屈辱と愛情

守 秀斗

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第24話:目隠しされる志穂

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 志穂は全裸で四つん這いになって、自分の部屋を出る。首輪をして、鎖は一郎が持っている。鏡の部屋まで這っていくよう命令された。

(もう、お仕事の方でお疲れではって言おうと思ったんだけどなあ。私も疲れているので何とか休ませようとしたかったけど、今日も言えなかった……女に首輪を付けて四つん這いで歩かせてメス犬扱いにするプレイって元カレとしたなあ。確か、動画もあるはず。一郎さんは、またそれを参考にしたんだろうなあ。確か、元カレは私の後ろの穴に数珠つなぎのアナルビーズを半分入れて、残りをお尻から垂らしたなあ。私を辱めて喜んでいた。犬には尻尾があるだろうって。でも、私は恥ずかしかったけど、興奮もしてた……結局、男の人って、女に屈辱を与えて喜ぶのかなあ。そして、屈辱を受けて女は興奮するのかしら……一郎さんは尻尾を付けるとか、そこまでしないけど)

 そして、四つん這いで廊下を歩く志穂はあそこが濡れてきてしまう。

(メス犬扱いされて、私、興奮してる……いやらしい……あそこが濡れてきた……)

「志穂、気持ちいいか」
「……え、ええ」

 しかし、突然、一郎が歩くのをやめた。

「あ、どうされましたか」
「志穂、あんまり気持ちよさそうじゃないね」
「え、いえ、そんなことはありません。興奮します、気持ちいいです」

(気持ちいいですって、つい答えちゃったけど、膝が痛いなあ)

 そんなことを考えていると、突然、一郎が志穂を抱き抱えた。いわゆるお姫様だっこ。志穂は裸のまま一郎の分厚い胸に抱き着く。

「気持ち良くないんじゃないか。志穂の膝が痛そうな気がしたんだ。痛いんだろ、そういう時はすぐに言わないと」
「すみません……」
「このまま鏡の部屋まで抱いていくよ」
「はい、ありがとうございます」

 志穂は夫の胸に顔を擦りつける。

(……気持ちがいいわ、やっぱり女はこういう風に男性に抱き抱えられるのも好きなのよね)

 志穂は裸のまま、鏡の部屋まで運ばれる。そして、部屋に降ろされると、またオナニーをするよう命令された。志穂は全く逆らうことなく、自らオナニーをする。

「志穂、メス犬にように四つん這いになるんだ。そして、お尻をあげて、オナニーをするんだ」
「はい、一郎さん、志穂が最後までいくのを見ててくださいませ」

 鏡には床に頭を付けて、お尻を高々と上げる。鏡にはそのいやらしい格好が映っている。その姿勢でオナニーをする自分に志穂は興奮してしまう。

(もう、夫の前でオナニーをする事に全然気にならなくなった……むしろ見てほしい……メス犬になった私がいやらしくオナニーをするのを見てほしい、ああ、あそこがすごく濡れてくる)

 志穂は指で淫口に指をズブズブと挿入してオナニーをする。派手に喘ぎ声をあげる。

「あっ、いい、いいわ、志穂のあそこが気持ちいいの、ああん、志穂のオナニーを見て、見てえ」

 身体を震わせて、絶頂へいってしまう志穂。少しぐったりとして、床に横たわる。その志穂に一郎は立つよう命じて、両手首を前に出すよう言った。素直に手首を突き出す志穂。そして、手錠をかけられて、例のフックで腕を頭上に上げられる。足首には足枷。それに長い棒を付けられて、股が閉じられないようにされた。この前にしたポーズだ。志穂は一切逆らわなかった。ただ、今日は黒い布で目隠しをされた。何も見えない。ドキドキしてくる志穂。

「君はSMショーに出た時、黒い布を顔の上半分に巻き付けていたけど、あれは全然見えなかったの」
「え、あの、実は見えてました。ただ、ライトが当たって、客席は暗くてよく見えなかったです……」

 志穂はSMショーに出た時のことを思い出す。大勢の観客の前で全裸で恥ずかしいことをした。その事を思い出して、今し方、オナニーでいったあそこが疼いてしまう。

(ああ、またすごく濡れてくる……)

「ああ、だからわりとスムーズにステージを歩けたり、オナニーしたり、おしっこ出来たんだね」
「あ、あの、一郎さん、本当にその事はもう言わないで、何でも一郎さんの命令には聞くし、絶対逆らいませんから……恥ずかしいです……」
「でも、君は恥ずかしいことをするのが好きなんじゃないのかなあ」

 一郎が志穂のあそこをそっとさわる。

「ああ、いや……」

 志穂の陰部はかなり濡れていた。さきほどのオナニーだけのせいではない。

「興奮しているんじゃないのかな、志穂は。すっかり濡れてるよ。目隠しされてSMショーに出た時のことを思い出して、気持ちいいんじゃないの」
「はい、興奮してます……でも、罪悪感も感じてしまって、私、結局、一郎さんを騙したわけですから……何も知りませんって顔して、あんなショーに出てたので……」
「うーん、じゃあ、SMショーに出たことは言わないよ、忘れるよ」
「はい、お願いします」

