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第三章 小さな勇者たち
第32話 価値観
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「なあ、採卵用のトリが減っていってないか?」
「ああ、それは肉で食べているからですよ。」
「何で!これはタマゴを産ませるためのニワトリだって言ったよな。」
「でも、肉を食べたいって要望がありましたから。」
「いや、これは俺の連れてきたニワトリだからさ。」
「でも、エルフで飼っているニワトリですよ。」
ロンドは長老に直談判したが、長老は聞き入れなかった。
「そりゃあ、タマゴも重要な食料だが、今は肉を喰いたいという希望が多いのじゃ。仕方なかろう。」
「ふざけんなよ。少しすれば、鶏肉だって提供できるって説明しただろう。」
「いや、今喰いたいんだから仕方なかろう。」
「それくらい我慢できないのかよ!」
「いや、肉があるんだから喰えばいいだろう。何を怒っているんじゃ?」
それだけでは終わらなかった。
鶏舎の壁が外され、個人の家に付けられたり、サッシ毎持ち出された、ついにはLEDライトまで持っていかれ、ロンドはソーラーシステム一式を回収せざるを得なかった。
「ニワトリは川向うの土地の対価としてくれてやるが、この村にはこれ以上の支援はしない。好きにしてくれ。」
ロンドはファラに確認した。
「なあ、エルフ自体がこういう民族なのか?」
「いえ、人間の居住域と近いうちの村は、貨幣を使っていましたよ。ここは、多分、人間との交流がまったく無かったからじゃないですかね。」
「くそっ、そういう事なら次からは賃金を払ってやって、その賃金で希望するモノを売ってやろうじゃねえか。」
ロンドは勝手に盗られないよう、豚を柵の中で飼い始める。
照明を無くした鶏舎では、タマゴを産む頻度が下がり、その分ニワトリがどんどん減っていく。
「なあ、鳥がタマゴを産まなくなってきたんだが、どうしたらいい。」
「お前らが小屋を壊して、照明を盗んでいったからだよ。最初に言っただろ、鳥に毎日タマゴを産ませるために、照明で陽が長い季節だと勘違いさせてるって。」
「じゃあ、また照明をつけてくれよ。」
「イヤだね。付けたらお前らはまた勝手に持っていくだろ。」
「いや、もうしない。昨日全員で話し合ったんだ。」
「壁や窓も勝手に持って行った。お前らが鳥小屋を壊したんだ。勝手な事を言うな。」
「それは、始めて見たからだ。もう、小屋を壊したりしない。」
「だったら、お前たちで小屋を修理しろ。お前らの頼みを聞くかどうかは、その後で考える。」
エルフたちは木の板で建物を修復していった。
ガラスを持たないエルフたちは、開閉式の木で作った窓の作っていた。
「小屋を修理したぞ。さあ、照明をつけてくれ。」
「つけてやってもいいが、お前たちはその対価として俺に何をくれるんだ?」
「どういう事だ?」
「照明を付けてやるかわりに、それと同じくらい価値のあるものを俺によこせと言っている。」
ここのエルフたちに、物々交換の概念を理解させるのは大変だったが、一応は理解できたようだ。
だが、エルフたちに価値のある所有物などなかった。
そのため、3人のエルフが毎日ブタの世話を1カ月すれば照明を提供すると持ちかけ、エルフたちは了解した。
「ブタを勝手に連れ出したり、殺して肉にするのは禁止だ。それを破ったら、お前たちには何も渡さない。」
「分かった。約束する。」
そして1カ月後、ロンドはソーラーパネル付きのLEDライトを5個提供した。
タイマー機能付きのもので、最長10時間以上点灯できるものだ。
ロンドが設置の仕方を教えてやると、エルフたちは自分たちで小屋に設置した。
当然、タイマーの設定はロンドが行う。
「このLED照明がもっとほしい。」
「何に使うんだ?」
「村の中に設置して、夜でも明るくする。」
「だけどなあ、森の中だと太陽の光があまり入ってこないじゃないか。」
「このパネルを離れた場所に設置できるものはないのか?」
エルフの希望により、ロンドはパネルにケーブルが付属するタイプで、人感センサー付きのものを提供した。
これにより、エルフは労働を対価として、モノを得る事を学んでいった。
その間にも、ロンドは川の西側を開拓して建物や畑を作り、労働力としてのエルフを増やしていく。
子供たちは4元素の魔法と治療系の魔法もマスターしつつあった、
そしてロンドは次の施設を訪れ、希望する子供たちを引き取っていった。
これには皇帝の親書をとっており、各施設は好意的に対応してくれた。
ハウスでは、先輩の子供たちが新しく入った子供たちの面倒をみていく。
マヤも順調にコミュニケーションをとれるようになっており、子供たちには魔力を通わせる方法も教えてある。
まだ幼いマヤだったが、少しずつ魔法も教えていった。
ロンドは、ブタの飼育舎の横に、エルフ用の住居を作ってやった。
10部屋のアパートのような長屋づくりで、一番手前には店を作っておく。
