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27.ナマ殺し
しおりを挟む祐樹の硬くなったモノが、俺のケツに当たる。
祐樹は俺の腰を持って、身体を前後に振った。二人の汗と、祐樹のイチモツの先から垂れる汁で、その間はヌルヌルだった。摩擦を繰り返すたびに、尻の隙間からピタピタと間の抜けた音が漏れる。
「・・・・・・これ、やばいかも」
そういったのは祐樹だった。
けれど、三田もまた、同じ気持ちだった。
祐樹の生の熱が、尻の穴を刺激する。ピタピタと祐樹が腰を揺らすたびに、俺のイチモツも前後に揺れた。
激しい揺れに耐えるために、仕方なく両手を壁につく。そのため、自分のものを慰めることもできない。
どうにも消化しきれない気持ちを解消するために、祐樹にずっとして欲しかったお願いをした。
「・・・・・・祐樹」
「ん?」
「俺のこと、名前で呼んで」
懇願するようにそう言うと、祐樹が笑った。
「わ、笑うなよ!」
「ごめん。嬉しくて、つい」
そういうと、祐樹が口許を俺の耳にそっと近づけた。
「・・・・・・・・・・・・智也」
その瞬間、脳が震えた。鼓膜の振動が頭のどこかから大量の快楽物質を出させる。
うわ、俺いまめっちゃ幸せかも・・・・・・。
激しくなっていく揺れと刺激。ぼんやりしていく頭の中で、三田はそんなことを思った。
「智也・・・・・・、俺、もう限界かも」
そう言い終わる頃には、祐樹はすでに果ててしまっていた。飛び散る精液をどうにか抑えようと、三田の尻に自分のイチモツをくっ付ける。
祐樹のものがドクドクと動いてる感触、熱い液が漏れ出ている生の実感に、三田はやられた。
しばし呼吸を整えてから、祐樹はそっと身体を離した。
「ごめん、我慢できなかった・・・・・・。大丈夫?」
ベタベタに汚れた色んなところを、祐樹はティッシュで拭いていく。俺は耐えられず、祐樹が拭き終わる前に、振り向いた。
「大丈夫じゃ、ねぇよ。・・・・・・俺ももう、我慢の限界なんだよ」
苦しそうな顔で、三田は祐樹に迫った。祐樹は体勢を崩し、洋式便器の上に腰をつけた。
祐樹の眼前に、今にもはち切れそうなほど膨張した三田のイチモツがあった。先の方から漏れ出る液が、祐樹の靴の上に垂れた。
「これ、どうにかしてよ。・・・・・・祐樹」
三田が縋るような目でこちらを見下ろす。祐樹は唾を一つ飲んで、それに唇を近づけた。
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