13 / 42
第一章
第13話 メロンの余韻に浸っていたら全部よこせという男が現れた
しおりを挟む
彼はふと考えた。
自分がこの体から去ったらどうなってしまうのか?
……ロビンの意識が感じられない以上、死ぬのだろうと思う。
確信は持てないが、多分そうなのだろう。
まあ、どうせ50年程度の命なら、このまま楽しめばいいだろうと思っている。
彼には、この世界が滅びるまで、無限の時間があるのだ。
今は、人間が存在するから暇つぶしになっているが、もし人類が滅んだりしたらどうすればいいのだろう……。
リズは料理と裁縫の感性が優れていた。
マリーと二人で、どんどん料理をアレンジして、新しい味を作り出すのだ。
生クリームとスポンジの焼き方を教えてもらい、ケーキ作り等も楽しんでいる。
性格も穏やかで、マナーも身についており、いずれ嫁に出す時には……、お父さん泣いちゃうぞとか彼は考えている。
4人には小遣いが与えられているのだが、必要な衣類は買ってもアクセサリー等は買おうとしない。
まあ、彼が本物の宝石を加工して与えているのだが、ペンダントはしているのに指輪やブローチ等はつけた事がない。
そして、4人にはウエストポーチ型のマジックバッグが与えられている。
あの中には、色々と入っていそうな気がするのだが……
マリーは化粧をしない。
ここの風呂には保湿と美白効果のあるオイルが入っているので、肌は白く艶々ではあるのだが……
「あれっ、マリーさん、髪切ったんですね。」
「はい。少し長かったので、思い切って切ってしまいました。変ですか?」
「い、いえ、ショートボブがお似合いですよ。」
茶色の髪をかきあげた時の、うなじの白さにドキッとしてしまう。
毎日見ていると僅かな変化には気付かないが、少し若くなっているように見える。
ひとつには胸元が以前よりも露出されており、そっちに目がいってしまう事が影響しているのだが彼は気付かない。
とはいえ、30代で通用しそうな若々しさだ。
これは、マリーが自分を女性として意識しはじめた効果でもある。
「そういえば、毎日お風呂に入っているせいか、肌の調子がいいんですよね。」
「あはは、確かに健康そうだし30代に見えますよ。」
「あら、こんなオバさん口説くんですか?」
「やった!そしたら、私たちのパパとママになってくれるんだ!」
「やめろ、お前たちと5才しか違わないんだぞ。」
まあ、現実的には父親的な見方をしているのは間違いない。
そして、その日から、子供たちが彼とマリーをパパ・ママと呼ぶようになってしまった。
その変化に、マリーは内心喜んでいた……
彼らは揃ってランクレで出かける事も多くなっていた。
これはリズとマリーの射撃訓練を兼ねている。
二人の右手には、細めのリストバンドにダイヤルとボタンをつけたものが装着されており、針・矢・槍の切り替えと火・氷が選択できるようになっている。
連射可能で、音も反動もない。
基本的に針は対人用であり、魔物用には矢か槍を使用する。
ミケとポチにも渡されており、一応装着しているのだが、二人は使った事がない。
右手を前に出して左手で手首を操作する感じは、ちょっとカッコいい。
普段はブレスレットになっており、そこを軽くたたくとリストバンド仕様に変化するのも使い勝手が良い。
こんなものが冒険者に知られたら、間違いなく大騒ぎになるだろう。
基本的に魔法というのは、個人の属性に応じたものしか使えず、多くの魔法師は矢まで覚えるのがやっとなのだ。
槍になると、詠唱が複雑になり、省略可された”短唱”は誰も成功していないのだ。
しかも、槍を取得したごく一部の魔法師は、自分たちの希少性を守るため、他人には教えない。
そんなものが魔法陣で、誰でも3属性の上級魔法を簡単な操作で発動できるとなったら、どんな手を使っても獲得しようとするだろう。
槍1本発射するにも、長く複雑な詠唱が必要なのに、それを無視して数百発でも簡単に発射できるのだ。
本来なら、槍を1本発射するのに、膨大な魔力量を必要とするのだが、魔法陣は微量の魔力を流して魔法陣自体を活性化するだけで発動する。
魔法陣は大気中の魔力を集めて発動するのだ。
恐ろしいものである。
そして、魔道具も起動時に少量の魔力で魔法陣を活性化する理屈は同じである。
だから、長時間稼働が可能なのだ。
このドライブの目的は、何か所かに作った果樹園の収穫と肉の確保だ。
それぞれの果樹園にはアンドロイドを3体配備してあり、収穫や木の世話は必要ないのだが、実った果実は目の保養にもなる。
まあ、果樹園といっても、半分は畑になっており、メロン・イチゴ・スイカも作っていた。
