海上都市の機甲女 ~a point of change~

ケニーさん

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第七機

会議 14

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 篤とツバキの出た後の会議室は再び騒がしくなっていたい。

「穂摘さんでしたか?」

「はい。何でしょうか神子様」

「彼の実力は如何ほどですか?」

 彼というのが篤であることを理解して、穂摘は答える。

「篤二等官でしたら心配ありません。それと今時間を稼いでいるペアも実力者です。ですが、どんな機械なのかもわかりません。ですので、何名か増援が必要かと思います。移動しながらでも作戦は考えることができます」

「そうですね」

「なら第三課が引き受けます。斎郷最高官よろしいでしょうか?」

「今回の件は君にすべて任せる」

「わかりました。では早急に」

 第六課室長は自身の機甲人形とともに事態の収拾に向かった。

「それにしても、篤二等官の事をずいぶんと信頼なさっているのですね」

「彼は、篤二等官は自分が正しくないことは決してしません。ですが正しいと判断したことは必ずやり遂げる。篤二等官の長所です」

「そうですかね。篤二等官は正義感の強い方のようですね。篤二等官もあなたを信頼しているようでしたし、とても良い関係ですね」

 神子は笑みを浮かべていった。だが、その表情はすぐに切り替わって、日本のトップとしてのものになる。

「では、私たちは私たちで仕事をいたしましょう。斎郷最高官、霧島的射についてよくご存じのようなのでお話願いますか?」

 顎に相当力が入っているのかギリギリと歯と歯が擦れて音を立てる。流石にその音は神子のもとには届かない。

「奴はこの海上都市の元機甲官でした。六年ほど前の話です。ここに居る者たちは室長になってまだ浅い。知らないものが多いい。だが俺以外も知っている者は多くいるはずだ」

「それは驚きました。では何故彼は機甲警察を辞めたのでしょうか?」

 歳はまだ三十代前はといったところで機甲警察を辞めるような歳ではない。それどころか、経験を積み一番戦力として数えられる。だというのに辞めている。

「辞めたわけじゃない……死んだんですよ。それなのに奴は生きていた……何故だ!!」

「何か能力を持っていたようですが、彼の能力は?」

「それは――――」
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