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四章『死別という病』編
第二十話「第一医療棟」-3
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妥当なように思えた。今、この街がギリギリで保っているのは、リトラと戦闘屋の男が二人して、僕らの方に来たことが一つ、そして、向こう側の戦力とエイヴァで均衡が取れているのが一つだ。
リトラたちが戻ってきたことにより、前半の前提が崩れてしまっているのなら、何か僅かな要因で均衡は崩れかねない。相手に時間を与えるのは、最大の悪手だ。
「それならば、この街はあと五、六時間程度で日の出を迎える。屍者たちの動きも多少は鈍くなるだろう。夜明けと共に動き出す……それでどうだ?」
「僕は構わない。元より、そのつもりだったからな」
「……私も構わない、けど、どういうメンバーで行く予定なの? そいつ、口は達者だけど、戦いはからっきしよ」
「本当のことを言うなよ、今、いいところなんだから」
エイヴァはそこで、乾いた笑いを一つ挟んだ。そして、微塵も笑っていない視線で、僕ら二人をなぞる。
「……そっちの少女は安静が絶対だ。行くのなら、私と少年だろう」
それに、と背後に視線を向けて。
「シーナも連れていく。迅速な創薬のためには助手も必要だ。二人とも私が守れば、問題あるまい」
「問題大アリよ!」
案の定、リタは噛み付いた。予想の範囲内の反応だが、それでも、多少、場の空気が淀むのを感じた。
「私はそいつの護衛なのよ。依頼人を放って、病院で寝てるわけにはいかないわ。奪回に向かうなら、そいつと私よ」
「結論が決まっているなら最初から言いたまえ。それに、その体では、死にに行くようなものだ。医者として到底看過はできんね」
「というか、そもそもあんたがジェイを連れて行く理由は何!? そいつ、戦えないって言ってるじゃない!」
「悪霊で満ちた街を行くのだ、霊視無しでは歩けるまい。それに――」
怜悧な瞳が、僕に向けられる。
リタも、たまに人の本心を覗き込むような喋り方をするが、彼女――エイヴァは、さらにもっと底知れない。
リタのように、ある一線を守ってなどくれない。容易く、踏み越えてくる。
僕は自分の中に踏み込まれるのが、正直好きではない。特に、わかったように類推され、さらにそれが正鵠を射たものであるのなら、心理的不快指数はさらに上昇する。
だから――遮ることにした。
「……ちょっと待てよ、霊視を使えるのは、僕だけじゃないだろ」
僕の言葉に、言い合っていた二人の視線が集まるのがわかった。
そして、その瞳が一様に、驚愕の色を帯びていることも。
「あんた、急に何言い出すのよ」
リタの声が、不審げに揺れる。
恐らく、彼女が万全の状態であったのなら、一瞬で推測できていたことだ。しかし、今の彼女は決してベストなコンディションではない。
このことに気が付いたのは――僕ひとりだ。
「ああ、おかしいと思ったんだよ。この診療所が安全地帯になっていることがさ」
「……? それは、患者と医者たちとが、夜通しバリケードで……」
口にしたところで、リタが目を丸くする。彼女も僕と同じ疑問に、そしてその答えに至ったのだろう。
「……面白いことを言うな、少年。回りくどいのは嫌いだ、はっきり言ってみるといい」
面白い、という言葉に相違なく、エイヴァの表情は楽しげに緩んでいる。
まるでそれは、出された謎かけの答えを待つ子供のような、そんな、無邪気なものにすら見えてしまう。それが少しだけ、僕には腹立たしくて――。
「――この建物には、どうして悪霊がいないんだ?」
そう、それが、僕が建物の入り口から感じていた違和感だ。
いくら物理的に扉を閉じようと、悪霊には関係がない。壁や扉を難なくすり抜け、人を呪わんとするだろう。