アンドロイドが収穫した果実は、彼のマジックバッグに送られるため、彼は時々マリーのマジックバッグに移している。
彼の家で食べきれないフルーツは、定期的に商業ギルドに卸しているのだが、当然種が出るためそのうちに栽培が始まるだろう。
今は割高なのだが、数が増えれば価格は落ち着くだろう。
彼は、週に一度帝都に顔を出しているが、城に行く時にはフルーツを木箱に2箱入れて用意していく。
「「ロビン!」」
城に入るなり、金色の縦ロールをピョンピョンさせながら駆け寄る二人。
皇女アリステアとナターシャの双子だ。
どうも、この二人に懐かれているようだ。
3度目の訪問の際、会議メンバーへの手土産にフルーツを持って行ったのだが、たまたま顔を出したナターシャ皇女にも一切れおすそ分けした。
それを知ったアリステア皇女が来た時には残っていなかった。
次の機会にと約束したのがきっかけで、4度目の訪問の際にモモを持参したら、次から城に来たら二人の部屋に顔を出すよう約束させられてしまった。
彼が城を訪問するのは水曜の午後と決まっており、どこかでそれを知った二人が待ち構えるようになってしまった。
「お二人とも元気ですね。」
「昨日誕生日でしたので、10才になりましたのよ。」
「私もですの。」
双子なんだから当然だろうとは突っ込めなかったようだ。
「存じております。手土産もありますので、お部屋の方にまいりましょうか。」
「ええ。」
皇家の居住区は、2階の奥まった位置にあり、貴族ですら簡単に立ち入る事はできない。
普段は居住区の入口に立つ警備兵に説明し侍女を呼んでもらうのだ。
今回は二人が一緒なので当然スルーだ。
部屋に入ったタイミングで、侍女が紅茶を淹れる。
最高級茶葉の優しい香りが部屋を満たしていく。
「今日は何をお持ちいただいたのかしら?」
「お二人の誕生日ですから、フルーツの王様をお持ちしたんですよ。」
「王様?」 「フルーツの?」
彼がマジックバッグからメロンを取り出すと、既に切り分けて乗せられた皿から香りが溢れてくる。
「こ、これは……」
「なんて、甘く優しい香り……」
「どうぞ、お召し上がりください。」
二人の前に、ガラス皿に乗せたメロンが出される。
「こちらは、陛下と皇妃様にお持ちください。」
二人だけ食べるのはズルいと、皇妃からクレームが入っていたらしい。
それを耳にしていた彼は、今回は余分に持参したのだ。
「こちらは、侍女の皆さんでどうぞ。」
「わ、わたくし達もよろしいんですか!」
「遠慮なさらずにどうぞ。食べごろに冷やしてありますから。」
二人が幸せそうに味を楽しんでいるのがよく分かる。
目を閉じて蕩けるような表情になっているからだ。
彼は座って紅茶を飲んでいる。
冷たいうちに食べるよう侍女に言ったので、この部屋は無言の空間になっている。
本当に美味しいメロンを食べると、みんな無口になる。
口を開いて、香りが逃げていくのが惜しいからだと思う。
時々フォークを置くカチャッという音が部屋に響く。
その静寂を破るようにタタタッと駆けこんでくる足音。
それを予見していたのか、彼は椅子から降りて片膝をついた。
足音の主は入ってくるなり叫んだ。
「これを持ち込んだのはお前か!」
「はい。」
「妃が気に入ったようだ。保有しているものを全て献上するように。」
「残念ながら、今期はもう終わりです。」
「なにぃ!」
「はい。元々家族用に少量作っているだけですので。」
「くっ……」
「それに、失礼ながら、これは皇女様お二人のお祝いにお持ちしたものです。」
「そうですわ。せっかく味を楽しんでいたものを、お父様のせいで台無しですわ。」
「ホント。せっかく余韻を楽しんでいたところを邪魔するなんて、最低ですわ。」
「ロビンが私たちに持ってきてくださいましたの。それを分けて差し上げたのに、全部寄越せだなんて横暴です!」
「くっ……」
「まあまあ、次はまた、美味しいものをお持ちしますよ。」
「だって、フルーツの王様なんでしょ。これより美味しいものなんて……」
「フルーツ以外にも、娘の作るスイーツは絶品なんですよ。」
「待て、ロビンと言ったな。」
「はい。」
「まさか、お前が鉄道の企画をした……」
「さようでございます。」
「くっ……なぜ技術者がこのようなものを?」
「いえ、俺はただの冒険者ですから。」
「バカを言うな!冒険者がなぜあのようなものを考えられるというのだ。」
【あとがき】
皇帝登場。イメージはサリーちゃんのパパです。
自分がこの体から去ったらどうなってしまうのか?
