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「じゃあ、俺達はあっちで訓練再開するから。ノゼ、行こう」
ジェイがノゼを連れて奥に向かう。
「でもさぁ、カーネルも憐れだよな~(笑)。見下したその場でコーディーに聞かれるし、そのコーディーに翼人であるクリスが目の前で口説くし、階級落とされた上で、逆指名と言う名の公開処刑。金に敵認定されて、他の配達人からも総スカン。自業自得とは言え、本当、御愁傷様だよね!」
明るく話すエルに、他の皆は当然だとばかりに頷く。
「でも、コーディーは大丈夫?好きだったんじゃないの?」
ラズが心配そうに僕に聞いてくる。その言葉に叫ぶエル。
「えっ、好きって……もしかして初恋?!」
「違うから。好意は持ってたけど、恋じゃないし初恋でもない」
そもそも、あれ、懐かしさと憧れだから。あんな本性だと知らずにもっと長く過ごしてたなら、微妙だったかもだけど。
「そもそも僕の初恋は……誰だろ?」
「えっ、まだ、とか?」
「じゃなくて、子供の頃だし、該当者が複数?」
「「「コーディーが?!?」」」
「……」
お父さんかお母さんか、父様の内の誰かだろうけど、皆のことが好き過ぎるから、誰になるか今一分からないんだよねぇ。多分誰かが初恋と呼べるんだろうけど、う~ん???
「皆、格好良すぎたからなぁ。あの三人以上に好きになった人っていなかったんだよね」
「……ほぉう」
ゾクゾク、ゾワッと来た!!?何?!何これ!?……って、クリス?!?
「いや、あの、何か怖いよ?!クリス!」
「その話、じっくり聞こうじゃないか」
(寒いっ!怖いっ!寒いっ!怖いぃーーっっ!!)
クリスからの冷気が強くて固まった僕に、ルー兄が呆れた声を出す。
「コーディー、さすがにクリス君が可哀想だよ。クリス君も落ち着いて。報われない上にコーディーらしいから」
「……報われない?」
「そりゃそうだよ!相手は両親と名付け親だし!報われなくて当然だし。寧ろ報われたらダメじゃん!言っとくけど僕のお母さん、今の僕より強いし中身なんてスッゴく格好良かったんだから!!あの三人の傍にいて、惚れない方がよっぽどおかしいから!」
思わず泣きそうになりながら、クリスに反論する僕。
(本当に、本っっ当に怖かったんだから~っ!!向けられたこと無いけど、本気で怒ったルー兄と同じぐらい怖かったんだからぁ~!!!)
「……」
「……らしい」
「「あー、確かにコーディーらしいね」」
「えー、そんなオチ?確かにコーディーらしいけど」
エル、後で殴るよ?!
「そのお母さんにクリス君が似てるんだよね?」
「そうだよ!お父さんは笑って、じゃあ両想いだねって言ってくれてたし!お母さんだって私も入るの?って言ってたけど、笑って有難うって言ってくれたよ!僕、お母さんに言い寄る人も蔑む人も大っ嫌いだし、お母さんには知られて困るようなことなんて無いし、今もお母さんが生きてたら、躊躇い無く抱き付くからね!」
死んだら死者の国に行くと言われてるから、僕がこの先死んだとしても、お母さんに胸を張って会いたいし、お母さんに触りたいし触られたいもん。
そんな僕が恥じる生き方なんて出来ないからね!過去見の魔力、ドンと来いだ!!
ジェイがノゼを連れて奥に向かう。
「でもさぁ、カーネルも憐れだよな~(笑)。見下したその場でコーディーに聞かれるし、そのコーディーに翼人であるクリスが目の前で口説くし、階級落とされた上で、逆指名と言う名の公開処刑。金に敵認定されて、他の配達人からも総スカン。自業自得とは言え、本当、御愁傷様だよね!」
明るく話すエルに、他の皆は当然だとばかりに頷く。
「でも、コーディーは大丈夫?好きだったんじゃないの?」
ラズが心配そうに僕に聞いてくる。その言葉に叫ぶエル。
「えっ、好きって……もしかして初恋?!」
「違うから。好意は持ってたけど、恋じゃないし初恋でもない」
そもそも、あれ、懐かしさと憧れだから。あんな本性だと知らずにもっと長く過ごしてたなら、微妙だったかもだけど。
「そもそも僕の初恋は……誰だろ?」
「えっ、まだ、とか?」
「じゃなくて、子供の頃だし、該当者が複数?」
「「「コーディーが?!?」」」
「……」
お父さんかお母さんか、父様の内の誰かだろうけど、皆のことが好き過ぎるから、誰になるか今一分からないんだよねぇ。多分誰かが初恋と呼べるんだろうけど、う~ん???
「皆、格好良すぎたからなぁ。あの三人以上に好きになった人っていなかったんだよね」
「……ほぉう」
ゾクゾク、ゾワッと来た!!?何?!何これ!?……って、クリス?!?
「いや、あの、何か怖いよ?!クリス!」
「その話、じっくり聞こうじゃないか」
(寒いっ!怖いっ!寒いっ!怖いぃーーっっ!!)
クリスからの冷気が強くて固まった僕に、ルー兄が呆れた声を出す。
「コーディー、さすがにクリス君が可哀想だよ。クリス君も落ち着いて。報われない上にコーディーらしいから」
「……報われない?」
「そりゃそうだよ!相手は両親と名付け親だし!報われなくて当然だし。寧ろ報われたらダメじゃん!言っとくけど僕のお母さん、今の僕より強いし中身なんてスッゴく格好良かったんだから!!あの三人の傍にいて、惚れない方がよっぽどおかしいから!」
思わず泣きそうになりながら、クリスに反論する僕。
(本当に、本っっ当に怖かったんだから~っ!!向けられたこと無いけど、本気で怒ったルー兄と同じぐらい怖かったんだからぁ~!!!)
「……」
「……らしい」
「「あー、確かにコーディーらしいね」」
「えー、そんなオチ?確かにコーディーらしいけど」
エル、後で殴るよ?!
「そのお母さんにクリス君が似てるんだよね?」
「そうだよ!お父さんは笑って、じゃあ両想いだねって言ってくれてたし!お母さんだって私も入るの?って言ってたけど、笑って有難うって言ってくれたよ!僕、お母さんに言い寄る人も蔑む人も大っ嫌いだし、お母さんには知られて困るようなことなんて無いし、今もお母さんが生きてたら、躊躇い無く抱き付くからね!」
死んだら死者の国に行くと言われてるから、僕がこの先死んだとしても、お母さんに胸を張って会いたいし、お母さんに触りたいし触られたいもん。
そんな僕が恥じる生き方なんて出来ないからね!過去見の魔力、ドンと来いだ!!
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