女王陛下、誤解です〜ヤリチン王子が一穴主義になったのはアタシのせいじゃありません!!〜

アムロナオ

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【119】愛撫① 〜隠し通路〜

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サニーが毛布をめくると冷気が流れ込んできて、沸騰寸前のダニエルの快楽は冷やされ引いていった。

「すっごい出た」

「うん、前まで垂れてきてるよ」

ダニエルは息を整え、蜜壺に滞留した白濁をすくい取る。


人差し指と中指についたサニーの子種は、いつもより多くてこってりしてて、なんとなく感動してしまう。

「約束通り、我慢してたのね」


がしかし手元から視線をあげると、サニーの股間の肉棒はまだ臨戦態勢で上を向いており、我慢ならない状態となっていた。

「それ……」

「暴れん坊の息子ペニスでごめんなさい」

ぺこりと頭を下げ、サニーは息子を無理やりズボンに押し込めた。


そしてダニエルにナイトウェアをかぶせ、ズボンも履かせてくれる。

パンツはサニーのポケットに仕舞われた。

“いや、パンツ履かせないんかーい”との、突っ込みは心の中に留めておく。

一回のエッチで終わるようなサニーじゃない事を、よく知っているからだ。



「ーーっ!」

「どうしたの?」

サニーに引き起こされて立ち上がったはいいが、ドロッとした感触にダニエルは顔を赤らめる。


膣内なかのが垂れてきちゃた」と言うと、サニーは途端に目を爛々とさせ、また発情モードになった。

まるで獲物に狙いを定めた肉食獣だ。

乱暴に腰を引き寄せ、硬い股間の息子を擦り付けてくる。

肉厚なダニエルのお尻を揉み、「早く俺の部屋にいこう。また我慢できなくなってきた」と囁かれれば、ダニエルの方も快楽の埋火がともる。



ダニエルは二回戦を心待ちにしつつも、ズボンを汚さないよう腹の下に力を入れてこらえた。

「どっちが先に出る?」

サニーの部屋でしっぽりと……って流れは確定だが、真夜中に二人でコソコソ移動してたら怪しすぎる。

ダニエルの問いかけにサニーはおもむろに書庫の奥へと足をすすめた。


「どこ行くの?入り口はあっち……」

「隠し通路があるんだよ」

サニーの指さす先には、本棚の横の柱部分がポッカリ口をあけていた。


「嘘でしょ、こんな場所に隠し扉があったなんて!十五歳までここに住んでいたのに、全然気づかなかった。どうやって見つけたの?」

「秘密。隠し通路を見つけるのはコツがあるんだ」

サニーは得意気に白い歯を見せる。

そうか……この隠し通路を使ったから、書庫のドアが開いた気配がなかったのね。


「さ、上がって」

サニーに促され、ダニエルは隠し通路へ入る。

そこは人が一人入るのがやっとの隙間で、上階へ続く梯子ハシゴがかかっており、それを登った。
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