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平和な日々のお話
10 スキヤキの日
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次の日、いつもなら乗らない時間帯の混雑する電車、普段なら一本遅らせて帰るのだが今日は特別な日。
皆んなが待っているのだから、早く帰らなきゃな。スキヤキかぁ、これまた随分と食べていない。後は四人が美味しいって言って食えると良いんだけど。
五泉に帰ってアパートに向かうと。
「ただいま」
「おかえり」
「待ってたよ!」
「お帰りなさいアナタの言う通り何も用意はしていないわよ?」
「健さん待っていました!」
荷物を部屋の片隅において手を洗うと。
「ノエ始めようか!」
「はい!」
「ヤエ達は待ってて」
「楽しみにしてる!」
冷蔵庫から食材を取り出すとノエに聞いてた。
「包丁なんて使った事ある?」
「ないですよ?」
「そうだよね、じゃあさこの、割り下って言うの作ってくれるかな?」
「これの出来しだいで味が変わるから、俺は野菜を切るから」
「わかりました、割り下ですね。ちょっと失礼します」
そう言うと、ノエの目が蒼く光りを放ちながら冷蔵庫の中から必要な材料を出して。
「関東風、関西風どちらにしますか?」
「関東で頼めるかな?」
「分かりました」
ノエの目から光が消えてテキパキと調味料を合わせて。
「できました」
「はやいね、さっきのって?」
「はいイグドラシルから引き出したんです」
「そっかぁ、もしもノエに好きな人ができたら、イグドラシルに頼らないで作ってあげなよ?」
「どうしてですか?」
「料理は愛情ってね、自分の気持ちを込めて作るんだよ」
割り下を少しだけ味見をすると。
「うん、美味しいよ」
「そうですか、足りないのは愛情でしょうか?」
「じゃあ今度さヤエに料理を教えてもらいなよ」
「イグドラシルに頼らないで作ったノエの料理、俺食べてみたいな」
「それでしたら私、ヤエ様から教わって皆さんの為に料理を作ってみたいです!」
「楽しみにしてる!」
俺の方は野菜を切って後は鍋で軽く炒めて、ノエの作った割り下を入れて少し煮込むと。
「ヒエ、ガスコンロ用意してくれる?」
「うんわかった、この間使ったやつでしょ?」
「そうそれ」
「よしノエも向こうの部屋にいって座ってて」
ヒエがコンロを用意すると、鍋を持ってガスコンロの上に乗せる。
蓋を開けると全員が覗き込む、エプロンを外していつもの場所に座ると。
「これがスキヤキ、良い匂いしてるじゃない」
「うん、ノエのおかげだよ」
「これどうやって食べるの?」
「簡単だよ、この玉子を茶碗の中に割って入れるの」
「んで、タケシ肉もう良いよね?」
「いいぞ」
茉希が割った玉子をかき混ぜると、鍋から肉を取り出して、玉子につけて食べると。
「んっ……うまい!」
「さあ早く三人もやってみて」
ヤエとヒエは簡単に玉子を割っているが、ノエは苦戦してそうなので割ってあげた。
そうして肉を一口食べると。
「むほっ美味しい」
「美味しいです健さん!」
「こんな風に美味しい食べ方があったのね!」
「どんどん食べてね、肉まだあるから!」
「あと野菜もしっかり食べろよ?」
そして本格的に始まると、四人の食欲は俺の予想を超えていた。
「ちょっとヒエそれアタシの肉!」
「どうせすぐに追加されるわよ」
「アナタ、野菜を増やしましょ!」
「やっぱりご飯は人間界が一番です!」
「そっか、気に入ってくれて嬉しいよ」
そして具材を足そうと冷蔵庫に向かい開けると、あんなにあった牛肉がもう一つしかパックがなかった。それを持って戻ると。
「皆んなこれが最後のお肉です」
「えっ?」
「なんで?」
「それはね君たちがたくさん食べるからだよ?」
「そっか、アタシはまだまだいけるよ?」
「私はもう良いかな」
「ヤエは限界か?」
「ちょっと遠慮するわ……」
「ヒエは?」
「全然いけるわよ?」
「私も食べれますよ?」
鍋を見ると野菜はまだ残っていた……
「野菜を食べていない奴がいるな?」
「ちゃんと食べてるよアタシ」
「私だって」
「お二人ともダメなら私が食べましょうか?」
「「げっ!」」
「げっ! じゃないんだワ、ノエありがとう」
「どうしてよ!」
あれコイツらには分かってない?