……ロビンの意識が感じられない以上、死ぬのだろうと思う。
確信は持てないが、多分そうなのだろう。
まあ、どうせ50年程度の命なら、このまま楽しめばいいだろうと思っている。
彼には、この世界が滅びるまで、無限の時間があるのだ。
今は、人間が存在するから暇つぶしになっているが、もし人類が滅んだりしたらどうすればいいのだろう……。
リズは料理と裁縫の感性が優れていた。
マリーと二人で、どんどん料理をアレンジして、新しい味を作り出すのだ。
生クリームとスポンジの焼き方を教えてもらい、ケーキ作り等も楽しんでいる。
性格も穏やかで、マナーも身についており、いずれ嫁に出す時には……、お父さん泣いちゃうぞとか彼は考えている。
4人には小遣いが与えられているのだが、必要な衣類は買ってもアクセサリー等は買おうとしない。
まあ、彼が本物の宝石を加工して与えているのだが、ペンダントはしているのに指輪やブローチ等はつけた事がない。
そして、4人にはウエストポーチ型のマジックバッグが与えられている。
あの中には、色々と入っていそうな気がするのだが……
マリーは化粧をしない。
ここの風呂には保湿と美白効果のあるオイルが入っているので、肌は白く艶々ではあるのだが……
「あれっ、マリーさん、髪切ったんですね。」
「はい。少し長かったので、思い切って切ってしまいました。変ですか?」
「い、いえ、ショートボブがお似合いですよ。」
茶色の髪をかきあげた時の、うなじの白さにドキッとしてしまう。
毎日見ていると僅かな変化には気付かないが、少し若くなっているように見える。
ひとつには胸元が以前よりも露出されており、そっちに目がいってしまう事が影響しているのだが彼は気付かない。
とはいえ、30代で通用しそうな若々しさだ。
これは、マリーが自分を女性として意識しはじめた効果でもある。
「そういえば、毎日お風呂に入っているせいか、肌の調子がいいんですよね。」
「あはは、確かに健康そうだし30代に見えますよ。」
「あら、こんなオバさん口説くんですか?」
「やった!そしたら、私たちのパパとママになってくれるんだ!」
「やめろ、お前たちと5才しか違わないんだぞ。」
まあ、現実的には父親的な見方をしているのは間違いない。
そして、その日から、子供たちが彼とマリーをパパ・ママと呼ぶようになってしまった。
その変化に、マリーは内心喜んでいた……
彼らは揃ってランクレで出かける事も多くなっていた。
これはリズとマリーの射撃訓練を兼ねている。
二人の右手には、細めのリストバンドにダイヤルとボタンをつけたものが装着されており、針・矢・槍の切り替えと火・氷が選択できるようになっている。
連射可能で、音も反動もない。
基本的に針は対人用であり、魔物用には矢か槍を使用する。
ミケとポチにも渡されており、一応装着しているのだが、二人は使った事がない。
右手を前に出して左手で手首を操作する感じは、ちょっとカッコいい。
普段はブレスレットになっており、そこを軽くたたくとリストバンド仕様に変化するのも使い勝手が良い。
こんなものが冒険者に知られたら、間違いなく大騒ぎになるだろう。
基本的に魔法というのは、個人の属性に応じたものしか使えず、多くの魔法師は矢まで覚えるのがやっとなのだ。
槍になると、詠唱が複雑になり、省略可された”短唱”は誰も成功していないのだ。
しかも、槍を取得したごく一部の魔法師は、自分たちの希少性を守るため、他人には教えない。
そんなものが魔法陣で、誰でも3属性の上級魔法を簡単な操作で発動できるとなったら、どんな手を使っても獲得しようとするだろう。
槍1本発射するにも、長く複雑な詠唱が必要なのに、それを無視して数百発でも簡単に発射できるのだ。
本来なら、槍を1本発射するのに、膨大な魔力量を必要とするのだが、魔法陣は微量の魔力を流して魔法陣自体を活性化するだけで発動する。
魔法陣は大気中の魔力を集めて発動するのだ。
恐ろしいものである。
そして、魔道具も起動時に少量の魔力で魔法陣を活性化する理屈は同じである。