答えは簡単、バリケードに、悪霊除けの術式がかけられていたから。万能屋の中でも死霊術なんて際物の技術を身に着けているのは珍しいし、当然、市井の人間に扱えるものでもない。
畢竟――いるのだ、死霊術師が。
少なくとも、医療棟に与するような形で。
僕の答えがお気に召したのだろう、エイヴァは満足げに頷いた。
「クククッ……まあ、元より隠す気は無かったがね。だが、気が付いたのであれば、勿体つける必要もあるまいよ」
彼女は立ち上がると、僕を指で呼び寄せた。シーナが脇に立つ、扉の方にだ。
「改めて、少年。名前を聞こうか」
「……ジェイ」僕は控えめな声色で伝える。
「フルネームで、だ。医者の前で隠し事ができると思うなよ」
やっぱり、こいつは嫌いだ。僕はそれを再認識してから、半ば自棄っぱちで口にする。
「ジェイ、ジェイ・スペクターだ。それがどうかしたのかよ」
「……やはり、スペクター卿の子息だったか。どうりで、見どころのある目つきをしていると思ったよ」
「下らないおためごかしはいらない、スペクター家は焼け落ちた、流石にそのくらい、こんな窮屈な街の医者でも知ってるだろ?」
ああ、と。僕の挑発にも乗ってくる気配はなく、彼女は超然とした様子で頷いた。
そして、扉に手をかけながら、僕の反応を楽しむにようにして続ける。
「それじゃあ、少年。早速だが君に会わせたい人がいる。心配するな、悪いようにはしない――」
僕は一歩、歩み出る。その背を、小さな指先が掴む。
「――駄目よ、ジェイ。あの女は得体が知れない。勝手な単独行動は……」
「……大丈夫だ、リタ。もしやる気なら、さっきの毒薬術式で、お前のことを仕留めてるだろ」
進む、自分の意志で。
半ば好奇心で、半ば意地だ。それでも、知りたいと思う気持ちを誤魔化すことはできない。
リトラでも、僕でもない、第三の死霊術師。それが誰なのかを、確認しなければならない。そんな義務感にも似た気持ちに突き動かされた僕は、さらに歩を進める。
背中を掴む指が、柔らかく解れていくのを、感じながら。
リトラたちが戻ってきたことにより、前半の前提が崩れてしまっているのなら、何か僅かな要因で均衡は崩れかねない。相手に時間を与えるのは、最大の悪手だ。
「それならば、この街はあと五、六時間程度で日の出を迎える。屍者たちの動きも多少は鈍くなるだろう。夜明けと共に動き出す……それでどうだ?」
「僕は構わない。元より、そのつもりだったからな」
「……私も構わない、けど、どういうメンバーで行く予定なの? そいつ、口は達者だけど、戦いはからっきしよ」
「本当のことを言うなよ、今、いいところなんだから」
エイヴァはそこで、乾いた笑いを一つ挟んだ。そして、微塵も笑っていない視線で、僕ら二人をなぞる。
「……そっちの少女は安静が絶対だ。行くのなら、私と少年だろう」
それに、と背後に視線を向けて。
「シーナも連れていく。迅速な創薬のためには助手も必要だ。二人とも私が守れば、問題あるまい」
「問題大アリよ!」
案の定、リタは噛み付いた。予想の範囲内の反応だが、それでも、多少、場の空気が淀むのを感じた。
「私はそいつの護衛なのよ。依頼人を放って、病院で寝てるわけにはいかないわ。奪回に向かうなら、そいつと私よ」
「結論が決まっているなら最初から言いたまえ。それに、その体では、死にに行くようなものだ。医者として到底看過はできんね」
「というか、そもそもあんたがジェイを連れて行く理由は何!? そいつ、戦えないって言ってるじゃない!」
「悪霊で満ちた街を行くのだ、霊視無しでは歩けるまい。それに――」
怜悧な瞳が、僕に向けられる。
リタも、たまに人の本心を覗き込むような喋り方をするが、彼女――エイヴァは、さらにもっと底知れない。
