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第四章
第18話 ナミ
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天神の里は、現在でいえば消防署の辺りになるのだろうか。10軒の竪穴式住居があり二艘の丸木舟があった。
「トゥトゥさん、お客さんです。」
「ほう、客とは珍しいな。」
「こんにちわ。シャカムイの先にあるトラの里からまいりました。」
「シャカムイの先とな。それは遠いところからようこそ来なすった。しかし、それはオオカミかな?それともイヌ?」
「オオカミです。生まれた時から一緒ですのでイヌと変わりませんよ。」
「いやいや、オオカミは神の御使いゆえ、イヌと同列に扱ってはバチが当たりますぞ。」
「実はその神様にいわれて、神山を目指しているんです。」
「それは、お告げでかのう。」
「いえ、私が拝謁させていただきました。」
「ほう、それは珍しいこともあるものだ。」
「シャカムイの巫女であるオババ様にも言われました。既に、木霊によって知れ渡っていたようですが。」
「今、この里に巫女はおらぬので知らなんだわ。申し訳ない。」
「とんでもございません。なんでも、百人に一人木霊の姿を見ることができ、さらにその中の一人が木霊の声を聞き分けることができるとかきいております。巫女とはそれだjけ貴重な存在だとか。」
「そのようじゃのう。そこのナミも、小さい頃は木霊の姿が見えているような素振りを見せることもあったのだが……」
「そうなんですか。ナミちゃん、あとで少し話を聞かせてくれるかな?」
「えっ、私ですか……」
「うん。うちの里の娘も、このハクと出会ってから巫女としての能力が目覚めたようなんだ。」
「まことか!ナミ、ぜひ話を聞かせていただきなさい。」
「は、……はい……。あっ、ちょっと貝を水に漬けてきます。失礼します。」
「ふう、あの子は昨年、母親を病で亡くしておりましてな、ちょっと塞ぎがちなのじゃよ。他の里のことや木霊のことで気を紛らわしてやってくださらぬか。」
「どこまでできるか分かりませんが、お役にたてるようやってみます。ハク、さっきの子のところへ」
ワウンと鳴いてハクとシェンロンは外へ出て行った。
「やはりのう。人の言葉も理解しているようじゃな。」
「生まれた時から一緒なので意識していませんでしたが、確かに言ったことは聞き分けますね。」
「それで、箱根を超えなさるのかね。」
「この先、木霊がどう導いてくれるかですが、私としては酒匂川を上って金時山の向こうから登っていこうと思っています。」
「それがよいだろう。ただ、気を付けなされよ。この先、お山に近づくに連れてマガが頻繁に現れるようになると聞いておりますからな。」
「マガがですか。」
「うむ。」
「まあ、大丈夫だと思います。二匹もマガに負けませんし、近づけば教えてくれます。それに、三人ともマガを滅する道具を持っていますから。」
「なんと、マガを滅することができるというのか!」
「やはり、この里でもマガの被害が出ているのですね。」
「そうじゃ、最初はイヌがやられた。次は人じゃ。これまでに5人が取り憑かれ、二人は未だに寝込んだままなのじゃ。」
「それじゃあ大変ですね。薬が効くかもしれないので、後で試してみましょう。」
「薬?」
「ええ、具合の悪い時に飲ませると症状が和らぐもので、基本的には植物の根や葉から作ります。発熱や咳止めのほかにもいくつか持ってきているので。」
「ほう。お前たちの里では、そのようなものを作っているのか。」
「はい。それとマガが出た時にはどのように対応されているのですか?」
「知っていると思うが、マガには木の矢や棒は利かない。石もじゃ。だが、明るさに弱いことは分かっているので、クジラの油を使った灯火(ともしび)をいくつか使って追い払うのじゃが……」
「明るさが足りないんですね。」
「そのとおりじゃ。」
「じゃあ、灯火をもっと明るくする工夫をしてみましょう。」
「そんな事ができるのか?」
「そういう事のできる特殊な材料を持ってきていますから大丈夫ですよ。それから、多少時間がかかりますので、それまで泊めてくださいね。」
「もちろんじゃ。ナミのところが空いているから、そこに泊っていけばよいぞ。」
さて、どこから手をつけよう。やっぱり病人だよな。
「それじゃあ、先に薬を作りましょう。」
今回はオニユリの球根を使う。ゆり根と呼ばれるものだ。それを天日で干したものを持参してある。これを水に入れて火にかけ、水が半分になるまで煮詰めるだけだ。効能にある滋養強壮に期待しよう。トゥトゥさんの娘さんに手順を教えて、次は灯火の改良だ。改良といってもこれまで作ってきたランプ型土器を作るだけだ。見本を一つ作り、里の若い衆に同じものを四つ作るように頼んだ。焼き入れを考えればその先は明後日だろう。
次はナミの番だ。ナミと二匹は、砂浜を見渡せる小高い草原にいた。
「どうだいハクとシェンロンは。」
「あっ、ソーヤさん。トゥトゥさんとの話は終わったんですか。」
「うん。後はリュウジとミコトに任せてあるんだ。」
「そうですか……。この二匹といるとなんだか落ち着きますね。」
「今日から君の家に泊めてもらうことになったから、ずっと一緒にいていいんだよ。
「ホントですか!ハク、一緒に寝ていいんだって!」
ワゥン!