「そうなりますね」
「ヒエと茉希は残った野菜を食ってろ!」
「まったく、じゃ最後の肉は俺とノエで食べようか?」
「ちょっと待ちなさいよ」
「アタシらだってもう一枚ぐらい良いじゃん!」
「まず野菜を食え、その後に話を聞こう」
「わかったよ……」
「茉希、春菊っていける?」
「じゃあ椎茸と交換なら良いよ」
そこからやっと野菜が減っていった、切ってしまった野菜は全て鍋にぶち込んだ。
「なにするのよ!」
「ひどいよタケシ!」
「お野菜美味しいですよ?」
「もうお腹いっぱいか?」
「にく肉をアタシに、にく、にくを」
「健、肉を……私のお腹の中で赤ちゃんが待ってるの!」
「しょうがないか……ヤエさ明日の朝食はこの鍋で残った野菜で」
「雑炊?」
「頼めるかな?」
「うん、ちょっとアレンジしてもいい?」
「全然オッケーだよ、と言うわけで最後の肉を喰らいましょうか」
最後の一パックを投入すると、ガスコンロの火力を上げる、そして飢えた狼のように箸を構えて待っている二人、牛肉にたれが染み込みその身が色が変化した瞬間。
「もらったっ!」
「そこおっ!」
茉希とヒエの箸が伸びていくが、ノエが半分以上の肉を掻っ攫っていった。
「「ちょっ!」」
「じゃそう言うことで俺が残りの肉を貰うよ」
「「ああっ!」」
そういって取り出そうとした瞬間、茉希が俺の手を弾いた。
「なにすんだ!」
「ねぇタケシィ~アタシの赤ちゃんが肉を欲しがっているの」
「あっそ」
もう一度手を伸ばすと、ヒエに箸を取り上げられた。
「おいおい、俺とやろうって言うのかい?」
「肉ならねぇ……アタシだって食い足りない!」
「勝負よ!」
たまにはこんなのも良いかな。
「じゃあジャンケンで決めようか?」
「負けるもんですか!」
「アタシの執念を忘れているようだね!」
「ノエはどうする?」
「お腹いっぱいです」
ちょっとだけ試してみたいことがあったので、眼鏡を外すと凄まじい情報が身体の中に流れ込んでくる、その中から……見つけた!
