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~本編~
俺の絶対幸福論!
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姉ちゃんが帰ってきてから数日。
俺の日常はもうすっかりいつも通りに戻っていた。
「リヒト!!また私の分のおやつまで食べたわね!?」
「はやいもんがちだもーん!それにそんなに食ったら太るよ?」
「リーヒートー!」
鬼の形相で追いかけてくる姉ちゃんを笑いながらボスの執務室に逃げ込む。
「うるせぇ!仕事中に人の執務室でくだらねぇ喧嘩してんじゃねぇ!!」
怒られた。
あの一件のおかげでボスもなんだか色々とヤヤコシイことがあるらしくて最近は仕事ばっかりだったりする。
ちょっと寂しい。
だから俺と姉ちゃんは結構この部屋に入り浸ってたりもする。
「「だってリヒト/姉ちゃんが!!」」
「……俺だ。ガキ共を部屋からつまみだせ」
声を揃えた俺たちにボスは何処かに通信を繋いで短くそう命令した。
きっと用件だけ言って切られた通信の先ではジオが顔を顰めてボスへの文句を叫んでいると思う。さすがにココまで聞こえてきたりはしないけど。
「私も子ども扱い!?ていうか私はお仕事の手伝いしてるんですけど!!」
「リヒトと菓子の取りあいしておいてどの口でガキじゃねぇというつもりだ。」
「怒られてやんのー!!」
「リヒト、テメェもだ。コイツの分まで菓子食っといて夕飯残しやがったら承知しねぇぞ」
「だ、ダイジョーブだし!!……たぶん」
ボスに怒られている姉ちゃんを笑っていたら俺にまで飛び火してきた。
ちょっとだけ自信がなくて尻すぼみした言葉にボスと姉ちゃんは呆れた顔をして顔を見合わせていた。
それにまたうぅっと身を縮こまらせるとふぅと姉ちゃんが困ったように息を吐いた気配がする。
「もう仕方ないわね。リヒト、私のお菓子の分、手伝ってもらうからね!」
「モチロン!」
にししっと元気よく笑って答えると姉ちゃんは満足そうに頷く。
だけどボスはヒクリと頬を引き攣らせてすっかり居座る気満々な俺と姉ちゃんに待ったをかけた。
「…オイ、」
「お手伝いするならいてもいいでしょう?」
だけどにっこりと笑う姉ちゃんに勝てるはずもなくてボスは舌打ちをして引き下がった。
「覚悟しろ。馬車馬のごとくこき使ってやる」
でもボスだってただで引き下がるわけなんてなくてニヤリと笑みを浮かべるととっても意地悪な声でそう宣言した。
今度は俺と姉ちゃんが顔を引き攣らせる。
だって、ボスがそう言った時は本当に資料を運んであちこちに走り回らないといけない。
下手したらここと違う部屋を何往復もしないといけなくなる。
これは逃げた方がよさそうだ。俺はすぐさま避難場所に当たりをつけた。
「俺やっぱりジオのとこで勉強してくる」
「ちょ、リヒトずるい!!わ、私も夕飯の支度……」
「あ?」
「「手伝ワセテイタダキマス。ボス」」
短く凄んだボスに勝てる訳もなく両手をあげて降伏を示せばボスは満足そうに笑った。
やっぱり俺はこうやって寄り添ってるボスと姉ちゃんが好きだ。
楽しそうに笑う姉ちゃんと呆れたように笑うボスが大好きだ。
「パパ、ママ、大好き!!」
キョトンとした顔をする二人に俺は満足してニッと笑って飛びついた。
そしたらやっぱり二人とも笑って俺をぎゅうって抱きしめてキスしてくれるんだ。
「私もだよ」
「俺もだ」
重なった二つの声に温もり。
この人たちの側にいられることが、俺の何よりもの幸福。
俺の絶対幸福論!
(ボスと姉ちゃんが一緒なら)
(きっと、地獄だって天国に変わっちゃうんだ!)
