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第四章
第20話 覚醒
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その夜のことだった。
「えっ!なに!」
ナミが夜中に叫んだ。ハクとシェンロンも唸っている。俺にすれば一目瞭然の状況だ。
「どうした?」
「木霊(こだま)が、とても不安そうなの。」
「リュウジ、ランプのある家に人を移動させてくれ。ミコト、ランプに火をつけてきてくれ!」
「「了解!」」
「何があったんですか!」
「多分マガだ。」
「そ、そんな……」
「俺たちがいるから大丈夫だよ。安心して。さあ、ランプのある家に移ろう。」
ランプは五つ、半分の家にしか設置できていない。トゥトゥさんの家、病人のいる家とあと3軒だ。俺はLEDライトを点けてハクとシェンロンを引き連れて家を出る。
「ナミはトゥトゥさんの家へ!」
「そ、ソーヤさんは……」
「マガを片づける。」
「だ、大丈夫なんですか……」
俺たちにとってマガの100や200は何の問題もない。素振りの数だけ霧散していくのだ。俺たちはマガを片付けてトゥトゥさんの家に入った。
「マガの処分は終わりました。」
「信じられん、本当にマガを撃退できるのじゃな!」
「ええ、大丈夫ですよ。ランプの方はどうでした?」
「幾度か入ってこようとしたヤツもいたが、すぐに出ていきおった。十分な効果じゃ。」
「それはよかった。もうひとつ重要なお知らせがあります。」
「な、なんじゃ……」
「ナミが巫女として目覚めつつあります。」
「なんじゃと!」
家にいた全員の視線がナミに集まる。
「まことか、ナミ!」
「えっ……そ、その……」
「お父さん、ナミが怖がってるじゃない。ナミちゃん、本当なの?」
「えっと、木霊の声は聞こえるようになったみたいです。」
「すごいわ、本当なのね。えらいわ、よく頑張ったわね。」
リリさんはナミを抱きしめた。
「わ、私は何も……」
「ううん。私知ってるの。木霊が見えるってことで、気味が悪いって言ってた人もいたよね。」
「……」
「お母さんが亡くなったとき、私も子育て中だったから……力になってあげられなかった……ごめんね。」
二人は抱き合って泣いていた。ナミもやっぱり心細かったのだろう、声をあげて泣いている。
翌日からの変化がすごかった。変化というよりも進化が正解か。
「セオリツヒメ様が怒っているみたいですよ。」
「な、なにぃ!」
「いつまで待たせるんじゃとおっしゃっているみたいです。」
「いや、待ってたのかよ……」
「それとカナさんが……、川なんかに落ちてるんじゃないわよと……」
「待て、なんでカナがそれ知ってんだ……、というか、ナミお前カナの名前なんか……」
「木霊はどこにでもいますからね。カナさんとオババさんのことも教えてくれました。カナさんはお薬のこと教えてくれるって。」
「コダマ~、余計な情報を流すんじゃない!」
「あっ、木霊たちが消えちゃいました……」
「えっ……ウソ、嘘だからね、木霊ちゃん。」
「出てきましたね。」
「モテアソバレテル……オレ。」
もう、ナミも心配いらないようだ。
「明日、出発しよう。」
俺は、竹を削って剣を作り、銘を磯と切った。確信があるわけじゃないが、ナミにはこれが必要だと感じたからだ。
「薫製肉も補充しておきました。」
「藻塩も分けてもらったぞ。心残りはないのかロリ委員長。」
「えっ、委員長、ロリだったんですか。」
「誰がロリじゃ。……いや、そういうのやめてくれ。木霊を通じて俺たちの行動は筒抜けみたいなんだ。」
