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ベネツィ大食い列伝
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「お初にお目にかかりますよー。私の名前はーーーークロノスとでも名乗っておきましょうかー。どうぞよろしくお願いしますー。おっとっと、そんな風に言ってしまえば偽名だって事が否が応でも露見してしまいますねー、あっはっはー! そうそう、時に思いませんか? 名前に何の意味があるのか? その名前でなくてはダメなのか? とね。私のようなひねくれものはそんな事ばかり考えてしまうのですよー。もし名前が今と違っていたら、今とは違った未来を手に入れていたのか? そもそも未来自体が無くなってしまっていたのか? なんて、そんな事はやはり無いと思います。だったら名前なんてどうだっていいじゃないですかー? 自分自身が自分の事だと認識さえ出来れば何だってね。それぞれが好きな名前を好きなように語ればいい。ふむふむ。いたってごく自然な事だ。単純でシンプルで分かりやすい。とーーーー彼がやって来ましたねー。私の興味をとことん惹いてくれる彼。名前はタケル。本当はルケタでも何でも良いだろうに頑としてタケル。基本的に真面目で何事にも真剣に取り組むし、でも何かにつけて楽しくなるように事を運ぶし、人助けを趣味としているのかやたらと人と関わりを持ちたがるし、真面目なのかふざけてるのかよくわからないし。まぁ、それはさておき。さてさて、彼は今回の旅でいったいどんな風に私を楽しませてくれるのだろう。どうやら今回は今までの旅とは違って仲間達の顔ぶれを大幅に変更したようだしねー。転生100回目記念の特別パーティのつもりなのかな? あっはっはー! メンツは……と」
《悲しみを乗り越え、大切な親友を守ったガネーシャ村のトム村長》
みんなに優しくて笑顔が素敵な人気者の元村長さん御歳70才。過去に最愛の妻がモンスターの手によって殺されており深く心を傷付けていた。タケルはそんなトムを気遣い、なんとか妻の仇を討たせようと協力し修行の甲斐もあって見事、最愛の妻を殺したキラーウルフを討ち取った。その事で今後自分と同じような悲しみを抱える人達が増えぬようにタケルと共にモンスター退治の旅に出ることを決意。現在は親友のパウロに村長を代わってもらうなど勇者タケルと旅に出るため近辺整理をしている。また、ボケのクオリティが異常に高すぎてツッコミ担当のタケルをやや振り回している一面がある。狙ったボケなのか、年齢的な天然のボケなのか区別がつかない事が間々あるのでそういった面でもタケルの頭を悩ませている。
《父の背中を追い、強く正しい立派な騎士になろうと努力する少年パティ》
ベネツィ護衛騎士団。団長パール・ベルセリオスを父に持つ若干12才の少年パティ。父譲りの無鉄砲な程の正義感と剣術の才能を合わせ持っており、将来は父と同じく護衛騎士団の団長になる事を夢見ている。幼い頃から町の剣術道場に通っており日々、剣の腕を磨いている。そんな道場帰りのとある日、若者にイジメられていた子犬を助けようと試みたが大人の力の前にあっけなく返り討ちにされてしまう。自身を襲う暴力によってボロボロになった少年パティが次に目にしたものは、すでに事切れた子犬の姿だった。その事で弱ければ何も出来ず、何も守れない事を子供の身でありながら痛感した。ゆえにもっともっと強くなろうと更に努力を重ねるが誰かと対立するという行為に異常なほど恐怖心を抱いてしまい、剣術の試合も出来なくなっていた。しかしタケルと出会ったのち、再び目にしたあの日と同じ光景を前にパティは立ち上がり、暴力を振るってきた若者を身につけていた武術で追い払い、見事子猫を救い出した。じろうと名付けた子猫を常に頭の上に乗せていて、良い相棒としている。また、年齢的に仕方のない事だが必殺技などの心揺さぶるワードに過剰に反応してしまう節が多々見られる。
《ベネツィの森に隠れ住むハーフエルフの少女アリシア》
木こりを営む人間の父ドイルとエルフ族の王族たるハイエルフの母アイシャの間に産まれた現在15才の少女。人間と一切の関わりを持たない謎に包まれた生命体であるエルフ族の長い歴史の中で唯一の存在であり奇跡的な例外的存在。エルフ族の掟で里から出る事が出来ない母アイシャと父ドイルのその夫婦らしからぬ関係性に強い違和感を感じており、自分達家族3人が人間であろうとエルフであろうとモンスターであろうと虫であろうとそんな事はどうでも良い事であり、ただの家族なのだから一緒に寝て起きて生活するべきだと思っている。漠然とそう思ってはいるもののエルフの里の掟という絶対的な問題を前にどうする事も出来ず、更に父親ドイルには森から出るな人と関わるなと厳しく言いつけられており頭を悩ます日々が続いていた。そんなとある日、森の中でタケルとパティと出会い自分と同じような年齢の彼らが自由に考え行動している様を見て自分もタケル達と同じように自由に生きたいと強く思い始めた。タケル達を家に招き入れた事で、今まで当たり前にそこにあったエルフ族という存在が世間では全く知られていない、おとぎ話の中の存在である事を知った。人間とエルフ、両者を繋ぐものとして父と母を引き合わせ一つにする方法を探すべく、タケル達と共に世界を見て回る事を決意した。将来的に父親の好きなお酒関係の仕事をしたいと考えており、現在は夢実現のため資金集めに奮闘している。また、盗賊達のような荒くれ者の事をモンスターと認識しているらしく、彼等が落として行った物は一種のドロップアイテムとして入手するという、やや変わった考え方の持ち主である。見た目は人間と大差なく人混みに紛れれば見つけ出すのは困難を極めるが、母親譲りの顔立ちのお陰で一目見れば息が止まるとんでもない美少女である。
「ーーーーか、明らかに大魔王退治に出るためのパーティではないようだけれど、いったいどうするつもりなのか……。それもやはりお得意の人助けのつもりなのかな? あっはっはっー! 全く目を離せないなぁ彼からは。まぁ、時間はまだまだあるんだし、ゆっくりじっくり旅の行く末を見せてもらおうかなー。あっはっはー!」
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