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何?何?!僕説教されるの?!僕、別におかしなこと言ってないよね?!記憶にないよ!?僕が言ったのってクリスに浮気しないでとか、あと、クリスが嫉妬するのと一緒で僕もするって言ったぐらいだけど?!
「コーディーはもうちょっとクリス君の事考えてあげようね?」
「いや、充分考えてるよね?!僕は!」
クリスを見れば、何故かギラギラした怖い顔を向けられる?ちょっと待って、何で?!
「ごめんねクリス君。コーディーがここまで煽〈あお〉るとは思ってなかったや。5分程で迎えに来ちゃうけど、一応他の人が入らないよう鍵は掛けてね?ケイド様にはバレバレだけど、ケイド様は気にしないだろうし、寧ろ、コーディーの自己責任って事で、もう少し何とかした方が良いと思うだろうから、その辺は恋人であるクリス君に教えてもらってね?クリス君、短い時間で悪いけど、一応の手加減宜しくね?じゃあ僕は行くから、また5分後ね」
「分かった。助かる」
ルー兄が扉を閉めるとすぐさまクリスが鍵を掛ける。
ぼっ、僕の自己責任って何?!僕に振り向くクリスの目が怖いんですけど?!何かゾワゾワするんだけど、何で?何で?何で?!
「――コーディー……」
「ごごご、ごめんなさい!?何かよく分からないけど、僕クリスに何かした?!」
「私相手にするなとは言わない。だが、時と場所を考えてくれないと困る!これでも私は我慢の限界なんだ!」
やっぱりお説教だった~!でも我慢って何?!僕知らない間にクリスが困ることしてたの?!
僕がクリスを見上げ、口を開く。
「にっ、鈍くてごめんなさい~!僕、クリスを困らせる気はないんだよ?!ルー兄が言ったことも、よく分からないけど……クリス、教えてもらって良いかな?」
「~~だから、そう煽るなと……もういい!」
「ふえ???!」
クリスが僕に覆い被さり、口を塞ぐ。
――って何でぇ??!?
「んむっ……」
恋人としての契約のキスと同じ……?いや、いつもより激しいぃ~~~!!!
一体何でこうなったのか、考えようにも思考が纏〈まと〉まる筈もなく、クリスの行為に身体が思うように動かなくなる。
そのまま身体から力が抜けて、気付けば床にゆっくり押し倒されていた。
「……もう少し、自覚しろ。お前は男でもなければ、年端もいかない子供でもないという事を。私は、他の誰でもない、お前に欲情するという事を」
クリスが少し息を切らし、ゾクリと背が震えるような声で僕に囁きながら、手で僕の顔から首、服の上から肩を撫でる。
(うっきゃあぁぁぁ~~~っっ!いいいっ、色気が駄々漏れ過ぎだよぅぅぅ~~!!!)
「あまり無自覚で誘うようなら、契約でするキス以上の行為をしていくから覚悟しろ。あと、ジード殿とナイツ殿の手前、大人しくするが、帰って二人きりの時間が取れた時、この唇を存分に堪能するからな。その時、今回散々我慢した褒美も貰うぞ」
「ほっ、褒美って何を?!」
「それは追い追いだ。それと、コーディーも考えて置け。私にして貰いたい事を。今日の武術大会頑張るんだろう?私に出来る事は少ないかも知れないが、叶えるよう努力するから」
クリスが妖艶な笑みを浮かべながら、間近で僕を見下ろす。
そっ、その笑みは、反則ですよ?ドキドキが止まりません!
「じゃっ、じゃあ――」
コン、コン、コンッ。
「……ルーフェンスが来たようだな。続きはまた二人きりになってからだ」
「コーディーはもうちょっとクリス君の事考えてあげようね?」
「いや、充分考えてるよね?!僕は!」
クリスを見れば、何故かギラギラした怖い顔を向けられる?ちょっと待って、何で?!
「ごめんねクリス君。コーディーがここまで煽〈あお〉るとは思ってなかったや。5分程で迎えに来ちゃうけど、一応他の人が入らないよう鍵は掛けてね?ケイド様にはバレバレだけど、ケイド様は気にしないだろうし、寧ろ、コーディーの自己責任って事で、もう少し何とかした方が良いと思うだろうから、その辺は恋人であるクリス君に教えてもらってね?クリス君、短い時間で悪いけど、一応の手加減宜しくね?じゃあ僕は行くから、また5分後ね」
「分かった。助かる」
ルー兄が扉を閉めるとすぐさまクリスが鍵を掛ける。
ぼっ、僕の自己責任って何?!僕に振り向くクリスの目が怖いんですけど?!何かゾワゾワするんだけど、何で?何で?何で?!
「――コーディー……」
「ごごご、ごめんなさい!?何かよく分からないけど、僕クリスに何かした?!」
「私相手にするなとは言わない。だが、時と場所を考えてくれないと困る!これでも私は我慢の限界なんだ!」
やっぱりお説教だった~!でも我慢って何?!僕知らない間にクリスが困ることしてたの?!
僕がクリスを見上げ、口を開く。
「にっ、鈍くてごめんなさい~!僕、クリスを困らせる気はないんだよ?!ルー兄が言ったことも、よく分からないけど……クリス、教えてもらって良いかな?」
「~~だから、そう煽るなと……もういい!」
「ふえ???!」
クリスが僕に覆い被さり、口を塞ぐ。
――って何でぇ??!?
「んむっ……」
恋人としての契約のキスと同じ……?いや、いつもより激しいぃ~~~!!!
一体何でこうなったのか、考えようにも思考が纏〈まと〉まる筈もなく、クリスの行為に身体が思うように動かなくなる。
そのまま身体から力が抜けて、気付けば床にゆっくり押し倒されていた。
「……もう少し、自覚しろ。お前は男でもなければ、年端もいかない子供でもないという事を。私は、他の誰でもない、お前に欲情するという事を」
クリスが少し息を切らし、ゾクリと背が震えるような声で僕に囁きながら、手で僕の顔から首、服の上から肩を撫でる。
(うっきゃあぁぁぁ~~~っっ!いいいっ、色気が駄々漏れ過ぎだよぅぅぅ~~!!!)
「あまり無自覚で誘うようなら、契約でするキス以上の行為をしていくから覚悟しろ。あと、ジード殿とナイツ殿の手前、大人しくするが、帰って二人きりの時間が取れた時、この唇を存分に堪能するからな。その時、今回散々我慢した褒美も貰うぞ」
「ほっ、褒美って何を?!」
「それは追い追いだ。それと、コーディーも考えて置け。私にして貰いたい事を。今日の武術大会頑張るんだろう?私に出来る事は少ないかも知れないが、叶えるよう努力するから」
クリスが妖艶な笑みを浮かべながら、間近で僕を見下ろす。
そっ、その笑みは、反則ですよ?ドキドキが止まりません!
「じゃっ、じゃあ――」
コン、コン、コンッ。
「……ルーフェンスが来たようだな。続きはまた二人きりになってからだ」
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