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後日談
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アイリスが産まれて三ヶ月程が経つ頃、クルルフォーン邸にアイリスを連れて、エヴァンス家の面々が遊びに来る。
それまではアシュリー達の体調を考慮して、クルルフォーン邸の子供達が交代でエヴァンス邸に遊びに来ていたのだ。
その後、旅が出来るようになると、ジアンやリカルドの時と同様に、エヴァンス領にも連れて帰り、祖父母達にも対面させる。
因みに女の子が産まれたと知ったセイル家の義父は、当然王都のエヴァンス家へと突撃訪問し、アイリスを眺めては鼻の下を伸ばし、暫くエヴァンス家に居座っていた。
ジーンはエヴァンス領だけで無く、グリマード領にも友人を訪ねる名目で、アシュリーと子供を連れて訪問した。
ジアンの時も大いに歓迎されたのだが、アイリスの時はちょっとした騒動が起こった。
色合いは違うが、アイリスがアシュリー似てたから……では無く、それまで他人に興味を持たなかったネイルの息子のネイトが、赤子のアイリスに間近で笑顔を向けられた時、ネイトが爆弾発言をしたからだ。
「ジーンおじ様、この子を僕のお嫁さんに下さい!」
その場が静まり返り、ジーンは目が笑ってない笑顔で返事を返す。
「駄目だ」
「ネイト、僕の妹取っちゃ駄目!!」
勿論ジアンも追随する。
「取るんじゃ無いよ!僕がジアンの義弟になるだけだよ!お嫁さんが駄目なら、僕がお婿さんになる!嫡男だけど、家は弟に譲るから!」
因みにその弟は、昨年産まれたばかりでまだ一才だ。
そんな事を言うネイトの言葉を聞いて、ジーンは学生の頃のネイルを思い起こさせられた。
そう。ネイトは容姿も中身も能力も、完全に父親のネイルと同じだった。
そして、一度決めたら諦めない。
ここでジーンが拒否した所で、この先もアイリスを諦める事無く、アイリスに近付く者達をとことん排除し、猛アピールしまくるだけだろう事は予想が出来る。
そして、ネイル同様、ネイトもアイリス一筋で、溺愛執着する事だろう。
変な男に娘をやる気は無いが、今後害虫が大量発生するのは解り切っている。
勿論、いつかは嫁に出さないといけない事もキチンと理解している。
それならば今の内に条件を出して、ネイトをアイリスの婚約者候補として据えた方が、余程マシかも知れない。
「ネイトの決意は理解した。どうせどれだけ拒絶しようとも、ネイトは娘を諦めないのだろう?ならば条件を出してやる。家はネイトが継げ。それと私は馬鹿は嫌いだ。ネイトが王都の学院に入った後は、常にトップを維持しろ。幸か不幸か、ネイトの学年には私の甥も息子も居ないから、ネイトにとっては楽勝だろう?それと、正式な婚約に付いては、アイリスが社交界デビューをする時以降で、それ以前は認めないし、アイリスの気持ちがネイトに向かわなければ、絶対に認めない。デビュー前に口付け以上の事をしてはいけないし、解ってるとは思うが浮気も一切許さない。今後は血の繋がった家族以外の女に素肌を指だろうが髪だろうが、触れ合わせる事はするな。相手が侍女だろうとだ。もしネイトが浮気をして、婚約破棄や離婚に繋がれば、ネイトの大事な男の部分を切り落としてやるからな。いいか?この条件を受けるなら、アイリスを嫁に出しても良いが、嫌なら今直ぐ申し出ろ。今なら先程の発言を聞かなかった事にしてやる」
「ジーンおじ様、有り難う!!浮気なんて絶対しないし、絶対絶対、僕のお嫁さんになって貰うからね!」
ジーンのブリザード級の冷たい脅しに怯む事無く、ネイトはジーンの条件を嬉々として受け入れたのだった。
それまではアシュリー達の体調を考慮して、クルルフォーン邸の子供達が交代でエヴァンス邸に遊びに来ていたのだ。
その後、旅が出来るようになると、ジアンやリカルドの時と同様に、エヴァンス領にも連れて帰り、祖父母達にも対面させる。
因みに女の子が産まれたと知ったセイル家の義父は、当然王都のエヴァンス家へと突撃訪問し、アイリスを眺めては鼻の下を伸ばし、暫くエヴァンス家に居座っていた。
ジーンはエヴァンス領だけで無く、グリマード領にも友人を訪ねる名目で、アシュリーと子供を連れて訪問した。
ジアンの時も大いに歓迎されたのだが、アイリスの時はちょっとした騒動が起こった。
色合いは違うが、アイリスがアシュリー似てたから……では無く、それまで他人に興味を持たなかったネイルの息子のネイトが、赤子のアイリスに間近で笑顔を向けられた時、ネイトが爆弾発言をしたからだ。
「ジーンおじ様、この子を僕のお嫁さんに下さい!」
その場が静まり返り、ジーンは目が笑ってない笑顔で返事を返す。
「駄目だ」
「ネイト、僕の妹取っちゃ駄目!!」
勿論ジアンも追随する。
「取るんじゃ無いよ!僕がジアンの義弟になるだけだよ!お嫁さんが駄目なら、僕がお婿さんになる!嫡男だけど、家は弟に譲るから!」
因みにその弟は、昨年産まれたばかりでまだ一才だ。
そんな事を言うネイトの言葉を聞いて、ジーンは学生の頃のネイルを思い起こさせられた。
そう。ネイトは容姿も中身も能力も、完全に父親のネイルと同じだった。
そして、一度決めたら諦めない。
ここでジーンが拒否した所で、この先もアイリスを諦める事無く、アイリスに近付く者達をとことん排除し、猛アピールしまくるだけだろう事は予想が出来る。
そして、ネイル同様、ネイトもアイリス一筋で、溺愛執着する事だろう。
変な男に娘をやる気は無いが、今後害虫が大量発生するのは解り切っている。
勿論、いつかは嫁に出さないといけない事もキチンと理解している。
それならば今の内に条件を出して、ネイトをアイリスの婚約者候補として据えた方が、余程マシかも知れない。
「ネイトの決意は理解した。どうせどれだけ拒絶しようとも、ネイトは娘を諦めないのだろう?ならば条件を出してやる。家はネイトが継げ。それと私は馬鹿は嫌いだ。ネイトが王都の学院に入った後は、常にトップを維持しろ。幸か不幸か、ネイトの学年には私の甥も息子も居ないから、ネイトにとっては楽勝だろう?それと、正式な婚約に付いては、アイリスが社交界デビューをする時以降で、それ以前は認めないし、アイリスの気持ちがネイトに向かわなければ、絶対に認めない。デビュー前に口付け以上の事をしてはいけないし、解ってるとは思うが浮気も一切許さない。今後は血の繋がった家族以外の女に素肌を指だろうが髪だろうが、触れ合わせる事はするな。相手が侍女だろうとだ。もしネイトが浮気をして、婚約破棄や離婚に繋がれば、ネイトの大事な男の部分を切り落としてやるからな。いいか?この条件を受けるなら、アイリスを嫁に出しても良いが、嫌なら今直ぐ申し出ろ。今なら先程の発言を聞かなかった事にしてやる」
「ジーンおじ様、有り難う!!浮気なんて絶対しないし、絶対絶対、僕のお嫁さんになって貰うからね!」
ジーンのブリザード級の冷たい脅しに怯む事無く、ネイトはジーンの条件を嬉々として受け入れたのだった。
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