(でも、私がSMショーに出たことは忘れないだろうなあ、一郎さん。ああ、何で出演してしまったのかなあ……一生の恥になることをしてしまった……でも、今、目隠しされて、またSMショーに出たことを思い出して……それだけで興奮してる……私って本当にいやらしいなあ……何をされるんだろう……)

 志穂はかなりドキドキしてきた。でも、こういうプレイも元カレとしたことがある。ただ、元カレは志穂を拘束した後、別の部屋に行ってしまった。ずっとそのままにされて、二時間ほどで戻って来た元カレ。

「サッカーの試合を見てたんだ。忘れてたよ。いやあ、放置プレーしちゃったね」

 ふざけた人だったなあと志穂は思い出していると、一郎が志穂の耳たぶを触ってきた。びっくりするとともに、快感が頭を走る。思わず、悲鳴をあげる志穂。

「ひあ!」

(ああ、耳を責めてくるなんて珍しいわ。ああん、でも気持ちいい。あそこが熱い、また濡れてくるわ。耳たぶをさわられているだけなのに、興奮しちゃう。やっぱり女は全身が性感帯なのかしら……)

 もう片耳をさわるのかと志穂が期待していると、今度は身体全体をやさしくさわられた。拘束されてるので、一切、逃れることはできないが、そんな気持ちは全く起きない、もっと乱暴にさわってほしいとも思う。

「ああ……」

 志穂はどんどんと気持ち良くなって、そして、興奮してくる。

(……いいわ、すごく気持ちいい……愛する人が愛撫してくれるの……気持ちいいわ、あ、ああ! いい、あそこがもっと濡れてきた、ああん、すごく濡れてくる、いやらしい液が私のあそこから内股を通じて膝の方まで垂れていくわ。私、すっかり濡れやすくなってる)

 そして、ようやく志穂は胸を揉まれる。すごく気持ちいい、尖った乳首を少しきつく詰まられる。快感が頭を貫く。

「痛くないか、志穂」
「いえ、痛くないですう、あっ、いいです、いい、胸がいいの、おっぱいもっと嬲って、ああ、もっと責めてくださいませ、一郎さん……」

 一郎が、再び、志穂の全身を撫で回す。少し、焦らされてる。

(焦らされてあそこがますます濡れてくる……いいのよ、女は好きな人ならどんなことをされてもいいの。もう、メチャクチャに乱暴してほしい。虐めてほしい、辱めてほしい……)

 志穂のあそこがさらに濡れてくる。その淫口に指が挿入された。

「あひい!」

 ズブズブと挿入されて、志穂の身体の中の敏感な部分を擦り、同時に外側の敏感な部分もゆるゆるとさわられた。もうそこを男にさわられたら女は逆らえない。

「ああ、あっ、あっ、あっ、いい、あそこが気持ちいいです、ああ、いいですう、ああん、一郎さん、志穂を嬲って、虐めて、辱めて、支配して、征服して、ああ、私を性奴隷にしてえ!」

 ますます淫液を溢れだす志穂の肉壺。肉の花びらをびしょ濡れにする。いやらしい液が股間から垂れ流れて、内股から脚を伝って床まで落ちていくのが自分でもわかる。

(もう、私、すっかり濡れやすい体質になってしまった。激しかったり、適当だったりの元カレの行為とは違うわ。全身を丁寧に愛撫してくれるの、でも、もっと乱暴にされてもいいな……ああ、そんなことを考える私、なんていやらしいの、あそこから出るいやらしい液が溢れかえっている……でも、それを見ることは出来ない。見れないので、なお興奮するわ……でも、ビデオカメラが撮影してるから後で見ることが出来る……ああ、いやらしいことをされているのを見たいって、なんて淫らなことを考えてしまうのかしら)

 執拗に淫口と敏感な部分を、肉芽を嬲られ、ついに志穂は絶頂へいく。

「ああ! いっちゃう、志穂、あうう、いく、いくう、ああ、志穂、いきますう、ああん、志穂、いくう!!」

 ビューっとあそこから潮を噴き出す志穂。

(ああ、潮を噴き出した……いいわ、気持ちいい……)

