132 / 156
第七機
会議 14
しおりを挟む
篤とツバキの出た後の会議室は再び騒がしくなっていたい。
「穂摘さんでしたか?」
「はい。何でしょうか神子様」
「彼の実力は如何ほどですか?」
彼というのが篤であることを理解して、穂摘は答える。
「篤二等官でしたら心配ありません。それと今時間を稼いでいるペアも実力者です。ですが、どんな機械なのかもわかりません。ですので、何名か増援が必要かと思います。移動しながらでも作戦は考えることができます」
「そうですね」
「なら第三課が引き受けます。斎郷最高官よろしいでしょうか?」
「今回の件は君にすべて任せる」
「わかりました。では早急に」
第六課室長は自身の機甲人形とともに事態の収拾に向かった。
「それにしても、篤二等官の事をずいぶんと信頼なさっているのですね」
「彼は、篤二等官は自分が正しくないことは決してしません。ですが正しいと判断したことは必ずやり遂げる。篤二等官の長所です」
「そうですかね。篤二等官は正義感の強い方のようですね。篤二等官もあなたを信頼しているようでしたし、とても良い関係ですね」
神子は笑みを浮かべていった。だが、その表情はすぐに切り替わって、日本のトップとしてのものになる。
「では、私たちは私たちで仕事をいたしましょう。斎郷最高官、霧島的射についてよくご存じのようなのでお話願いますか?」
顎に相当力が入っているのかギリギリと歯と歯が擦れて音を立てる。流石にその音は神子のもとには届かない。
「奴はこの海上都市の元機甲官でした。六年ほど前の話です。ここに居る者たちは室長になってまだ浅い。知らないものが多いい。だが俺以外も知っている者は多くいるはずだ」
「それは驚きました。では何故彼は機甲警察を辞めたのでしょうか?」
歳はまだ三十代前はといったところで機甲警察を辞めるような歳ではない。それどころか、経験を積み一番戦力として数えられる。だというのに辞めている。
「辞めたわけじゃない……死んだんですよ。それなのに奴は生きていた……何故だ!!」
「何か能力を持っていたようですが、彼の能力は?」
「それは――――」
「穂摘さんでしたか?」
「はい。何でしょうか神子様」
「彼の実力は如何ほどですか?」
彼というのが篤であることを理解して、穂摘は答える。
「篤二等官でしたら心配ありません。それと今時間を稼いでいるペアも実力者です。ですが、どんな機械なのかもわかりません。ですので、何名か増援が必要かと思います。移動しながらでも作戦は考えることができます」
「そうですね」
「なら第三課が引き受けます。斎郷最高官よろしいでしょうか?」
「今回の件は君にすべて任せる」
「わかりました。では早急に」
第六課室長は自身の機甲人形とともに事態の収拾に向かった。
「それにしても、篤二等官の事をずいぶんと信頼なさっているのですね」
「彼は、篤二等官は自分が正しくないことは決してしません。ですが正しいと判断したことは必ずやり遂げる。篤二等官の長所です」
「そうですかね。篤二等官は正義感の強い方のようですね。篤二等官もあなたを信頼しているようでしたし、とても良い関係ですね」
神子は笑みを浮かべていった。だが、その表情はすぐに切り替わって、日本のトップとしてのものになる。
「では、私たちは私たちで仕事をいたしましょう。斎郷最高官、霧島的射についてよくご存じのようなのでお話願いますか?」
顎に相当力が入っているのかギリギリと歯と歯が擦れて音を立てる。流石にその音は神子のもとには届かない。
「奴はこの海上都市の元機甲官でした。六年ほど前の話です。ここに居る者たちは室長になってまだ浅い。知らないものが多いい。だが俺以外も知っている者は多くいるはずだ」
「それは驚きました。では何故彼は機甲警察を辞めたのでしょうか?」
歳はまだ三十代前はといったところで機甲警察を辞めるような歳ではない。それどころか、経験を積み一番戦力として数えられる。だというのに辞めている。
「辞めたわけじゃない……死んだんですよ。それなのに奴は生きていた……何故だ!!」
「何か能力を持っていたようですが、彼の能力は?」
「それは――――」
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる