猫の生命火

清水花

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登場人物

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白井湊しらいみなと19歳】
本編の主人公で一人称は僕。
落ち着いた性格の持ち主で感情の起伏があまり見られない。
誰にでも優しく意外と頼りになる一面も持ち合わせている。
性格的に父親そっくりである。

【黒猫 推定10歳】
ある日、湊と出逢い仔猫を託した。
雄雌は不明で、仔猫との関係も不明。
ひとりぼっちだった仔猫を庇うように覆い被さり、雨でずぶ濡れになっていた優しい一面がある。
声がとにかく図太く可愛げがない。

【仔猫 推定生後1週間】
小さなダンボール箱に入れられていた茶トラの仔猫。
誰かが捨てたのか、どこかで産まれた後迷子になったのか、全てが不明だが運命に見放されてはいないようである。

白井海未しらいうみ14歳】
白井家の長女で湊の妹。
好奇心が旺盛で何でもやりたがる元気な少女。
反面、飽きっぽい一面もあるため途中で投げ出されたものがその辺に散見される。
DIYにて作り出された謎の四角い物体はオブジェとして玄関横に置かれている。

白井凪しらいなぎ55歳】
白井家の大黒柱で普通の会社員。
穏やかな性格で争い事を好まない。
子供達を叱る時も声を荒立てることはない為、怒った姿は誰も見たことがない。
猫アレルギーがあり、体質的に猫を飼うのは避けている。
動物愛が家族で一番強い。

白井岬しらいみさき48歳】
白井家の専業主婦。
綺麗好きでお料理上手な良き母親である。
子供達をあまり叱らない父親に変わり声を荒立てる。叱られるのは基本的に海未のみである。
趣味はお裁縫。バッグや小物などを自身で作製している。

白井柴丸しらいしばまる15歳】
白井家で飼われている柴犬。
飼い主に似て非常に大人しい性格であり、いつもお気に入りのクッションの上で寝ている。
年齢を重ねるごとに大人しさに磨きがかかり、今や不動のお爺さんと化している。
仔猫の事を気に入り妹分として接している、良き兄貴分でもある。
散歩はゆっくり、じっくり派である。











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