リタのように、ある一線を守ってなどくれない。容易く、踏み越えてくる。
僕は自分の中に踏み込まれるのが、正直好きではない。特に、わかったように類推され、さらにそれが正鵠を射たものであるのなら、心理的不快指数はさらに上昇する。
だから――遮ることにした。
「……ちょっと待てよ、霊視を使えるのは、僕だけじゃないだろ」
僕の言葉に、言い合っていた二人の視線が集まるのがわかった。
そして、その瞳が一様に、驚愕の色を帯びていることも。
「あんた、急に何言い出すのよ」
リタの声が、不審げに揺れる。
恐らく、彼女が万全の状態であったのなら、一瞬で推測できていたことだ。しかし、今の彼女は決してベストなコンディションではない。
このことに気が付いたのは――僕ひとりだ。
「ああ、おかしいと思ったんだよ。この診療所が安全地帯になっていることがさ」
「……? それは、患者と医者たちとが、夜通しバリケードで……」
口にしたところで、リタが目を丸くする。彼女も僕と同じ疑問に、そしてその答えに至ったのだろう。
「……面白いことを言うな、少年。回りくどいのは嫌いだ、はっきり言ってみるといい」
面白い、という言葉に相違なく、エイヴァの表情は楽しげに緩んでいる。
まるでそれは、出された謎かけの答えを待つ子供のような、そんな、無邪気なものにすら見えてしまう。それが少しだけ、僕には腹立たしくて――。
「――この建物には、どうして悪霊がいないんだ?」
そう、それが、僕が建物の入り口から感じていた違和感だ。
いくら物理的に扉を閉じようと、悪霊には関係がない。壁や扉を難なくすり抜け、人を呪わんとするだろう。
答えは簡単、バリケードに、悪霊除けの術式がかけられていたから。万能屋の中でも死霊術なんて際物の技術を身に着けているのは珍しいし、当然、市井の人間に扱えるものでもない。
畢竟――いるのだ、死霊術師が。
少なくとも、医療棟に与するような形で。
僕の答えがお気に召したのだろう、エイヴァは満足げに頷いた。
「クククッ……まあ、元より隠す気は無かったがね。だが、気が付いたのであれば、勿体つける必要もあるまいよ」
彼女は立ち上がると、僕を指で呼び寄せた。シーナが脇に立つ、扉の方にだ。
「改めて、少年。名前を聞こうか」
「……ジェイ」僕は控えめな声色で伝える。
「フルネームで、だ。医者の前で隠し事ができると思うなよ」
やっぱり、こいつは嫌いだ。僕はそれを再認識してから、半ば自棄っぱちで口にする。
「ジェイ、ジェイ・スペクターだ。それがどうかしたのかよ」
「……やはり、スペクター卿の子息だったか。どうりで、見どころのある目つきをしていると思ったよ」
「下らないおためごかしはいらない、スペクター家は焼け落ちた、流石にそのくらい、こんな窮屈な街の医者でも知ってるだろ?」
ああ、と。僕の挑発にも乗ってくる気配はなく、彼女は超然とした様子で頷いた。
そして、扉に手をかけながら、僕の反応を楽しむにようにして続ける。
「それじゃあ、少年。早速だが君に会わせたい人がいる。心配するな、悪いようにはしない――」
僕は一歩、歩み出る。その背を、小さな指先が掴む。
「――駄目よ、ジェイ。あの女は得体が知れない。勝手な単独行動は……」
「……大丈夫だ、リタ。もしやる気なら、さっきの毒薬術式で、お前のことを仕留めてるだろ」
進む、自分の意志で。
半ば好奇心で、半ば意地だ。それでも、知りたいと思う気持ちを誤魔化すことはできない。
リトラでも、僕でもない、第三の死霊術師。それが誰なのかを、確認しなければならない。そんな義務感にも似た気持ちに突き動かされた僕は、さらに歩を進める。
背中を掴む指が、柔らかく解れていくのを、感じながら。
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