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なんか日にちが開きましたね

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 ノルン=オルガーノの件が、即日に片付いたので、本来の目的であるダークエルフ狩りが無くなり、魔王城側が終了する数日間が、なんとなく開いてしまった。



「何して時間をやり過ごします?」



「この辺に何があるかも知らんからな…」



 移動箱が、ハリウッドスタークラスのトレーラーになったわけだが、どうにもこうにも目立つな…



「第八高官国でも、ジカイのコミ晶(映像水晶にエロ動画を詰めたもの)は人気があるみたいよ」



 クロエルは鏡に向かって化粧をしている。



「クロエルのコミ晶も、また作りたいです。」



 クロエは過去に作ったコミ晶の内容を確認している。



「僕の聞くところでは、案外人気なのが、試供品にしか出てない、見えない絶世の美女らしいですよ」



 流石ロコック様、ほぼ見えてないのに人気なのか…そういえばあの の作品ないのかって結構言われるな…いや、見えてないから見たいだけかもしれない。



「そう言えば、クロエは奇数国では両手を振ってだけど、こっちだとどうなんだ?」



「タン殿それは、このアルケ=ツヴァイ保証します。」



 どうやらロコックと、このアルケ=ツヴァイは、高官国内では国民から根強い支持があり、特にロコックは奇数国に強く、アルケは偶数国に強いらしい。



「それに聖女達が魔王の討伐に向かったので、魔王討伐祭が第八高官国では行われますよ」



 魔王討伐されること確定なのか?



 こうして、四人で街を堪能し、祭りに行ったりして過ごししているとき、魔王城では…







 魔王城の回廊に作られた部屋で、聖女マリアが、御剣を堪能していた。



「ねぇ剣也…本当に覚えてないの、あんなことしといて……」



 御剣は両手を縛られ、ズボンとシャツ姿でベッドの柵にくくらて、身動きが取れなくなっていた。



「マリア、僕は本当にキミに何かしたのか?」



 童貞の御剣からしたら、マリアとオークたんの話から、タイムリープは信じられるが、自分が暴走してマリアを犯したというのは信じられなかった。



「本当よ剣也、あなたの本当の名前も前回のリープで聞いたのよ…」



 マリアの白くしなやかな指が、首筋から胸元をはい、シャツの前を柔らかく掴むと、それまでとは対照的に、強引に左右に開く、いくつのかのボタンが外れ、いくつかのボタンが弾け飛んだ。



「でっでも…」



 鳩尾から下腹部へと向かい指を滑らせていく、途中でヘソをクルンといじると、外されたベルトの下に手を入れる。



「そんなこと言っておいて…どういうこと?」



 ヘソのすぐ下まで反り返っている。



「あの、それは仕方ないというか…」



 下着の上から撫でまわし、サディスティックな笑みを浮かべる。



「仕方ない?下品におったてて…整理現象だからって暴走していいの?…クシャミとは違うでしょ?」



 前回のことを知らないが、そんな事実がないことも確認できないので、口から出そうな言葉が出てこず、言われるがままになってしまう。



「だんまりなんて、認めたのと同じよ」



 撫でまわしていた手で、ギュッと一瞬強く握る。



「クッ…」



「アラアラお下品ねぇ」



 中指で、ピシピシとふくらみを弾きだした。



「やっやめてくれ」



「あんなことをしたアナタに、そんな権利あるのかしら?」



 親指と人差し指で挟むと、形に沿ってゆっくりと上下する、時折、段差のあるところで一瞬上下して反応を愉しむ。するとスグに…



「ぁアッ…!」



 ギュッッ!っと、声に反応して、反射的に痛いほど強く挟む。



「グッっ!!」



「いまイキそうになったでしょ?ダ・メ・ヨ♪ご褒美じゃないんだから…」



「はっ…はい」



 息が荒れてきた、そのまま、片手で再びイジりながら、反対の手で、胸板を叩き出した。



「本当に卑しい男ね~…醜い…心が醜いわ…」



 バシーンと、一際強く叩く。



「どうせロコック様にも、いやらしい妄想していたんでしょ?」



 目が泳ぐのがわかった瞬間! ほほをグッと掴む。



「私といるときに、他の女のことを考えない…」



「しっ、仕方ないなだろ」



 パァァァァァン!今日一番の音とともに、一番のキレイな手形が胸板にできた。



「仕方ないと言えば、許されると思ってるの?」



 マリアは、馬乗りになり、下着の上から腰をグラインドさせて こすり付けてくる。



「こんな状況で罵られても、おったててるなんて、相当のキモ野郎ね!」



 馬鹿、変態、ロリコン、などなど、あらゆる言葉で人格否定をしてきた。そしてついに、マリアついにそこに触れた。



「拷問にかけられて別人格が生まれた?違うでしょうが!そっちの方が本当のアナタでしょう?だって、拷問されながら、今みたいにおったててたんでしょがッッ!!変ンンッ態!!」



 人格否定と快楽の はざまで、リアルなトラウマを突きつけられ、精神の何かが崩れさり、一つの感情がのこった。



 憎悪



 それは御剣が、この世界に来てから一度も出したことのない感情だった。拷問をされたさいですら、夜のため人のためと、自分は勇者だと言い聞かせてジッと耐えていた。



「だから…だから何なんだよ!お前が勇者だ世界を救えだの…ヒロインだからと我慢してりゃあ好き勝手しやがって!」



 両手の拘束を引きちぎり、身体を起こす。



「なっ、何をする気よ!」



「はあ?ナニだよナニ!ナニに決まってんだろうが!!」



「いや!やめて!」



「やめてと言えば、許されると思ってるのかぁ!!?」



 馬なりになっているマリアを引き倒し、自分が上になる。



 顔の前で、手を交差させて防御しているマリアを、悠然と見下ろしながら、声高らかに叫んだ。



「さあ、始めようか!欲望と憎悪の宴を!!」



「キャ!」



 乱暴に襲いかかる御剣、これぞ、聖女マリアの秘技の一つ、『襲われてんじゃねぇ、襲わせてんのよ』っである。
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