血まみれの剣

守 秀斗

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第3話:獲物を待つ

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 朝っぱらから冒険者ギルドの隅っこに座る。手には血まみれの剣。私は何をしているんだろう。ああ、そうだわ、首を刎ねなきゃ。首を刎ねて、大量に噴き出す血。何でそんな事をしなきゃいけないんだろう。もう、私には何が何だかわからなくなってきた。

 あなたが望んだことでしょうけど。
 何でそんな事をさせるの。
 私は少しも気持ち良くないわ。

 あれは一年以上前だったかしら。初めて会った時、あなたは優しかった。私の体はすっかり汚れてしまったと思っていた。そんな私にそっと接吻してきたあなた。びっくりしたけど、気持ち良かった。そして、地下室での私の全身を丁寧に嘗めるあなた。

「そんなところ汚いです……」
「綺麗。全てがね」

 そして、あなたは私のあそこの肉洞に舌をねじ込んできた。私のあそこから溢れるいやらしい液体を飲み干す。

「あ、汚いです!」
「全然、美味しい」

 そして、敏感な女の肉芽をやさしく指で刺激してくれるの。
 すごく気持ちがいい。
 同時にあそこの穴の中にも指を入れてきた。
 私の中を擦ってくれる。

「あ、いいです、ああん、気持ちいい、アッ、アッ、アッ、だめ、ああん、私、いっちゃう、ああ、いくう!」

 私は全身を振るわせていってしまったの。そんな私をやさしく抱きしめてくれたあなた。あなたとの行為にのめり込んでいく私。嫌な事を忘れさせてくれた。秘かに地下室で何度も愛し合ったの。私を何度も絶頂へいかせてくれた。幸せだったわ。でも、最初から私を狙っていたのね。いつの間にか、私はあなたの奴隷になった……。

 その後は地獄。あなたとの行為も嫌悪感でいっぱい。でも、逆らえなかった。

 獲物はいつ来るのかしら。ああ、来たわ。金髪の男。私は後ろから近づく。うまく首を刎ねることが出来るかしら。私は剣の柄を握りしめる。

 あなたはぞくぞくしてるんだろうなあ。
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