俺の日常はもうすっかりいつも通りに戻っていた。
「リヒト!!また私の分のおやつまで食べたわね!?」
「はやいもんがちだもーん!それにそんなに食ったら太るよ?」
「リーヒートー!」
鬼の形相で追いかけてくる姉ちゃんを笑いながらボスの執務室に逃げ込む。
「うるせぇ!仕事中に人の執務室でくだらねぇ喧嘩してんじゃねぇ!!」
怒られた。
あの一件のおかげでボスもなんだか色々とヤヤコシイことがあるらしくて最近は仕事ばっかりだったりする。
ちょっと寂しい。
だから俺と姉ちゃんは結構この部屋に入り浸ってたりもする。
「「だってリヒト/姉ちゃんが!!」」
「……俺だ。ガキ共を部屋からつまみだせ」
声を揃えた俺たちにボスは何処かに通信を繋いで短くそう命令した。
きっと用件だけ言って切られた通信の先ではジオが顔を顰めてボスへの文句を叫んでいると思う。さすがにココまで聞こえてきたりはしないけど。
「私も子ども扱い!?ていうか私はお仕事の手伝いしてるんですけど!!」
「リヒトと菓子の取りあいしておいてどの口でガキじゃねぇというつもりだ。」
「怒られてやんのー!!」
「リヒト、テメェもだ。コイツの分まで菓子食っといて夕飯残しやがったら承知しねぇぞ」
「だ、ダイジョーブだし!!……たぶん」
ボスに怒られている姉ちゃんを笑っていたら俺にまで飛び火してきた。
ちょっとだけ自信がなくて尻すぼみした言葉にボスと姉ちゃんは呆れた顔をして顔を見合わせていた。
それにまたうぅっと身を縮こまらせるとふぅと姉ちゃんが困ったように息を吐いた気配がする。
「もう仕方ないわね。リヒト、私のお菓子の分、手伝ってもらうからね!」
「モチロン!」
にししっと元気よく笑って答えると姉ちゃんは満足そうに頷く。
だけどボスはヒクリと頬を引き攣らせてすっかり居座る気満々な俺と姉ちゃんに待ったをかけた。
「…オイ、」
「お手伝いするならいてもいいでしょう?」
だけどにっこりと笑う姉ちゃんに勝てるはずもなくてボスは舌打ちをして引き下がった。
「覚悟しろ。馬車馬のごとくこき使ってやる」
でもボスだってただで引き下がるわけなんてなくてニヤリと笑みを浮かべるととっても意地悪な声でそう宣言した。
今度は俺と姉ちゃんが顔を引き攣らせる。
だって、ボスがそう言った時は本当に資料を運んであちこちに走り回らないといけない。
下手したらここと違う部屋を何往復もしないといけなくなる。
これは逃げた方がよさそうだ。俺はすぐさま避難場所に当たりをつけた。
「俺やっぱりジオのとこで勉強してくる」
「ちょ、リヒトずるい!!わ、私も夕飯の支度……」
「あ?」
「「手伝ワセテイタダキマス。ボス」」
短く凄んだボスに勝てる訳もなく両手をあげて降伏を示せばボスは満足そうに笑った。
やっぱり俺はこうやって寄り添ってるボスと姉ちゃんが好きだ。
楽しそうに笑う姉ちゃんと呆れたように笑うボスが大好きだ。
「パパ、ママ、大好き!!」
キョトンとした顔をする二人に俺は満足してニッと笑って飛びついた。
そしたらやっぱり二人とも笑って俺をぎゅうって抱きしめてキスしてくれるんだ。
「私もだよ」
「俺もだ」
重なった二つの声に温もり。
この人たちの側にいられることが、俺の何よりもの幸福。
俺の絶対幸福論!
(ボスと姉ちゃんが一緒なら)
(きっと、地獄だって天国に変わっちゃうんだ!)
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