 そんな志穂に一郎がささやく。

「もっと虐めてほしいか、志穂」
「はい、志穂を乱暴してください、虐めて、辱めて、ああん、もっと、私に屈辱を与えてえ!お仕置きしてえ!」 

 すると、志穂のあそこにバイブがズブズブと挿入された。

「あひい、いい」

 同時に後ろの穴にもローションをたっぷりと塗ったバイブを挿入され、あそこと後ろの穴を同時に弄ばれる。

「あうう、いい、いいですう、ああ、乱暴して、志穂を乱暴してえ! 前も後ろも、お願い、志穂を気持ち良くさせてえ!」

 そして、女の敏感な部分がバイブの機能で吸引される。

「あ、ああああ! ああ、いい、ああ、おかしくなるう、志穂、気持ち良くて変になっちゃう」

 外側から吸引するタイプのバイブだと志穂は思った。周りが見えない分、辱めを受けている部分に神経が集中して気持ちが良すぎて、口から止めどもなく涎を垂らす志穂。大きな乳房まで涎が滴り落ちていくが、もうどうなってもいいと思った。

「ああん、もっと虐めて、志穂を虐めて、性奴隷にしてえ!!!」

 クリトリス、淫口、後ろの穴、三か所を同時に責められて志穂は、自ら恥ずかしいことを絶叫する。

「ああ、いくうう!!」

 ビュービューと潮を撒き散らしながら志穂はまた絶頂へいく。

(ああん、気持ちいい、けど、ああ、もっともっと責めてほしい……)

 すると、手のロープが柔らいだ。足枷も外される。バイブもあそこと後ろの穴から抜かれてしまった。もう終わりかしらと思ったら、志穂は四つん這いされ、お尻を高々と上げさせられた。あそこに、バイブではなく、一郎のペニスをズブズブと挿入される。

(ああ、入れてくれた、出して、いっぱい出してほしいわ、私、赤ちゃんほしい……)

「ああ、いいです、気持ちいい、ああん、白い液ください、白い液をいっぱい志穂のいやらしいあそこに注ぎ込んでください、一郎さん!」

 後ろから責められる志穂。その後もいろんな体位を変えては激しくあそこの肉襞を擦られて、ますます気持ち良すぎて、淫口からいやらしい液を吐き出し、身体を痙攣させて、再び潮を噴きだしながら絶頂へいく志穂。

「あうう、いっちゃう、いく、いくう、志穂、いくう!」

 もう快感でわけがわからなくなってしまう志穂、何度も絶頂へいかされて、ぐったりと横になる。

(気持ちよかったわ……でも、あそこに出してほしかったのに……)

 しばらくして、目隠しを取ろうとすると、一郎に命令された。

「志穂、そのまま目隠しをしているんだ」
「は、はい」

 そして、床に横たわったまま、休んでいると一郎が志穂の耳元でささやいた。

「志穂、口でもしたいかな」

(口でさせられるのかしら、いいわ、したいわ、私も一郎さんを気持ち良くさせたいから……)

「はい、したいです、いえ、させてくださいませ、志穂は一郎さんの体液飲みたいです……」

 するとあぐらをかいた一郎は志穂の頭を促して、口元に男の剛直を持って行く。

「君の淫液まみれの僕のものを口できれいにしてくれるかな」
「はい、私のはしたない液で汚してしまって申し訳ありません、口できれいにしますからお許しくださいませ……」

 目隠しをしたまま、志穂はペニスを慎重に口で咥える。両手でやさしくペニスを持って口で刺激する。舌で舐め回して、夫を喜ばせようとする志穂。

(ああ、何も見えないけど、どうかしら。うまく出来るかしら。目隠して口でするのは初めてだわ)

 舌で刺激しながら唇で亀頭を刺激する。激しく頭を動かして夫を喜ばせようとする志穂。

(一郎さん、気持ち良くなって、私の口で、ああん、一郎さんのこと好きなの、愛してるの、だから、もっと気持ち良くなってほしい)

「志穂、出すよ」
「うう……」

(出して、いっぱい飲みたいの、白い液……)

 志穂の口の中に出す一郎。

(ああ、来たわ、ああん、白い液をいっぱい飲むの、ああ、美味しいわ)

 白い体液を喉をこくんこくんと動かしていっぱい飲み干す志穂。

「ああ、美味しいです、白い液を口の中に出していただいて、ありがとうございます」

 そこで志穂は目隠しを外された。鏡には全身汗まみれ、淫液まみれ、股間はびしょ濡れで口から飲みきれなかった白い液を垂らしている女が映っている。

(ああ、何てハレンチな女なのかしら、私……)

「じゃあ、僕はシャワーを浴びるから」
「はい、志穂を虐めてくださって、ありがとうございます」

(虐めてとか辱めてとか、性奴隷にしてとかさんざん淫らなことを言ってしまった。いやらしい女だと思って、一郎さん、呆れてるかもしれないなあ)

 そして、今、撮影したビデオ動画を大型モニターで再生する志穂。全裸で拘束されて目隠しされたいやらしい自分が映っている。

(いやらしいわ、私。すごく興奮してる、あそこからいやらしい液がどんどん流れ出ていく。ああ、すごいいやらしい光景だわ……あれ、でも、一郎さん、無表情だなあ。あんまり楽しくなさそう……どうなんだろう、気持ち良かったと思うけど……)
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