「じゃあいくよ! せーのっ!」
ジャンケン勝負はヒエが勝った、大喜びで食べている。あっ茉希にも分けてあげるなんて良いところあるじゃん。
「健さん見ましたね?」
「うん、ちょと具合が悪い」
「その能力を使えば今の健さんにはたくさんの意思と情報が流れ込んできます」
「でもこんなのノエと比べたら全然だろ?」
「まぁこれでも神ですし、全世界からそれはもう沢山の情報が流れてきてますけど」
「前にも言いましたが取捨選択がだいじなんです」
「うん、さっき試したけど、二人の情報っていうかジャンケン何が出てくるのかは探せた」
「意思を読んだと……なぜ負けたんですか?」
「だってずるいじゃんそんな勝ち方、だからノエ来週の火曜日にお願いするよ」
「分かりました」
そして肉を食い終えた獣達が満足そうに。
「おいしかったよ健」
「アタシらこんなに食べちゃった……」
「そりゃよかった、じゃあ片付けるから」
「それは私の仕事!」
そういって立ち上がるが、ノエが。
「駄目ですよヒエ様、ここは私にお任せください!」
「そっかじゃあ洗いものは俺がやるから」
「ノエは運んでくれるかな?」
「はい!」
ノエと二人で後片付けを済ませると、夕飯に満足したのか、すでに三人とも寝てしまっていた。
「ノエもうちょっとだけ手を貸してくれ」
「そうですねお手伝いします」
テーブルを片付けて皆んなの布団を敷いていく。ノエも自分の布団を敷いていた。
「ノエは今日も泊まっていくのか?」
「はい、明日の朝には帰ります」
「そっか、今日はありがとう」
「健さん、少しお時間いいですか?」
「うん、ぜひ!」
「健さんの能力についてですが、きっかけは御三方の存在に気づいたのがきっかけですね」
「本気で悩んだからね、そうしたらあらゆることに関する事に行き止まりを先ず最初に感じた」
「それを確認しようと思って、身分証明書を見せてもらったら、あら不思議ってね」
「それを修正しましたよね?」
「こうなってくれたら良いなって思っただけ」
「ちょっと眼鏡を外してください」
私がサポートしますから、辛くなったらいつでも私の名前を呼んでください。
「わかった外すぞ」
情報が激流のように流れてくる、さっきよりはマシかな。暫く身を流れに任せてみた、これは人の意思かそれとも……
「ノエ!」
「はい!」
「どうでしたか?」
「なんか人の意思というか心が流れ込んできた……実感がある」
「そうですか……それでは火曜日にちょっとした修行をしてもらいます」
「寝る時は?」
「寝る時は目を閉じるでしょう?」
「そりゃそうだ……」
「そんなに気を落とさないでください」
「その力は……もしかしたら危険な予感がします」
「嫌な予感か、ノエよろしくね」
「はい、待っててください」
そのままノエはお風呂に入った。
能力ね、要らないなぁ……眼鏡を外すとまたもや激流となって流れ込んでくる、人間の意思や心の情報は、取捨選択だって言ってたなノエは。なんなんだろこの能力?
それが分かったのは次の休みの日だった。
皆んなが待っているのだから、早く帰らなきゃな。スキヤキかぁ、これまた随分と食べていない。後は四人が美味しいって言って食えると良いんだけど。
五泉に帰ってアパートに向かうと。
「ただいま」
「おかえり」
「待ってたよ!」
「お帰りなさいアナタの言う通り何も用意はしていないわよ?」
「健さん待っていました!」
荷物を部屋の片隅において手を洗うと。
「ノエ始めようか!」
「はい!」
「ヤエ達は待ってて」
「楽しみにしてる!」
冷蔵庫から食材を取り出すとノエに聞いてた。
「包丁なんて使った事ある?」
「ないですよ?」
「そうだよね、じゃあさこの、割り下って言うの作ってくれるかな?」
「これの出来しだいで味が変わるから、俺は野菜を切るから」
「わかりました、割り下ですね。ちょっと失礼します」
そう言うと、ノエの目が蒼く光りを放ちながら冷蔵庫の中から必要な材料を出して。
「関東風、関西風どちらにしますか?」
「関東で頼めるかな?」
「分かりました」
ノエの目から光が消えてテキパキと調味料を合わせて。
「できました」
「はやいね、さっきのって?」
「はいイグドラシルから引き出したんです」
「そっかぁ、もしもノエに好きな人ができたら、イグドラシルに頼らないで作ってあげなよ?」
「どうしてですか?」
「料理は愛情ってね、自分の気持ちを込めて作るんだよ」
割り下を少しだけ味見をすると。
「うん、美味しいよ」