「ほう。それはいいことを聞いた。」
俺たちは少し東に戻って酒匂川をたどっていく。松田までは緩やかな流れなので、河原も楽に歩けるのだ。
「おっ、ミサゴだ。」
「ミサゴ?」
「ああ、あそこを飛んでいる顔の白い鳥だよ。」
「猛禽類っすね。結構大きいっすよ。」
「飛んでるっていうよりも止まってね、羽ばたいてねえし。」
「うん。ハンギングっていって、タコみたいに風上に向かって羽を広げてるんだ。ああやって獲物を探して見つけたら一気に急降下して捕獲するんだよ。」
「獲物って、飛んでるの川の上じゃないっすか。」
「ミサゴが捕食するのは魚なんだ。」
「猛禽類なのに魚喰うのかよ。」
「あっ、頭から行ったっすよ。」
「大丈夫。水面スレスレで羽を広げて体制を変えるから。」
「カワセミみたいに頭から突っ込むんじゃないんだな。おっ、しっかりと魚掴んだみてえだぞ。」
松田までは3時間ほどで到達できた。松田から先は急激に山深くなり急流になることから判断できる。木霊の誘導もあって、俺たちは川沿いを登っていく。突然。ハクたちが唸り声をあげる。
「熊っすよ。」
「クマだな。」
「おとなしく引き下がってくれないかな。リュウジ、そのワクワクした目はやめてくれ。」
クマの方もこちらに気づき、数分にらみ合った後クマは木立に消えた。
「ふぅ……」
「あっ、キジっすよ。狩りますか。」
「キジじゃなくヤマドリだね。頼む。」
夕刻には少し時間がありそうだったが、山は日の落ちるのが早い。俺たちはミコトの仕留めたヤマドリを焼いて腹を膨らませ、そのまま焚火の周りで寝ることにした。防寒用のアルミシートを体に巻きつけ各々適当に転がった。
グルルルル
「どうした?うわっ、起きろ!」
「なんだ……」
「す、すごいっすね……」
LEDライトに照らし出された夥(おびただ)しい影と赤い目。マガだった。
「こりゃあ、100や200じゃきかねえな。」
「1000として一人333っすね。」
「一薙ぎで3体として素振り100回か。まあ、やるしかねえし。」
「ハクたちもいるから、もう少し楽だといいね。」
俺たちは討伐を開始した。さすがに時間がかかる。
「やばいっす、矢がもう……」
「大丈夫だ。ミコトは少し下がってろ。」
「あっ、あれ何すか!一番後ろ!」
LEDライトに照らし出されたそいつは2メートルを楽に超えていた。赤い肌。額から生えた二本の角と口からのぞく牙……。
「お、鬼……っす。」
「面白え、やっと歯ごたえのあるヤツが出てきてくれたか。」
「お、俺はそんなの望んでないよ~。」
鬼まではまだ20メートルほどの距離があった。とりあえず手前のマガを片づけていく。
「鉄の矢を使ってみるっす。」
ミコトの放った矢は鬼の右目を貫いた。
「グオー!」
狂暴化した鬼は俺たちに向かって走ってくる。
「ハク、シェンロン、気をつけろ!」
ドドドドドッと走り寄る鬼に、ハクとシェンロンも少しひるんでいる。
「来るぞ!」
鬼は俺のほうへ走ってくる。手には木製と思われる棍棒を持っていた。金棒でないのは不幸中の幸いか。その棍棒を俺めがけて振り下ろしてきた。足が竦む。片目をやられて距離感がつかめないのか、棍棒は俺の鼻先を掠めて地面を打った。がら空きになった鬼の胸にミコトの2射目が突き刺さる。
「ギョエーッ!」
頭上から浴びせられたとてつもない怒声に俺の全身が硬直した。う、動かないと……。頭では理解できても体がいうことをきかない。鬼の右手がよこ殴りに俺の左脇腹に直撃し、ミシッと嫌な音がした。無意識に鬼の右腕を俺の左手が抱え込む形になった。その瞬間、鬼の動きが止まった。
「チョエース!」
リュウジの気合とともに鬼の首が体からずれていった。
