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第1章 冒険の始まり
第5話 看板娘は何でもできる人じゃなかった?!
しおりを挟む「あっ、まだ名を言ってませんでしたね。私はアルラ=ソレイユと言います。アルラと呼んでください」
「俺の名前はニノ坂光輝だ」
ついさっき、俺は、スライムに囲まれていた、この銀髪美少女、アルラを助けた。そして、助けたあとに、アルラが集めた素材を落としたと言ったので、それを探すのを手伝っている最中である。
(それにしても、素材を落とすって、どれだけ強いモンスターにあったんだろ…)
内心は恐怖心もあり、ちょっと引きぎみに歩いていた。この場所は洞窟だが、周りには光ってる鉱石や、水色の綺麗な鉱石、何かよくわからない草とか、色々と素材はあった。だけど、素材を落とすような位里くんだ道でもないし、分かりやすい素材ばっかりだから、落としたらすぐ気づくと思うんだよなぁ、そんなこと言ってもしかたないか。
「ん?なんだあれ」
なぜか、素材の道ができていた。しかも綺麗に並べられている。
「あっ!私の落とした素材たちです!」
あ、あれがそうなの?!ネタのように道になってる。絶対わざとだろ、これ…
「こ、これ全部?」
「はい、そうです。私、結構おっちょこちょいで…」
これは、おっちょこちょいですまされるような量ではない。まさか、この子見た目のわりに結構ポンコツ?ま、まあ。まだ素材を落とすってとこしか見てない。まだ、この子の武器を作ってるところとか見てないからな、断言できない。そもそも、武器職人なのかすらわからないけど。
「とりあえず、これで全部かな?」
あらかた、道になってる素材を全部拾い上げた。どれもきれいで、品質の良さげなものばかりだ。
「あっ、あの、本当にありがとうございます!」
ペコリとアルラは頭を下げた。なんか、クエストなのにいい気分だ。
「じゃあ、加治屋さんの方に戻りましょうか、加治屋さんの店主さんが心配してますし」
「本当に、なにからなにまで、ありがとうございます!」
そして、俺ら二人は森の村ルボアまで帰っていった。
「おっそーーい!!アルラ!どれだけ時間かかってるんだ!」
武器屋さんに戻った、瞬間に大声が来た。外のみんなもビックリしていた。アルラは、そんな大声をびくともしていない。
「わ、私だって、好きでこんな時間をかけた訳じゃないし」
反省の色無しと言う。アルラ、とりあえず謝った方がいいと思う。俺はそう思う。
「あっ、そうそう、忘れてたな。娘を探してくれてありがとよ、その剣は約束どうり、くれてやるよ」
よっし!これでまたクエストが進行できる!
「怪我に気を付けて、冒険しなよ、武器がなくなったらいつでもここに来てくれよな」
「ありがとう!おっちゃん!」
そう言って、俺はあの店を後にした
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