめるツバキとナヅナは何か行動を起こしたほうがいいのかと悩みツバキが口を開いた。
「篤さんどうかしましたか?」
ツバキが話のきっかけを作ることによって、篤が話しやすい環境がその場には整った。それに乗じて篤は逡巡をやめて一つ提案する。
「ナヅナちゃん、ツバキと中枢番号を好感しておいてくれ……」
中枢番号とは機械人形、主に戦闘用機械人形の頭内部に付けられた特殊な連絡装置ので、機械人形同士で直接連絡を取ることができる。
だが、多くの機械人形はその機能を使用しない。その大きな理由が連絡をした際に人でいうところの精神がつながることに等しく。行動記録などの情報が行き来してしまうこともある為に、日々行動を共にしている機甲官は自らの情報も漏れることを恐れて使用しないのだ。
「どうして……? ナヅナが翠間さんに情報を流すかもしれないのに」
篤の発言は信頼しての言葉か、はたまた情報収集のためかのどちらかだ。ナヅナの反応はいたって普通で、それを提案した篤が普通ではないのだ。
「なら、ナヅナちゃんは実際にするつもりなのか?」
篤の質問にナヅナは首を大きく左右に振って、否定の動作をした。
「それなら問題ない。俺もツバキから情報を訊くつもりもない。そうだ、ツバキに聞くのを忘れていた。交換しても構わないか?」
「私は構いませんよ」
「ほんとうにいいんですか?」
篤が肯定するとツバキとナヅナは中枢番号を交換した。
「何かあったらいつでも連絡をしてください」
ツバキはそう言って、立ち上がって出ていく篤についていった。
「篤さんは昔からあぁだったのかな?」
ナヅナはポツリと甘い香りほのかに残る部屋で呟いた。
そんな篤の背を不思議そうに見つめるツバキとナヅナは何か行動を起こしたほうがいいのかと悩みツバキが口を開いた。
「篤さんどうかしましたか?」
ツバキが話のきっかけを作ることによって、篤が話しやすい環境がその場には整った。それに乗じて篤は逡巡をやめて一つ提案する。
「ナヅナちゃん、ツバキと中枢番号を好感しておいてくれ……」
中枢番号とは機械人形、主に戦闘用機械人形の頭内部に付けられた特殊な連絡装置ので、機械人形同士で直接連絡を取ることができる。
だが、多くの機械人形はその機能を使用しない。その大きな理由が連絡をした際に人でいうところの精神がつながることに等しく。行動記録などの情報が行き来してしまうこともある為に、日々行動を共にしている機甲官は自らの情報も漏れることを恐れて使用しないのだ。
「どうして……? ナヅナが翠間さんに情報を流すかもしれないのに」
篤の発言は信頼しての言葉か、はたまた情報収集のためかのどちらかだ。ナヅナの反応はいたって普通で、それを提案した篤が普通ではないのだ。
「なら、ナヅナちゃんは実際にするつもりなのか?」
篤の質問にナヅナは首を大きく左右に振って、否定の動作をした。
「それなら問題ない。俺もツバキから情報を訊くつもりもない。そうだ、ツバキに聞くのを忘れていた。交換しても構わないか?」
「私は構いませんよ」
「ほんとうにいいんですか?」
篤が肯定するとツバキとナヅナは中枢番号を交換した。
「何かあったらいつでも連絡をしてください」
ツバキはそう言って、立ち上がって出ていく篤についていった。
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ナヅナはポツリと甘い香りほのかに残る部屋で呟いた。
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