【あとがき】
ソーヤの負傷と新たな敵、鬼の出現。現在地は開成町を超えたあたりで、富士までまだ10キロ以上あります。
「えっ!なに!」
ナミが夜中に叫んだ。ハクとシェンロンも唸っている。俺にすれば一目瞭然の状況だ。
「どうした?」
「木霊(こだま)が、とても不安そうなの。」
「リュウジ、ランプのある家に人を移動させてくれ。ミコト、ランプに火をつけてきてくれ!」
「「了解!」」
「何があったんですか!」
「多分マガだ。」
「そ、そんな……」
「俺たちがいるから大丈夫だよ。安心して。さあ、ランプのある家に移ろう。」
ランプは五つ、半分の家にしか設置できていない。トゥトゥさんの家、病人のいる家とあと3軒だ。俺はLEDライトを点けてハクとシェンロンを引き連れて家を出る。
「ナミはトゥトゥさんの家へ!」
「そ、ソーヤさんは……」
「マガを片づける。」
「だ、大丈夫なんですか……」
俺たちにとってマガの100や200は何の問題もない。素振りの数だけ霧散していくのだ。俺たちはマガを片付けてトゥトゥさんの家に入った。
「マガの処分は終わりました。」
「信じられん、本当にマガを撃退できるのじゃな!」
「ええ、大丈夫ですよ。ランプの方はどうでした?」
「幾度か入ってこようとしたヤツもいたが、すぐに出ていきおった。十分な効果じゃ。」
「それはよかった。もうひとつ重要なお知らせがあります。」
「な、なんじゃ……」
「ナミが巫女として目覚めつつあります。」
「なんじゃと!」
家にいた全員の視線がナミに集まる。
「まことか、ナミ!」
「えっ……そ、その……」
「お父さん、ナミが怖がってるじゃない。ナミちゃん、本当なの?」
「えっと、木霊の声は聞こえるようになったみたいです。」
「すごいわ、本当なのね。えらいわ、よく頑張ったわね。」
リリさんはナミを抱きしめた。
「わ、私は何も……」
「ううん。私知ってるの。木霊が見えるってことで、気味が悪いって言ってた人もいたよね。」
「……」
「お母さんが亡くなったとき、私も子育て中だったから……力になってあげられなかった……ごめんね。」
二人は抱き合って泣いていた。ナミもやっぱり心細かったのだろう、声をあげて泣いている。
翌日からの変化がすごかった。変化というよりも進化が正解か。
「セオリツヒメ様が怒っているみたいですよ。」
「な、なにぃ!」
「いつまで待たせるんじゃとおっしゃっているみたいです。」
「いや、待ってたのかよ……」
「それとカナさんが……、川なんかに落ちてるんじゃないわよと……」
「待て、なんでカナがそれ知ってんだ……、というか、ナミお前カナの名前なんか……」
「木霊はどこにでもいますからね。カナさんとオババさんのことも教えてくれました。カナさんはお薬のこと教えてくれるって。」
「コダマ~、余計な情報を流すんじゃない!」
「あっ、木霊たちが消えちゃいました……」
「えっ……ウソ、嘘だからね、木霊ちゃん。」
「出てきましたね。」
「モテアソバレテル……オレ。」
もう、ナミも心配いらないようだ。
「明日、出発しよう。」
俺は、竹を削って剣を作り、銘を磯と切った。確信があるわけじゃないが、ナミにはこれが必要だと感じたからだ。
「薫製肉も補充しておきました。」
「藻塩も分けてもらったぞ。心残りはないのかロリ委員長。」
「えっ、委員長、ロリだったんですか。」
「誰がロリじゃ。……いや、そういうのやめてくれ。木霊を通じて俺たちの行動は筒抜けみたいなんだ。」
「ほう。それはいいことを聞いた。」
俺たちは少し東に戻って酒匂川をたどっていく。松田までは緩やかな流れなので、河原も楽に歩けるのだ。