「本当に、ここに住んでいいんですか?」
「ああ、ベッドと寝袋は俺からのプレゼントだ。」
ロンドは部屋での暮らし方をエルフたちにレクチャーする。
魔道コンロの使い方に、照明のスイッチ。
寝袋の使い方等だ。
「それから、お前たちには今後、LED照明の他に給金を出す。」
「給金って何だ?」
「月に銀貨2枚だ。週に一度、端の部屋で店を開くから、欲しいものがあったらそこで買えばいい。」
「買う?」
「この銀貨は、銅貨10枚と交換できる。つまり、お前たちの持ち金は銅貨20枚と交換できるんだ。」
「じゃあ、何で銅貨で20枚くれないんだ?」
「持ち歩くのに不便だろう。」
「いや、20枚の方がいい!」
「そうか……分かった。」
そして、養豚場の横には畑も作り、そこで野菜も作っていく。
畑にも5人のエルフを雇って、村へ渡すLEDを増やすと共に、そのメンバーにも給金を支払っていく。
店の運営は、城の店を任せたリーガの妹が来てくれた。
今年21才になったというリーガだが、城の繁忙期だけ事務を手伝っていたらしい。
一般的には、上位貴族の令嬢は働かない。
リーガの家は男爵家なので、俗にいうお嬢様とは違う。
妹のエリッサは、平日は文字を教えながら、そろばんと魔力を習い、週に1日だけ大陸に移動する。
この場所は、ロンレイ島に対してファーラリアと名付けられた。
リアというのはエルフ語で花園という意味らしい。
当然、名づけはファラによる。
「じゃあエリッサさん、よろしくお願いします。」
「お任せください。私、国を出るのが夢でしたの。」
「何かあるんですか?」
「家族と離れてしまえば、嫁に行けってうるさく言われませんもの。」
「それは……」
「お兄様だって、最初はうるさかったんですよ。縁談も何件か持ってきたし……」
「じゃあ、最近は言わなくなった?」
「やっと、諦めてくれたみたいです。まったく、自分だって独身のくせに。」
「えっ、リーガさんは独身なんだ!」
「好きな人はいるんですよ。でも、相手のリーファさんが侯爵家のひとり娘で婿取りをしなくちゃいけなくて、先日公爵様が婚約を発表されました。でも、リーファさんはお兄様の事を……」
「えっ、リーガさんじゃダメだったのかい?」
「侯爵の奥様がガルタ王家の血筋とかで、家の格が違うと言われてました。」
「何だよそれ。」
「ロンド様は他の世界のお方。この世界とは価値観が違うから、そんな事をおっしゃれるんですわ。この世界の家柄って、そんなに軽くはありませんのよ。」
エリッサは栗色の髪をかきあげた。
【あとがき】
少しだけ恋愛系にいきましょうかね。
Love Me Like You Do:https://www.youtube.com/watch?v=vl44ZVnVZBY
「ああ、それは肉で食べているからですよ。」
「何で!これはタマゴを産ませるためのニワトリだって言ったよな。」
「でも、肉を食べたいって要望がありましたから。」
「いや、これは俺の連れてきたニワトリだからさ。」
「でも、エルフで飼っているニワトリですよ。」
ロンドは長老に直談判したが、長老は聞き入れなかった。
「そりゃあ、タマゴも重要な食料だが、今は肉を喰いたいという希望が多いのじゃ。仕方なかろう。」
「ふざけんなよ。少しすれば、鶏肉だって提供できるって説明しただろう。」
「いや、今喰いたいんだから仕方なかろう。」
「それくらい我慢できないのかよ!」
「いや、肉があるんだから喰えばいいだろう。何を怒っているんじゃ?」
それだけでは終わらなかった。
鶏舎の壁が外され、個人の家に付けられたり、サッシ毎持ち出された、ついにはLEDライトまで持っていかれ、ロンドはソーラーシステム一式を回収せざるを得なかった。
「ニワトリは川向うの土地の対価としてくれてやるが、この村にはこれ以上の支援はしない。好きにしてくれ。」
ロンドはファラに確認した。
「なあ、エルフ自体がこういう民族なのか?」
「いえ、人間の居住域と近いうちの村は、貨幣を使っていましたよ。ここは、多分、人間との交流がまったく無かったからじゃないですかね。」
「くそっ、そういう事なら次からは賃金を払ってやって、その賃金で希望するモノを売ってやろうじゃねえか。」
ロンドは勝手に盗られないよう、豚を柵の中で飼い始める。
照明を無くした鶏舎では、タマゴを産む頻度が下がり、その分ニワトリがどんどん減っていく。
「なあ、鳥がタマゴを産まなくなってきたんだが、どうしたらいい。」
「お前らが小屋を壊して、照明を盗んでいったからだよ。最初に言っただろ、鳥に毎日タマゴを産ませるために、照明で陽が長い季節だと勘違いさせてるって。」
「じゃあ、また照明をつけてくれよ。」
「イヤだね。付けたらお前らはまた勝手に持っていくだろ。」
「いや、もうしない。昨日全員で話し合ったんだ。」
「壁や窓も勝手に持って行った。お前らが鳥小屋を壊したんだ。勝手な事を言うな。」
「それは、始めて見たからだ。もう、小屋を壊したりしない。」