「そうですか、足りないのは愛情でしょうか?」
「じゃあ今度さヤエに料理を教えてもらいなよ」
「イグドラシルに頼らないで作ったノエの料理、俺食べてみたいな」
「それでしたら私、ヤエ様から教わって皆さんの為に料理を作ってみたいです!」
「楽しみにしてる!」
俺の方は野菜を切って後は鍋で軽く炒めて、ノエの作った割り下を入れて少し煮込むと。
「ヒエ、ガスコンロ用意してくれる?」
「うんわかった、この間使ったやつでしょ?」
「そうそれ」
「よしノエも向こうの部屋にいって座ってて」
ヒエがコンロを用意すると、鍋を持ってガスコンロの上に乗せる。
蓋を開けると全員が覗き込む、エプロンを外していつもの場所に座ると。
「これがスキヤキ、良い匂いしてるじゃない」
「うん、ノエのおかげだよ」
「これどうやって食べるの?」
「簡単だよ、この玉子を茶碗の中に割って入れるの」
「んで、タケシ肉もう良いよね?」
「いいぞ」
茉希が割った玉子をかき混ぜると、鍋から肉を取り出して、玉子につけて食べると。
「んっ……うまい!」
「さあ早く三人もやってみて」
ヤエとヒエは簡単に玉子を割っているが、ノエは苦戦してそうなので割ってあげた。
そうして肉を一口食べると。
「むほっ美味しい」
「美味しいです健さん!」
「こんな風に美味しい食べ方があったのね!」
「どんどん食べてね、肉まだあるから!」
「あと野菜もしっかり食べろよ?」
そして本格的に始まると、四人の食欲は俺の予想を超えていた。
「ちょっとヒエそれアタシの肉!」
「どうせすぐに追加されるわよ」
「アナタ、野菜を増やしましょ!」
「やっぱりご飯は人間界が一番です!」
「そっか、気に入ってくれて嬉しいよ」
そして具材を足そうと冷蔵庫に向かい開けると、あんなにあった牛肉がもう一つしかパックがなかった。それを持って戻ると。
「皆んなこれが最後のお肉です」
「えっ?」
「なんで?」
「それはね君たちがたくさん食べるからだよ?」
「そっか、アタシはまだまだいけるよ?」
「私はもう良いかな」
「ヤエは限界か?」
「ちょっと遠慮するわ……」
「ヒエは?」
「全然いけるわよ?」
「私も食べれますよ?」
鍋を見ると野菜はまだ残っていた……
「野菜を食べていない奴がいるな?」
「ちゃんと食べてるよアタシ」
「私だって」
「お二人ともダメなら私が食べましょうか?」
「「げっ!」」
「げっ! じゃないんだワ、ノエありがとう」
「どうしてよ!」
あれコイツらには分かってない?
「そうなりますね」
「ヒエと茉希は残った野菜を食ってろ!」
「まったく、じゃ最後の肉は俺とノエで食べようか?」
「ちょっと待ちなさいよ」
「アタシらだってもう一枚ぐらい良いじゃん!」
「まず野菜を食え、その後に話を聞こう」
「わかったよ……」
「茉希、春菊っていける?」
「じゃあ椎茸と交換なら良いよ」
そこからやっと野菜が減っていった、切ってしまった野菜は全て鍋にぶち込んだ。
「なにするのよ!」
「ひどいよタケシ!」
「お野菜美味しいですよ?」
「もうお腹いっぱいか?」
「にく肉をアタシに、にく、にくを」
「健、肉を……私のお腹の中で赤ちゃんが待ってるの!」
「しょうがないか……ヤエさ明日の朝食はこの鍋で残った野菜で」
「雑炊?」
「頼めるかな?」
「うん、ちょっとアレンジしてもいい?」
「全然オッケーだよ、と言うわけで最後の肉を喰らいましょうか」
最後の一パックを投入すると、ガスコンロの火力を上げる、そして飢えた狼のように箸を構えて待っている二人、牛肉にたれが染み込みその身が色が変化した瞬間。
「もらったっ!」
「そこおっ!」
茉希とヒエの箸が伸びていくが、ノエが半分以上の肉を掻っ攫っていった。
「「ちょっ!」」
「じゃそう言うことで俺が残りの肉を貰うよ」
「「ああっ!」」
そういって取り出そうとした瞬間、茉希が俺の手を弾いた。
「なにすんだ!」
「ねぇタケシィ~アタシの赤ちゃんが肉を欲しがっているの」
「あっそ」
もう一度手を伸ばすと、ヒエに箸を取り上げられた。
「おいおい、俺とやろうって言うのかい?」
「肉ならねぇ……アタシだって食い足りない!」
「勝負よ!」
たまにはこんなのも良いかな。
「じゃあジャンケンで決めようか?」
「負けるもんですか!」
「アタシの執念を忘れているようだね!」
「ノエはどうする?」
「お腹いっぱいです」
ちょっとだけ試してみたいことがあったので、眼鏡を外すと凄まじい情報が身体の中に流れ込んでくる、その中から……見つけた!