だから、長時間稼働が可能なのだ。
このドライブの目的は、何か所かに作った果樹園の収穫と肉の確保だ。
それぞれの果樹園にはアンドロイドを3体配備してあり、収穫や木の世話は必要ないのだが、実った果実は目の保養にもなる。
まあ、果樹園といっても、半分は畑になっており、メロン・イチゴ・スイカも作っていた。
アンドロイドが収穫した果実は、彼のマジックバッグに送られるため、彼は時々マリーのマジックバッグに移している。
彼の家で食べきれないフルーツは、定期的に商業ギルドに卸しているのだが、当然種が出るためそのうちに栽培が始まるだろう。
今は割高なのだが、数が増えれば価格は落ち着くだろう。
彼は、週に一度帝都に顔を出しているが、城に行く時にはフルーツを木箱に2箱入れて用意していく。
「「ロビン!」」
城に入るなり、金色の縦ロールをピョンピョンさせながら駆け寄る二人。
皇女アリステアとナターシャの双子だ。
どうも、この二人に懐かれているようだ。
3度目の訪問の際、会議メンバーへの手土産にフルーツを持って行ったのだが、たまたま顔を出したナターシャ皇女にも一切れおすそ分けした。
それを知ったアリステア皇女が来た時には残っていなかった。
次の機会にと約束したのがきっかけで、4度目の訪問の際にモモを持参したら、次から城に来たら二人の部屋に顔を出すよう約束させられてしまった。
彼が城を訪問するのは水曜の午後と決まっており、どこかでそれを知った二人が待ち構えるようになってしまった。
「お二人とも元気ですね。」
「昨日誕生日でしたので、10才になりましたのよ。」
「私もですの。」
双子なんだから当然だろうとは突っ込めなかったようだ。
「存じております。手土産もありますので、お部屋の方にまいりましょうか。」
「ええ。」
皇家の居住区は、2階の奥まった位置にあり、貴族ですら簡単に立ち入る事はできない。
普段は居住区の入口に立つ警備兵に説明し侍女を呼んでもらうのだ。
今回は二人が一緒なので当然スルーだ。
部屋に入ったタイミングで、侍女が紅茶を淹れる。
最高級茶葉の優しい香りが部屋を満たしていく。
「今日は何をお持ちいただいたのかしら?」
「お二人の誕生日ですから、フルーツの王様をお持ちしたんですよ。」
「王様?」 「フルーツの?」
彼がマジックバッグからメロンを取り出すと、既に切り分けて乗せられた皿から香りが溢れてくる。
「こ、これは……」
「なんて、甘く優しい香り……」
「どうぞ、お召し上がりください。」
二人の前に、ガラス皿に乗せたメロンが出される。
「こちらは、陛下と皇妃様にお持ちください。」
二人だけ食べるのはズルいと、皇妃からクレームが入っていたらしい。
それを耳にしていた彼は、今回は余分に持参したのだ。
「こちらは、侍女の皆さんでどうぞ。」
「わ、わたくし達もよろしいんですか!」
「遠慮なさらずにどうぞ。食べごろに冷やしてありますから。」
二人が幸せそうに味を楽しんでいるのがよく分かる。
目を閉じて蕩けるような表情になっているからだ。
彼は座って紅茶を飲んでいる。
冷たいうちに食べるよう侍女に言ったので、この部屋は無言の空間になっている。
本当に美味しいメロンを食べると、みんな無口になる。
口を開いて、香りが逃げていくのが惜しいからだと思う。
時々フォークを置くカチャッという音が部屋に響く。
その静寂を破るようにタタタッと駆けこんでくる足音。
それを予見していたのか、彼は椅子から降りて片膝をついた。
足音の主は入ってくるなり叫んだ。
「これを持ち込んだのはお前か!」
「はい。」
「妃が気に入ったようだ。保有しているものを全て献上するように。」
「残念ながら、今期はもう終わりです。」
「なにぃ!」
「はい。元々家族用に少量作っているだけですので。」
「くっ……」
「それに、失礼ながら、これは皇女様お二人のお祝いにお持ちしたものです。」
「そうですわ。せっかく味を楽しんでいたものを、お父様のせいで台無しですわ。」