「だったら、お前たちで小屋を修理しろ。お前らの頼みを聞くかどうかは、その後で考える。」
エルフたちは木の板で建物を修復していった。
ガラスを持たないエルフたちは、開閉式の木で作った窓の作っていた。
「小屋を修理したぞ。さあ、照明をつけてくれ。」
「つけてやってもいいが、お前たちはその対価として俺に何をくれるんだ?」
「どういう事だ?」
「照明を付けてやるかわりに、それと同じくらい価値のあるものを俺によこせと言っている。」
ここのエルフたちに、物々交換の概念を理解させるのは大変だったが、一応は理解できたようだ。
だが、エルフたちに価値のある所有物などなかった。
そのため、3人のエルフが毎日ブタの世話を1カ月すれば照明を提供すると持ちかけ、エルフたちは了解した。
「ブタを勝手に連れ出したり、殺して肉にするのは禁止だ。それを破ったら、お前たちには何も渡さない。」
「分かった。約束する。」
そして1カ月後、ロンドはソーラーパネル付きのLEDライトを5個提供した。
タイマー機能付きのもので、最長10時間以上点灯できるものだ。
ロンドが設置の仕方を教えてやると、エルフたちは自分たちで小屋に設置した。
当然、タイマーの設定はロンドが行う。
「このLED照明がもっとほしい。」
「何に使うんだ?」
「村の中に設置して、夜でも明るくする。」
「だけどなあ、森の中だと太陽の光があまり入ってこないじゃないか。」
「このパネルを離れた場所に設置できるものはないのか?」
エルフの希望により、ロンドはパネルにケーブルが付属するタイプで、人感センサー付きのものを提供した。
これにより、エルフは労働を対価として、モノを得る事を学んでいった。
その間にも、ロンドは川の西側を開拓して建物や畑を作り、労働力としてのエルフを増やしていく。
子供たちは4元素の魔法と治療系の魔法もマスターしつつあった、
そしてロンドは次の施設を訪れ、希望する子供たちを引き取っていった。
これには皇帝の親書をとっており、各施設は好意的に対応してくれた。
ハウスでは、先輩の子供たちが新しく入った子供たちの面倒をみていく。
マヤも順調にコミュニケーションをとれるようになっており、子供たちには魔力を通わせる方法も教えてある。
まだ幼いマヤだったが、少しずつ魔法も教えていった。
ロンドは、ブタの飼育舎の横に、エルフ用の住居を作ってやった。
10部屋のアパートのような長屋づくりで、一番手前には店を作っておく。
「本当に、ここに住んでいいんですか?」
「ああ、ベッドと寝袋は俺からのプレゼントだ。」
ロンドは部屋での暮らし方をエルフたちにレクチャーする。
魔道コンロの使い方に、照明のスイッチ。
寝袋の使い方等だ。
「それから、お前たちには今後、LED照明の他に給金を出す。」
「給金って何だ?」
「月に銀貨2枚だ。週に一度、端の部屋で店を開くから、欲しいものがあったらそこで買えばいい。」
「買う?」
「この銀貨は、銅貨10枚と交換できる。つまり、お前たちの持ち金は銅貨20枚と交換できるんだ。」
「じゃあ、何で銅貨で20枚くれないんだ?」
「持ち歩くのに不便だろう。」
「いや、20枚の方がいい!」
「そうか……分かった。」
そして、養豚場の横には畑も作り、そこで野菜も作っていく。
畑にも5人のエルフを雇って、村へ渡すLEDを増やすと共に、そのメンバーにも給金を支払っていく。
店の運営は、城の店を任せたリーガの妹が来てくれた。
今年21才になったというリーガだが、城の繁忙期だけ事務を手伝っていたらしい。
一般的には、上位貴族の令嬢は働かない。
リーガの家は男爵家なので、俗にいうお嬢様とは違う。
妹のエリッサは、平日は文字を教えながら、そろばんと魔力を習い、週に1日だけ大陸に移動する。
この場所は、ロンレイ島に対してファーラリアと名付けられた。
リアというのはエルフ語で花園という意味らしい。
当然、名づけはファラによる。
「じゃあエリッサさん、よろしくお願いします。」
「お任せください。私、国を出るのが夢でしたの。」
「何かあるんですか?」
「家族と離れてしまえば、嫁に行けってうるさく言われませんもの。」
「それは……」
「お兄様だって、最初はうるさかったんですよ。縁談も何件か持ってきたし……」
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「好きな人はいるんですよ。でも、相手のリーファさんが侯爵家のひとり娘で婿取りをしなくちゃいけなくて、先日公爵様が婚約を発表されました。でも、リーファさんはお兄様の事を……」
「えっ、リーガさんじゃダメだったのかい?」
「侯爵の奥様がガルタ王家の血筋とかで、家の格が違うと言われてました。」
「何だよそれ。」
「ロンド様は他の世界のお方。この世界とは価値観が違うから、そんな事をおっしゃれるんですわ。この世界の家柄って、そんなに軽くはありませんのよ。」
エリッサは栗色の髪をかきあげた。
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