「じゃあいくよ! せーのっ!」
ジャンケン勝負はヒエが勝った、大喜びで食べている。あっ茉希にも分けてあげるなんて良いところあるじゃん。
「健さん見ましたね?」
「うん、ちょと具合が悪い」
「その能力を使えば今の健さんにはたくさんの意思と情報が流れ込んできます」
「でもこんなのノエと比べたら全然だろ?」
「まぁこれでも神ですし、全世界からそれはもう沢山の情報が流れてきてますけど」
「前にも言いましたが取捨選択がだいじなんです」
「うん、さっき試したけど、二人の情報っていうかジャンケン何が出てくるのかは探せた」
「意思を読んだと……なぜ負けたんですか?」
「だってずるいじゃんそんな勝ち方、だからノエ来週の火曜日にお願いするよ」
「分かりました」
そして肉を食い終えた獣達が満足そうに。
「おいしかったよ健」
「アタシらこんなに食べちゃった……」
「そりゃよかった、じゃあ片付けるから」
「それは私の仕事!」
そういって立ち上がるが、ノエが。
「駄目ですよヒエ様、ここは私にお任せください!」
「そっかじゃあ洗いものは俺がやるから」
「ノエは運んでくれるかな?」
「はい!」
ノエと二人で後片付けを済ませると、夕飯に満足したのか、すでに三人とも寝てしまっていた。
「ノエもうちょっとだけ手を貸してくれ」
「そうですねお手伝いします」
テーブルを片付けて皆んなの布団を敷いていく。ノエも自分の布団を敷いていた。
「ノエは今日も泊まっていくのか?」
「はい、明日の朝には帰ります」
「そっか、今日はありがとう」
「健さん、少しお時間いいですか?」
「うん、ぜひ!」
「健さんの能力についてですが、きっかけは御三方の存在に気づいたのがきっかけですね」
「本気で悩んだからね、そうしたらあらゆることに関する事に行き止まりを先ず最初に感じた」
「それを確認しようと思って、身分証明書を見せてもらったら、あら不思議ってね」
「それを修正しましたよね?」
「こうなってくれたら良いなって思っただけ」
「ちょっと眼鏡を外してください」
私がサポートしますから、辛くなったらいつでも私の名前を呼んでください。
「わかった外すぞ」
情報が激流のように流れてくる、さっきよりはマシかな。暫く身を流れに任せてみた、これは人の意思かそれとも……
「ノエ!」
「はい!」
「どうでしたか?」
「なんか人の意思というか心が流れ込んできた……実感がある」
「そうですか……それでは火曜日にちょっとした修行をしてもらいます」
「寝る時は?」
「寝る時は目を閉じるでしょう?」
「そりゃそうだ……」
「そんなに気を落とさないでください」
「その力は……もしかしたら危険な予感がします」
「嫌な予感か、ノエよろしくね」
「はい、待っててください」
そのままノエはお風呂に入った。
能力ね、要らないなぁ……眼鏡を外すとまたもや激流となって流れ込んでくる、人間の意思や心の情報は、取捨選択だって言ってたなノエは。なんなんだろこの能力?
それが分かったのは次の休みの日だった。
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