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後日談
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「話が脱線してしまったな。話を戻そう。その当主は、契約を破った時点で、ゴート家の爵位も無効になり、ゴート家の財産は全て国の物になる。一応はまだ後任への引き継ぎが済んでいない為、爵位も最低限の家財も使用出来る筈だったが、そこの馬鹿女が、ドレスや宝石を買い漁り、散財した為、その権利も無効になった。その女が散財した分は、借金と言う形で国に返して貰うぞ」
ジーンの言葉に、サラが反応する。
「そっ……そんなの聞いてない!!!そもそも、ドレスや宝石を買ったのだって、そこの平民が辺境伯夫人になったら、もっと美しく着飾れますねと言ったからっ!!」
サラがサリーに怒鳴り散らすも、サリーは頬に手を添え頷きながら反論と言う名の常識を口にする。
「言いましたねぇ。ですが、仮定の話をしたまでですよ?それを真に受け、買い漁り続けたのは貴女本人ですし、そこの旦那様も止めませんでしたから。そもそもゴート家の財政なんて、アシュリー様が何とか維持し続けて下さったからこそ、普通の貴族の生活が出来ていたので有って、アシュリー様が抜けた今、幾ら使用人達が頑張った所で維持し続けるなんて出来ませんよ。貴族だと威張るなら、自分の行動の責任ぐらい他者に押し付けず、自分でどうにかして下さいよ。平民なんて、子供だろうと自己責任になる場合が殆どなんですから」
「まさか、そこまで……」
マディソンは呆然と呟くが、それを耳にしたサリーは矛先をマディソンに向ける。
「何です?まさか、そこまでアシュリー様の腕が良かったのかと、今更理解したんですか?アシュリー様が領主の仕事を全て、そこの馬鹿親に擦り付けられて、一人で奮闘してたってのに、貴方は何もせずに手柄だけは全て横取りしてたその馬鹿親の言葉を、疑う事無く信じていましたものね。毎回訪ねても仕事をしてるのはアシュリー様だけって時点で疑問に思いなさいよ。だから愚鈍だなんて、若様にも私達にも言われるのよ。序でだから教えてあげるわ。貴方が贈った手紙も花束も、アシュリー様に直接届いた事なんて一回も無いから。貴方の隣にいるその馬鹿女が受け取り、カードも手紙も全て読み、アシュリー様に渡さなければいけない手紙だけを厳選し、開封した事がバレないように、封筒だけを変えてアシュリー様に渡してたから。だから、貴方の筆跡を真似ての署名は物凄く上手いわよ」
「なっ?!」
サリーの暴露に、マディソンはサラを見れば、サラは悔しそうにサリーを睨んでいる。
「どこにそんな証拠が有るって言うのよ!!」
「証拠ならここに♪貴女が練習してた頃の紙を、捨てずにちゃんと置いといたから。中にはゴート家の紋章が入った紙も有るでしょう?父親が適当に渡したんだろうけど、こんな公式の紙にも書くなんて、馬鹿にも程が有るわ」
束になった紙を、サリーは持っていたそこそこ大きな鞄から取り出す。
普段からサラの為にと、化粧道具やら摘まめるお菓子やらを、その鞄に詰めて持ち歩いていたので、サラは知らなかったのだ。
今夜の鞄の中身は全て、サラの為では無く、サリーの私物と証拠品しか入っていない事に。
ジーンの言葉に、サラが反応する。
「そっ……そんなの聞いてない!!!そもそも、ドレスや宝石を買ったのだって、そこの平民が辺境伯夫人になったら、もっと美しく着飾れますねと言ったからっ!!」
サラがサリーに怒鳴り散らすも、サリーは頬に手を添え頷きながら反論と言う名の常識を口にする。
「言いましたねぇ。ですが、仮定の話をしたまでですよ?それを真に受け、買い漁り続けたのは貴女本人ですし、そこの旦那様も止めませんでしたから。そもそもゴート家の財政なんて、アシュリー様が何とか維持し続けて下さったからこそ、普通の貴族の生活が出来ていたので有って、アシュリー様が抜けた今、幾ら使用人達が頑張った所で維持し続けるなんて出来ませんよ。貴族だと威張るなら、自分の行動の責任ぐらい他者に押し付けず、自分でどうにかして下さいよ。平民なんて、子供だろうと自己責任になる場合が殆どなんですから」
「まさか、そこまで……」
マディソンは呆然と呟くが、それを耳にしたサリーは矛先をマディソンに向ける。
「何です?まさか、そこまでアシュリー様の腕が良かったのかと、今更理解したんですか?アシュリー様が領主の仕事を全て、そこの馬鹿親に擦り付けられて、一人で奮闘してたってのに、貴方は何もせずに手柄だけは全て横取りしてたその馬鹿親の言葉を、疑う事無く信じていましたものね。毎回訪ねても仕事をしてるのはアシュリー様だけって時点で疑問に思いなさいよ。だから愚鈍だなんて、若様にも私達にも言われるのよ。序でだから教えてあげるわ。貴方が贈った手紙も花束も、アシュリー様に直接届いた事なんて一回も無いから。貴方の隣にいるその馬鹿女が受け取り、カードも手紙も全て読み、アシュリー様に渡さなければいけない手紙だけを厳選し、開封した事がバレないように、封筒だけを変えてアシュリー様に渡してたから。だから、貴方の筆跡を真似ての署名は物凄く上手いわよ」
「なっ?!」
サリーの暴露に、マディソンはサラを見れば、サラは悔しそうにサリーを睨んでいる。
「どこにそんな証拠が有るって言うのよ!!」
「証拠ならここに♪貴女が練習してた頃の紙を、捨てずにちゃんと置いといたから。中にはゴート家の紋章が入った紙も有るでしょう?父親が適当に渡したんだろうけど、こんな公式の紙にも書くなんて、馬鹿にも程が有るわ」
束になった紙を、サリーは持っていたそこそこ大きな鞄から取り出す。
普段からサラの為にと、化粧道具やら摘まめるお菓子やらを、その鞄に詰めて持ち歩いていたので、サラは知らなかったのだ。
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