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アケボノ
カール③
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サードはうちのチームは渡辺くん。あだ名はマッドサイエンティストだ。
「ガードの裏に置いて!」
「はーい!」
山下さんとは仲が良く、よく2人で喋っているのを見る。クラスの奴らからは付き合ってるんやないかって噂も出るほどだ。
そんな渡辺くんは指示通りガードストーンのすぐ裏に置いた。
「ナイス~!」
「ナイショー!」
そして相手チーム。次は松島くんだ。
「松島くんは、今さっきのにつけるように。ちょっと飛ばしてもいいから。」
「うい!」
投げた石はサイドガードの横を通り、さっき渡辺くんが投げた石に少し当たって止まる。今ので1番近い石が聡のチームの石になった。
「やべぇ。めっちゃ楽しい。」
「やな。」
ここまで拮抗している試合をしているとやはり楽しい。
そしてサードの2投目は2人とも大きく外れる。ガードストーンが動くこともなく、配置は全く変わっていない。
「山下さん、センターガード壊そっか。」
「せやな。それ当てたらいいとこ行くと思う。」
スキップの1投目。山下さんに指示を出すのは俺だ。センターガードの前にブラシを置き、そこに来るように指示を出す。
投げられた石は真っ直ぐセンターガードに向かってきた。
「どう?擦らんでいい?」
「いけると思う。あっ、やっぱ擦って!ヤーップ!」
少し緩い気がして、ブラシをするように指示を出す。するとスピードがほぼ落ちることなくセンターガードを弾き、中の2つを弾いて止まった。しかも少しガードストーンの裏に隠れるように止まったので絶対に狙いにくいはず。
「OKいいとこいいとこ!勝てんちゃう?」
「いや、次は花胡ちゃんやからな。何してくるか分からん。」
聡がブラシを置いたのはサイドガードの間。ここからどうやって攻めてくるのか。
船戸さんが投げた石は少し左のガードストーンに寄っていく。そして当たった。
―ココン
弾いたあと、もう片方のガードストーンにも当たる。ダブルテイクアウトだ。
「マジかよ。」
お陰でハウスの前で邪魔になっている石はなくなり、うちのチームの石だけが見えてしまった。
「どうするどうする?」
「山下さんは、ここら辺狙って!」
俺はできる限り同じようなところを狙えるようにブラシを置く。できる限り、うちのチームの石につけられるように。ぴったりにくっつけばうちのチームの勝ちはほぼ確定。でも、少しでも間が空いてしまったら、負ける可能性が出てくる。
山下さんが投げた石は少しカールを描いてさっきの石に向かっていく。スピードも速くなく、いいところで止まりそうだ。
「当たるな当たるな当たるな!」
―コン
「当たったぁー!」
少し当たってしまい、間ができてしまう。
「これはこっち勝機あるぞ!船戸さん!ここ2つとも押し出して!」
「そんな間空いてるん?」
船戸さんは手早く準備をして、構える。そして、蹴り出した。
「届けぇ!」
「ガードの裏に置いて!」
「はーい!」
山下さんとは仲が良く、よく2人で喋っているのを見る。クラスの奴らからは付き合ってるんやないかって噂も出るほどだ。
そんな渡辺くんは指示通りガードストーンのすぐ裏に置いた。
「ナイス~!」
「ナイショー!」
そして相手チーム。次は松島くんだ。
「松島くんは、今さっきのにつけるように。ちょっと飛ばしてもいいから。」
「うい!」
投げた石はサイドガードの横を通り、さっき渡辺くんが投げた石に少し当たって止まる。今ので1番近い石が聡のチームの石になった。
「やべぇ。めっちゃ楽しい。」
「やな。」
ここまで拮抗している試合をしているとやはり楽しい。
そしてサードの2投目は2人とも大きく外れる。ガードストーンが動くこともなく、配置は全く変わっていない。
「山下さん、センターガード壊そっか。」
「せやな。それ当てたらいいとこ行くと思う。」
スキップの1投目。山下さんに指示を出すのは俺だ。センターガードの前にブラシを置き、そこに来るように指示を出す。
投げられた石は真っ直ぐセンターガードに向かってきた。
「どう?擦らんでいい?」
「いけると思う。あっ、やっぱ擦って!ヤーップ!」
少し緩い気がして、ブラシをするように指示を出す。するとスピードがほぼ落ちることなくセンターガードを弾き、中の2つを弾いて止まった。しかも少しガードストーンの裏に隠れるように止まったので絶対に狙いにくいはず。
「OKいいとこいいとこ!勝てんちゃう?」
「いや、次は花胡ちゃんやからな。何してくるか分からん。」
聡がブラシを置いたのはサイドガードの間。ここからどうやって攻めてくるのか。
船戸さんが投げた石は少し左のガードストーンに寄っていく。そして当たった。
―ココン
弾いたあと、もう片方のガードストーンにも当たる。ダブルテイクアウトだ。
「マジかよ。」
お陰でハウスの前で邪魔になっている石はなくなり、うちのチームの石だけが見えてしまった。
「どうするどうする?」
「山下さんは、ここら辺狙って!」
俺はできる限り同じようなところを狙えるようにブラシを置く。できる限り、うちのチームの石につけられるように。ぴったりにくっつけばうちのチームの勝ちはほぼ確定。でも、少しでも間が空いてしまったら、負ける可能性が出てくる。
山下さんが投げた石は少しカールを描いてさっきの石に向かっていく。スピードも速くなく、いいところで止まりそうだ。
「当たるな当たるな当たるな!」
―コン
「当たったぁー!」
少し当たってしまい、間ができてしまう。
「これはこっち勝機あるぞ!船戸さん!ここ2つとも押し出して!」
「そんな間空いてるん?」
船戸さんは手早く準備をして、構える。そして、蹴り出した。
「届けぇ!」
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