「それで、木霊は見えるのかい?」
「……」
「何かあったのかい?」
「……」
「ハクとシェンロンは木霊の言葉が分かるらしい。それに、僕たちの里の娘も最近になって木霊と会話できるようになったんだ。」
「……」
「木霊が見えるっていうのは、それだけ特別な事で、里にとっても大切なことなんだよ。」
「……どうして……?」
「木霊っていうのはね、神様の目であり耳でもあるんだ。」
「神……さま……」
「だから、木霊と話せるっていうのは、神様とそれだけ近しくなれるっていう事なんだよ。」
「嘘です……神様がいるなら、なんでお母さんは死んじゃったんですか。」
「……人は……いつか死ぬ。」
「そんなこと分かっています。」
「そして、神様はすべての人をいつも見ているわけじゃない。」
「……」
「人を救えるとしたら、それは人だけだと思うんだ。」
「そんなこと……できません……」
「なんでそう思うんだい。」
「だって、病気になるのは……しょうがないじゃないですか。」
「病気は、防ぐことができるんだよ。」
「えっ?」
「病気には原因があるんだ。悪いものが体に入ってきたり、体に悪いことをしたりすることで病気になるんだけど、それを防げれば病気にならないんだよ。」
「マガとかですか?」
「マガも防ぐことができるし、例えば体を冷やさないとか、体に悪いものを食べない。もし、具合が悪くなったら適切に対処することで悪化することを防ぐことだってできるんだ。」
「どうやって……」
「症状によって、いろいろな方法があるんだよ。栄養のあるものを食べてよく寝るのもその一つだし、土の上で寝ないのも効果的だね。」
「土の上では寝てないよ。枯草の上に布を敷いてるもの。」
「あー、そういうことじゃなく、土の上で生活するのはあまりよくないんだ。」
「石を敷けばいいの?」
「それじゃあ変わらないよ。例えば木の上で生活するんだ。」
「木に登って……落ちたらケガをするんじゃない。」
「そうじゃなくて、木で家を作るんだ……ああ、説明がむつかしい……」
【あとがき】
小田原の消防署付近が里になりますけど、消防署まで書類を出しに何度か伺ったことがあります。裏を通ればそれほどでもないのですが、お堀端を通って1号線経由だとそれなりに歩きます。小田原城の南側のお濠では、2000年前の大賀ハスが栽培されています。これは、千葉の遺跡から発見された古代ハスの種を発芽させたもので、各地に株分けされた大賀ハスが植えられていると思います。夏に開花するこのハスは、ショッキングピンクの大輪で、神秘的な雰囲気があります。東京都町田市の薬師池公園では、2メートルほどに成長したハスの群生の中を歩くことができて、私も葉の上に散っていた花びらを拾ったことがあります。10センチ以上ある花びらを、ガラス皿に水を張って浮かべればそれだけで満たされた気持ちにになったのを覚えています。
「トゥトゥさん、お客さんです。」
「ほう、客とは珍しいな。」
「こんにちわ。シャカムイの先にあるトラの里からまいりました。」
「シャカムイの先とな。それは遠いところからようこそ来なすった。しかし、それはオオカミかな?それともイヌ?」
「オオカミです。生まれた時から一緒ですのでイヌと変わりませんよ。」
「いやいや、オオカミは神の御使いゆえ、イヌと同列に扱ってはバチが当たりますぞ。」
「実はその神様にいわれて、神山を目指しているんです。」
「それは、お告げでかのう。」
「いえ、私が拝謁させていただきました。」
「ほう、それは珍しいこともあるものだ。」
「シャカムイの巫女であるオババ様にも言われました。既に、木霊によって知れ渡っていたようですが。」
「今、この里に巫女はおらぬので知らなんだわ。申し訳ない。」
「とんでもございません。なんでも、百人に一人木霊の姿を見ることができ、さらにその中の一人が木霊の声を聞き分けることができるとかきいております。巫女とはそれだjけ貴重な存在だとか。」
「そのようじゃのう。そこのナミも、小さい頃は木霊の姿が見えているような素振りを見せることもあったのだが……」
「そうなんですか。ナミちゃん、あとで少し話を聞かせてくれるかな?」
「えっ、私ですか……」
「うん。うちの里の娘も、このハクと出会ってから巫女としての能力が目覚めたようなんだ。」
「まことか!ナミ、ぜひ話を聞かせていただきなさい。」
「は、……はい……。あっ、ちょっと貝を水に漬けてきます。失礼します。」
「ふう、あの子は昨年、母親を病で亡くしておりましてな、ちょっと塞ぎがちなのじゃよ。他の里のことや木霊のことで気を紛らわしてやってくださらぬか。」
「どこまでできるか分かりませんが、お役にたてるようやってみます。ハク、さっきの子のところへ」
ワウンと鳴いてハクとシェンロンは外へ出て行った。
「やはりのう。人の言葉も理解しているようじゃな。」
「生まれた時から一緒なので意識していませんでしたが、確かに言ったことは聞き分けますね。」
「それで、箱根を超えなさるのかね。」
