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美波と愛歩
その16
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「愛歩ちゃん!!」
「.........美波ちゃん。ごめんね、急に。」
愛歩ちゃんはベンチに座っていて、今にも泣きそうな顔をしている。
いい話ではないことはわかっていた。
何があったのか聞かなければいけないのに声に出せない。
嫌だ、知りたくない。
お互いに黙っていたが、愛歩ちゃんが話し出した。
「俺ね、恋人が出来たんだ。昨日告白されて付き合うことになった。」
.........え?
待って待って待って待って。
そんなの認めない、許さない。
何でこんな急になの?
いつまでも黙ってはいられないからとりあえず話さなきゃ。
「そう、なんだ。相手は誰なの?」
「隼太だよ、前オムライス食べに行った時の。」
石狩隼太。
よりにもよって何であいつなの。
だけど愛歩ちゃんが本当にあいつのこと好きなら、まだ許せるかもしれない。
「.........愛歩ちゃん、愛歩ちゃんはその人のこと本当に好きで付き合ったの?」
「.........美波ちゃん。ごめんね、急に。」
愛歩ちゃんはベンチに座っていて、今にも泣きそうな顔をしている。
いい話ではないことはわかっていた。
何があったのか聞かなければいけないのに声に出せない。
嫌だ、知りたくない。
お互いに黙っていたが、愛歩ちゃんが話し出した。
「俺ね、恋人が出来たんだ。昨日告白されて付き合うことになった。」
.........え?
待って待って待って待って。
そんなの認めない、許さない。
何でこんな急になの?
いつまでも黙ってはいられないからとりあえず話さなきゃ。
「そう、なんだ。相手は誰なの?」
「隼太だよ、前オムライス食べに行った時の。」
石狩隼太。
よりにもよって何であいつなの。
だけど愛歩ちゃんが本当にあいつのこと好きなら、まだ許せるかもしれない。
「.........愛歩ちゃん、愛歩ちゃんはその人のこと本当に好きで付き合ったの?」
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