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SS置き場
累計ポイント100000突破記念♪ ~贈り物の行方~
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エドワルドの初めての訪問の翌日から、リラ宛てに贈り物が届く。
それは、エドワルドとの他愛ない会話の中で何気無く言った言葉で、
「好きな花は何か?」
と聞かれ、
「花は何でも好きですよ、ただ、大振りよりも小振りの花の方が好きです」
と答えた時、ふと、子供の頃を思い出し、
「そう言えば子供の頃、お兄様が学院に通っていらっしゃった時に、道端で咲いていたと、時折一輪の花にカードを添えて贈って下さったのはとても嬉しかったです。花束よりも心が籠っている感じがして」
と、口にしたからだろう。贈り物と共に、一輪の花と簡単な手紙が添えられていた。
(あんな些細な昔話を、ちゃんと覚えていて下さった……)
その事が嬉しくて、何度も手紙を読み返し、とても大事にしていると、その次の日も、またその次の日も、エドワルドからの贈り物が、一輪の花と手紙を添えて贈られて来る。
贈られた花は、兄が贈ってくれていた時と同じように、押し花にして大切に保管する。
(お忙しい身なのに、毎日届けて下さるなんて……)
嬉しいけれど、毎日なんて煩わしいと思ってしまうのではないかと、少し心配になってしまうリラ。
エドワルドからすれば、やっと出会う事の出来た愛しのリラに、好印象を植え付けるチャンスとばかりにやってる行動なので、煩わしい所か、贈り物が出来る立場を喜び楽しみながら、進んでしているので、心配はいらないのだが。
お披露目の夜会が終わったその後も、毎日送り続けていたので、リラが遂に、
「贈り物は程々にして下さい!部屋が埋まってしまいます!」
[訳=贈り物は嬉しいけれど、毎日は申し訳ないです!それにいくら消耗品が多くても、このペースで贈られたなら、わたくしの宝物入れに入り切りませんから!]
と、言い、エドワルドは正しい解釈は出来なかったものの、少し怒らせてしまった事は理解出来たので、
「私は婚約者として、リラ嬢に贈り物を贈れる立場を、大いに喜んでいるのですが」
エドワルドは少し落ち込み悲しそうな雰囲気を醸し出すと、リラが慌てて言葉を紡ぐ。
「おっ、贈り物よりも、少しでも長くエドワルド様と一緒にいる時間の方が、わたくしは嬉しく思います!」
今後も贈り物を受け取って貰う為に言った言葉に、予想外の反撃を食らい、
(駄目だ、これは……。可愛過ぎて勝てる気がしない……!!)
早々リラに白旗を挙げて、理性と欲望の狭間で自身と闘う羽目になるエドワルド。
結婚後、リラの宝物入れの中に、贈り物に添えた手紙だけでなく、一緒に添えた花までもが押し花としてリラに保管されていたと知るのは、そう遠くない未来の話。
*****
※いつも有難う御座います~!!累計ポイント100000突破記念のお礼SSでした~!皆様のお陰で現段階で既に1200000ポイント以上になっております!!わぁ~い♪わぁ~い♪
今回、エドワルドが贈っていた一輪の花の行方と、何故花束ではなく一輪なのかを書かせて頂きました!
私の中で、エドワルドのイメージは“ドS、鬼畜”だけだったのに、最近“ヤンデレ、色魔”が追加され気味です(笑)たま~にタグで、“変態”を追加した方が良いのか悩んでます!とは言え、いくら顔が良くても男である事に変わりはないから普通は性欲あるだろうし、リラ以外興味の無かったエドワルドは明らかにリラが初恋でしょうから大目に見ようかと(笑)
少しでもお楽しみ頂ければ幸いです!
それは、エドワルドとの他愛ない会話の中で何気無く言った言葉で、
「好きな花は何か?」
と聞かれ、
「花は何でも好きですよ、ただ、大振りよりも小振りの花の方が好きです」
と答えた時、ふと、子供の頃を思い出し、
「そう言えば子供の頃、お兄様が学院に通っていらっしゃった時に、道端で咲いていたと、時折一輪の花にカードを添えて贈って下さったのはとても嬉しかったです。花束よりも心が籠っている感じがして」
と、口にしたからだろう。贈り物と共に、一輪の花と簡単な手紙が添えられていた。
(あんな些細な昔話を、ちゃんと覚えていて下さった……)
その事が嬉しくて、何度も手紙を読み返し、とても大事にしていると、その次の日も、またその次の日も、エドワルドからの贈り物が、一輪の花と手紙を添えて贈られて来る。
贈られた花は、兄が贈ってくれていた時と同じように、押し花にして大切に保管する。
(お忙しい身なのに、毎日届けて下さるなんて……)
嬉しいけれど、毎日なんて煩わしいと思ってしまうのではないかと、少し心配になってしまうリラ。
エドワルドからすれば、やっと出会う事の出来た愛しのリラに、好印象を植え付けるチャンスとばかりにやってる行動なので、煩わしい所か、贈り物が出来る立場を喜び楽しみながら、進んでしているので、心配はいらないのだが。
お披露目の夜会が終わったその後も、毎日送り続けていたので、リラが遂に、
「贈り物は程々にして下さい!部屋が埋まってしまいます!」
[訳=贈り物は嬉しいけれど、毎日は申し訳ないです!それにいくら消耗品が多くても、このペースで贈られたなら、わたくしの宝物入れに入り切りませんから!]
と、言い、エドワルドは正しい解釈は出来なかったものの、少し怒らせてしまった事は理解出来たので、
「私は婚約者として、リラ嬢に贈り物を贈れる立場を、大いに喜んでいるのですが」
エドワルドは少し落ち込み悲しそうな雰囲気を醸し出すと、リラが慌てて言葉を紡ぐ。
「おっ、贈り物よりも、少しでも長くエドワルド様と一緒にいる時間の方が、わたくしは嬉しく思います!」
今後も贈り物を受け取って貰う為に言った言葉に、予想外の反撃を食らい、
(駄目だ、これは……。可愛過ぎて勝てる気がしない……!!)
早々リラに白旗を挙げて、理性と欲望の狭間で自身と闘う羽目になるエドワルド。
結婚後、リラの宝物入れの中に、贈り物に添えた手紙だけでなく、一緒に添えた花までもが押し花としてリラに保管されていたと知るのは、そう遠くない未来の話。
*****
※いつも有難う御座います~!!累計ポイント100000突破記念のお礼SSでした~!皆様のお陰で現段階で既に1200000ポイント以上になっております!!わぁ~い♪わぁ~い♪
今回、エドワルドが贈っていた一輪の花の行方と、何故花束ではなく一輪なのかを書かせて頂きました!
私の中で、エドワルドのイメージは“ドS、鬼畜”だけだったのに、最近“ヤンデレ、色魔”が追加され気味です(笑)たま~にタグで、“変態”を追加した方が良いのか悩んでます!とは言え、いくら顔が良くても男である事に変わりはないから普通は性欲あるだろうし、リラ以外興味の無かったエドワルドは明らかにリラが初恋でしょうから大目に見ようかと(笑)
少しでもお楽しみ頂ければ幸いです!
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