「この先、木霊がどう導いてくれるかですが、私としては酒匂川を上って金時山の向こうから登っていこうと思っています。」
「それがよいだろう。ただ、気を付けなされよ。この先、お山に近づくに連れてマガが頻繁に現れるようになると聞いておりますからな。」
「マガがですか。」
「うむ。」
「まあ、大丈夫だと思います。二匹もマガに負けませんし、近づけば教えてくれます。それに、三人ともマガを滅する道具を持っていますから。」
「なんと、マガを滅することができるというのか!」
「やはり、この里でもマガの被害が出ているのですね。」
「そうじゃ、最初はイヌがやられた。次は人じゃ。これまでに5人が取り憑かれ、二人は未だに寝込んだままなのじゃ。」
「それじゃあ大変ですね。薬が効くかもしれないので、後で試してみましょう。」
「薬?」
「ええ、具合の悪い時に飲ませると症状が和らぐもので、基本的には植物の根や葉から作ります。発熱や咳止めのほかにもいくつか持ってきているので。」
「ほう。お前たちの里では、そのようなものを作っているのか。」
「はい。それとマガが出た時にはどのように対応されているのですか?」
「知っていると思うが、マガには木の矢や棒は利かない。石もじゃ。だが、明るさに弱いことは分かっているので、クジラの油を使った灯火(ともしび)をいくつか使って追い払うのじゃが……」
「明るさが足りないんですね。」
「そのとおりじゃ。」
「じゃあ、灯火をもっと明るくする工夫をしてみましょう。」
「そんな事ができるのか?」
「そういう事のできる特殊な材料を持ってきていますから大丈夫ですよ。それから、多少時間がかかりますので、それまで泊めてくださいね。」
「もちろんじゃ。ナミのところが空いているから、そこに泊っていけばよいぞ。」
さて、どこから手をつけよう。やっぱり病人だよな。
「それじゃあ、先に薬を作りましょう。」
今回はオニユリの球根を使う。ゆり根と呼ばれるものだ。それを天日で干したものを持参してある。これを水に入れて火にかけ、水が半分になるまで煮詰めるだけだ。効能にある滋養強壮に期待しよう。トゥトゥさんの娘さんに手順を教えて、次は灯火の改良だ。改良といってもこれまで作ってきたランプ型土器を作るだけだ。見本を一つ作り、里の若い衆に同じものを四つ作るように頼んだ。焼き入れを考えればその先は明後日だろう。
次はナミの番だ。ナミと二匹は、砂浜を見渡せる小高い草原にいた。
「どうだいハクとシェンロンは。」
「あっ、ソーヤさん。トゥトゥさんとの話は終わったんですか。」
「うん。後はリュウジとミコトに任せてあるんだ。」
「そうですか……。この二匹といるとなんだか落ち着きますね。」
「今日から君の家に泊めてもらうことになったから、ずっと一緒にいていいんだよ。
「ホントですか!ハク、一緒に寝ていいんだって!」
ワゥン!
「それで、木霊は見えるのかい?」
「……」
「何かあったのかい?」
「……」
「ハクとシェンロンは木霊の言葉が分かるらしい。それに、僕たちの里の娘も最近になって木霊と会話できるようになったんだ。」
「……」
「木霊が見えるっていうのは、それだけ特別な事で、里にとっても大切なことなんだよ。」
「……どうして……?」
「木霊っていうのはね、神様の目であり耳でもあるんだ。」
「神……さま……」
「だから、木霊と話せるっていうのは、神様とそれだけ近しくなれるっていう事なんだよ。」
「嘘です……神様がいるなら、なんでお母さんは死んじゃったんですか。」
「……人は……いつか死ぬ。」
「そんなこと分かっています。」
「そして、神様はすべての人をいつも見ているわけじゃない。」
「……」
「人を救えるとしたら、それは人だけだと思うんだ。」
「そんなこと……できません……」
「なんでそう思うんだい。」
「だって、病気になるのは……しょうがないじゃないですか。」
「病気は、防ぐことができるんだよ。」
「えっ?」
「病気には原因があるんだ。悪いものが体に入ってきたり、体に悪いことをしたりすることで病気になるんだけど、それを防げれば病気にならないんだよ。」
「マガとかですか?」
「マガも防ぐことができるし、例えば体を冷やさないとか、体に悪いものを食べない。もし、具合が悪くなったら適切に対処することで悪化することを防ぐことだってできるんだ。」
「どうやって……」
「症状によって、いろいろな方法があるんだよ。栄養のあるものを食べてよく寝るのもその一つだし、土の上で寝ないのも効果的だね。」
「土の上では寝てないよ。枯草の上に布を敷いてるもの。」
「あー、そういうことじゃなく、土の上で生活するのはあまりよくないんだ。」
「石を敷けばいいの?」
「それじゃあ変わらないよ。例えば木の上で生活するんだ。」
「木に登って……落ちたらケガをするんじゃない。」
「そうじゃなくて、木で家を作るんだ……ああ、説明がむつかしい……」
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