【完結】女王陛下、クビだけはご勘弁を 〜「できちゃった。責任とって」って、ソイツはヤリチン王子。できるはずがありません!!〜

アムロナオ

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【10】愛撫 ーぐちょぐちょに濡らしてー

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「ひゃぁん!」
 秘豆を唇で吸い上げられると同時に、男の指先が膣内なかに挿入った。

 泥濘ぬかるみに沈むように、指は難なく隘路へ飲み込まれる。
 入り口の縁を内側から撫でられると、小さな疼きがあった。

「やぁぁぁん……!や、そこは、まっ」
 それを凌駕りょうがする激しい快楽が全身を貫く。

 大きく膨らんだ快楽の秘豆を、サニーの舌が包んですすり上げ、隘路からはダラダラと熱い蜜がしたたった。


「ぁ、ぁぁ……、はぁ!待って、まっ!」
 おなかが熱を帯び、快楽の波が膨らんでいく。

 どんどん大きくなっていき、ダニエルは男の髪を握りしめて、その波に堪えた。

「ぃて、ぃでてて!」
 女性器を食べるように愛撫していたサニーは、痛みで動きを止める。

「優しくしてよ、ディディ」
 そう言って彼は髪を引っ張るダニエルの手を引き剥がし、指を絡めてきた。

 恋人のように指を絡ませあうと、意味もなく安心感が生まれる。
 皮膚が硬くなった掌に包まれながら、ダニエルは悦楽の大波を待った。

 再びサニーは秘豆に吸い付く。
 唇でチュパチュパと吸われると、ガクガクと爪先が震えた。

「はぁ、ぁ……、は、ぁぁ、……っく、イっちゃう」
 腰を捩って身悶える。

「いいよ、イッて」
 サニーは喉の奥で笑いを噛み殺した。

「いっ……、ぃっ!、んっ、ぁ、ぃあぁぁぁんっ!!」
 前後不覚になるほどの快楽の大波に襲われて、ダニエルは思考と身体を弾けさせた。

 筋肉が硬直後、力が抜けてピクピクと痙攣を起こす。
 隘路からドロッと愛液が溢れ、サニーの舌がそれを受け止めた。

 ぬめりを舌ですくい、味わうようにのみくだす。
 そして横たわり息を整えているダニエルのこめかみにチュッとキスを落とした。


 ソファの上で、荒くなった息を整える。
 サニーはシャンパングラスを傾け、鑑賞するようにダニエルを眺めていた。

 彼の手がくびれから太腿までをサワサワと撫でるから、快感のさざなみはひかない。

「いったね」
 余裕綽々よゆうしゃくしゃくといった風で微笑まれ、感じさせられたのは自分だけかと悔しくなる。

「ばか!待ってって言ったのに。スケベ!サド!!」
 責められたサニーはきまり悪そうに、ダニエルのご機嫌を伺う。

 グラスを差し出し、背を起こしたダニエルの身体を背後から抱きしめた。
「ディー、俺のお姫様。ご機嫌ナナメですか」

 喉を潤しつつ、ダニエルは背後の男にもたれかかる。
 でもまだ許してやらない。
 ツーンと顔を背けた。

 サニーは裸の脹脛ふくらはぎや薄い腹を撫でながら、頬、耳の縁、髪の毛にチュッ、チュッと唇を寄せた。
「どうしたら機嫌なおしてくれる?俺、ディーのためなら、なんでもするよ」

 下手したてに出てご機嫌をとってくれるのが、たまらなく嬉しい。
 大事にされているみたい。

 ダニエルはローテーブルにグラスを置いて、男のほうへ振り返った。
 そして「だっこ」と腕を広げると、優しく背中を引き寄せられる。


 男の美しい顔を眺め、ダニエルはほぅと溜息をついた。
 彫刻像のように端整で美しい顔をしている。
 その男が、甘い笑みを浮かべている。
 それだけで、もう何もかもが充分な気がした。

「ベッドで可愛がって」
 上目遣いに言うと、男の喉がゴクリと上下に嚥下する。
 一瞬で、青紫の瞳が濃い色欲に染まった。

 やった!男の劣情を煽ってやった。

 サニーはダニエルの細腰をだきしめ、頬を擦り寄せてくる。
 男の体温は、吐息は、びっくりするほど熱い。

「お望みのままに……ディディ。俺のお姫様」
 光沢を放つビロードのような声が耳に入りこみ、また秘部が潤んだ。


 ベッドに行ってからは、更に優しく、時に激しく。
 より大事に身体を愛撫された。

 首筋も、鎖骨も、髪の先にまでキスされ、身体中の至る所にキスマークを残される。
 いつもなら不快に感じるところだが、サニーだと許せる。
 焼けた肌に鬱血したキスマークがくすんだ薔薇の花弁はなびらのように色づく。

「すごい濡れてる……ぐちょぐちょだよ」
 どんな時でも隘路には指がさしこまれ、挿入に備えてほぐされる。


「舐めたいから、腰上げて」
 言われるまま足をつっぱり腰を浮かせると、大きな枕を差し込まれた。

 身長差、体格差があるので、こうしないとサニーの長い手足が邪魔になって舐めにくいのだ。

 尻が辞書二冊分くらい高くなり、女性器が彼の面前で開かれる。
 ダニエルの股の間に寝そべったサニーは、肉にむしゃぶりつく獣のように、濡れて芳醇ほうじゅんな香りを放つ女の花園へ顔を埋めた。

「はぁ、ぁあ!はぁ、ぁぁ」
 二本の指が、内側から秘豆の裏を押し上げる。
 外側からは舌の腹で秘豆を押しつぶされ、両側から与えられる刺激に、きもち快すぎて昇天しそう。

「あぁ、ぁん、ぁ、ぁぁ!」
「ディディ、大洪水だね。そんなにきもちいい?」
 ダニエルは腰をクネクネさせて、身体で肯定した。
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