「おっ、ミサゴだ。」
「ミサゴ?」
「ああ、あそこを飛んでいる顔の白い鳥だよ。」
「猛禽類っすね。結構大きいっすよ。」
「飛んでるっていうよりも止まってね、羽ばたいてねえし。」
「うん。ハンギングっていって、タコみたいに風上に向かって羽を広げてるんだ。ああやって獲物を探して見つけたら一気に急降下して捕獲するんだよ。」
「獲物って、飛んでるの川の上じゃないっすか。」
「ミサゴが捕食するのは魚なんだ。」
「猛禽類なのに魚喰うのかよ。」
「あっ、頭から行ったっすよ。」
「大丈夫。水面スレスレで羽を広げて体制を変えるから。」
「カワセミみたいに頭から突っ込むんじゃないんだな。おっ、しっかりと魚掴んだみてえだぞ。」
松田までは3時間ほどで到達できた。松田から先は急激に山深くなり急流になることから判断できる。木霊の誘導もあって、俺たちは川沿いを登っていく。突然。ハクたちが唸り声をあげる。
「熊っすよ。」
「クマだな。」
「おとなしく引き下がってくれないかな。リュウジ、そのワクワクした目はやめてくれ。」
クマの方もこちらに気づき、数分にらみ合った後クマは木立に消えた。
「ふぅ……」
「あっ、キジっすよ。狩りますか。」
「キジじゃなくヤマドリだね。頼む。」
夕刻には少し時間がありそうだったが、山は日の落ちるのが早い。俺たちはミコトの仕留めたヤマドリを焼いて腹を膨らませ、そのまま焚火の周りで寝ることにした。防寒用のアルミシートを体に巻きつけ各々適当に転がった。
グルルルル
「どうした?うわっ、起きろ!」
「なんだ……」
「す、すごいっすね……」
LEDライトに照らし出された夥(おびただ)しい影と赤い目。マガだった。
「こりゃあ、100や200じゃきかねえな。」
「1000として一人333っすね。」
「一薙ぎで3体として素振り100回か。まあ、やるしかねえし。」
「ハクたちもいるから、もう少し楽だといいね。」
俺たちは討伐を開始した。さすがに時間がかかる。
「やばいっす、矢がもう……」
「大丈夫だ。ミコトは少し下がってろ。」
「あっ、あれ何すか!一番後ろ!」
LEDライトに照らし出されたそいつは2メートルを楽に超えていた。赤い肌。額から生えた二本の角と口からのぞく牙……。
「お、鬼……っす。」
「面白え、やっと歯ごたえのあるヤツが出てきてくれたか。」
「お、俺はそんなの望んでないよ~。」
鬼まではまだ20メートルほどの距離があった。とりあえず手前のマガを片づけていく。
「鉄の矢を使ってみるっす。」
ミコトの放った矢は鬼の右目を貫いた。
「グオー!」
狂暴化した鬼は俺たちに向かって走ってくる。
「ハク、シェンロン、気をつけろ!」
ドドドドドッと走り寄る鬼に、ハクとシェンロンも少しひるんでいる。
「来るぞ!」
鬼は俺のほうへ走ってくる。手には木製と思われる棍棒を持っていた。金棒でないのは不幸中の幸いか。その棍棒を俺めがけて振り下ろしてきた。足が竦む。片目をやられて距離感がつかめないのか、棍棒は俺の鼻先を掠めて地面を打った。がら空きになった鬼の胸にミコトの2射目が突き刺さる。
「ギョエーッ!」
頭上から浴びせられたとてつもない怒声に俺の全身が硬直した。う、動かないと……。頭では理解できても体がいうことをきかない。鬼の右手がよこ殴りに俺の左脇腹に直撃し、ミシッと嫌な音がした。無意識に鬼の右腕を俺の左手が抱え込む形になった。その瞬間、鬼の動きが止まった。
「チョエース!」
リュウジの気合とともに鬼の首が体からずれていった。
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