「ホント。せっかく余韻を楽しんでいたところを邪魔するなんて、最低ですわ。」
「ロビンが私たちに持ってきてくださいましたの。それを分けて差し上げたのに、全部寄越せだなんて横暴です!」
「くっ……」
「まあまあ、次はまた、美味しいものをお持ちしますよ。」
「だって、フルーツの王様なんでしょ。これより美味しいものなんて……」
「フルーツ以外にも、娘の作るスイーツは絶品なんですよ。」
「待て、ロビンと言ったな。」
「はい。」
「まさか、お前が鉄道の企画をした……」
「さようでございます。」
「くっ……なぜ技術者がこのようなものを?」
「いえ、俺はただの冒険者ですから。」
「バカを言うな!冒険者がなぜあのようなものを考えられるというのだ。」
【あとがき】
皇帝登場。イメージはサリーちゃんのパパです。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
悪徳貴族の、イメージ改善、慈善事業
ウィリアム・ブロック
ファンタジー
現代日本から死亡したラスティは貴族に転生する。しかしその世界では貴族はあんまり良く思われていなかった。なのでノブリス・オブリージュを徹底させて、貴族のイメージ改善を目指すのだった。
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
ギルドの片隅で飲んだくれてるおっさん冒険者
哀上
ファンタジー
チートを貰い転生した。
何も成し遂げることなく35年……
ついに前世の年齢を超えた。
※ 第5回次世代ファンタジーカップにて“超個性的キャラクター賞”を受賞。
※この小説は他サイトにも投稿しています。
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
おいでよ!死にゲーの森~異世界転生したら地獄のような死にゲーファンタジー世界だったが俺のステータスとスキルだけがスローライフゲーム仕様
あけちともあき
ファンタジー
上澄タマルは過労死した。
死に際にスローライフを夢見た彼が目覚めた時、そこはファンタジー世界だった。
「異世界転生……!? 俺のスローライフの夢が叶うのか!」
だが、その世界はダークファンタジーばりばり。
人々が争い、魔が跳梁跋扈し、天はかき曇り地は荒れ果て、死と滅びがすぐ隣りにあるような地獄だった。
こんな世界でタマルが手にしたスキルは、スローライフ。
あらゆる環境でスローライフを敢行するためのスキルである。
ダンジョンを採掘して素材を得、毒沼を干拓して畑にし、モンスターを捕獲して飼いならす。
死にゲー世界よ、これがほんわかスローライフの力だ!
タマルを異世界に呼び込んだ謎の神ヌキチータ。
様々な道具を売ってくれ、何でも買い取ってくれる怪しい双子の魔人が経営する店。
世界の異形をコレクションし、タマルのゲットしたモンスターやアイテムたちを寄付できる博物館。
地獄のような世界をスローライフで侵食しながら、タマルのドキドキワクワクの日常が始まる。
1000年生きてる気功の達人異世界に行って神になる
まったりー
ファンタジー
主人公は気功を極め人間の限界を超えた強さを持っていた、更に大気中の気を集め若返ることも出来た、それによって1000年以上の月日を過ごし普通にひっそりと暮らしていた。
そんなある時、教師として新任で向かった学校のクラスが異世界召喚され、別の世界に行ってしまった、そこで主人公が色々します。
セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~
空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。
もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。
【お知らせ】6/22 完結しました!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる