魔王に惚れられた私はどうなるの!?

佐波るね

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何故か同棲始めました。

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これまでの出来事をおさらいすると、何故か悪魔さんと同棲(?)することになりどうなってしまうのかと思ってたら..










「ティア、木を切っておいたがここに置けばいいのか?」

「なあ、床の一部が壊れかけだったから直しておいたぞ」



いや!めっちゃ心地いいじゃん!
今まで大変だな~って思ってたこと全部やってくれるじゃん!!


「今日も沢山働いてくれるんですね..笑」

「?当たり前だろう。居座ってる身だからな」

「なるほど、でも色々とありがとうございます。今まで木を切ったりするの1人だとすごく大変で」

「まあ、俺は悪魔だからな。人間より力もある。それと他に困ったことがあるなら言ってくれ」

「ありがとうございます..笑」


正直ここまですぐ生活に馴染むなんて思ってなかったし、めっちゃ助かってる..

それと、、すごく顔が綺麗なんだよなこの人..艶のある黒髪に宝石のような目
思わず見とれてしまう事がよくあるくらい..


「なんだ?俺の顔になにか着いてるか?」

「いえ!ご飯出来ましたよ。食べましょう」

「そうか。今日のメニューはなんだ?」

「今日はたくさん具を使ったシチューにしてみました。」

「今日もティアの料理は美味しそうだ。作ってくれて感謝する。」

「いえいえ、家の事すごくやって貰ってるのでこれくらいは、

じゃあ、食べましょう」

「ああ。いただきます。」



悪魔さんは食事をとる際の所作も美しくて何だか見てしまう。
きっといい所の育ちなんだろうな


「何だか、今まで1人で食事を取っていたからか他人と食事をとるというのは新鮮だったのだが、これも悪くないのだな。」

「今までずっとひとりで?」

「そうだ。記憶の中では誰かと食事を共にしたことはない」

「そうだったんですね、でも私も母が亡くなってからはずっとひとりだったので今はなんだが嬉しいです。」

「嬉しい?....そうか。」

「そういえばトイフェル国では、あまり家族とは過ごさないのですか?」

「いや、一般家庭では食事は家族と共にするのが一般的だが俺のところは特殊だっただけだ。」

「特殊...?」

「誰かと食事を共にしたらいつ毒を盛られるか分からないだろう。一瞬の隙を付いてくるかもしれない」

「ど、毒??」

どれだけ特殊な環境でそだったらそうなるのよ!しかもめっちゃ冷静だし!


「じ、じゃあ私と一緒にご飯食べてて大丈夫なんですか?」

「ティアは俺の事はあまり詳しくないし、この目で信用出来ると確信を得ている」

「は、はあ。確かに悪魔さんの事はあんまり知らなかったかもしれないですね..」

「悪魔さんではなく、ユリスだ。ユリス・トイフェル。こないだ教えた記憶があるが..?」

「あ、そうでした。じゃあ、ユリスさんって呼びますね。








ん?待って、ユリス・トイフェル?



トイフェル?!


もしかして偉い人なのでは..?」


「偉い人、?まあ現時点では魔王という位置に着いているが」


「魔王...へ?マオウ?.....」

じゃあトイフェルの国の中で一番偉い人ってこと、?

「いや!魔王がこんなとこに居て、呑気にご飯食べてていいんですか!?」

「....国なら大丈夫だ。それに今の俺は結界をくぐれん」

「魔王って強いイメージあるんですけど!?」

「仕方ないだろ...計算違いだったんだ」



この人はポンコツなのか?ド天然なのか、?

「と、とにかく今私の家にいる事って相当やばいですよね」

「バレたら混乱させるだろうが、法はしっかり守っている。法律違反は結界を破ることで、この国に足を踏み入れることでは無い」

「んんんんー、確かにそうですけど....」

「力が蓄えるまで周りの民にバレないよう努力する。それに感謝の品も贈る」

「..................」


もう何も言葉が出てこないよ…悪魔でしかも魔王だったんて、お母さん。言いつけ守れなくてごめん。。。


「ティアに迷惑かけているのは重々承知している。すまない」

「いや、寧ろ助けて頂いてますし、
とにかく、誰にもバレないように私も頑張ります!」

「感謝する。ティアは優しいんだな」


「っ.....」

この人平気な顔で言うから調子が狂うよ、







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