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ようこそ、Diabloへ。
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ご飯を食べ終わりカウンターに頬をつけながら扉を眺める
クリスは仕事しに行ったしエルは寝てるし客は来ないし…暇だなぁ。
カランコロン
「っ…あ、あのっ!此処…っ…Diabloでっ…合ってますか!?」
プルプル震えあちこち傷まるけで泥だらけの猫耳の獣人の女の子
「っ!!??
客が来たーーーーーーー!!!!!」
思わず立ち上がって手を上げる
ガタンっ
「いでっ…痛いよ…ハル。
ん?あれ誰?」
「お客よ!エル!
初めてお客が来たわ!」
お尻を擦りながら扉の前にいる猫耳の獣人の子を見てコテンっと首を傾げる
「…マジ?」
「マジよ!
さぁ、入って!クリス!!お茶持って応接室に早く来て!お客が来たわよ!」
耳に付けてるイヤリングに魔力を込め喋ると
あら不思議、遠くにいるクリスに聞こえるのです。
プルプル震える猫耳の獣人の子を連れ今までただの空き部屋と化していた部屋に向かった。
この部屋を使う日が来るなんてっ!なんていい日なのかしら!
この部屋、作ってから一度も使ってないもんだから
クリスがそろそろこの部屋改造して別の部屋にしようぜ!とか言い始めてたのよね。
ふぅ、着いた。
先に話を聞いてもいいんだけど
クリスがそろそろ来る筈だし待ったほうがいいわよね。
「あ、あああの、ほ、本当にっ…Diabloですか…?」
「えぇ、対価次第で何でもやるDiabloよ。」
対価はコレと言って決まってない。
お金が無い人は物々交換だったり私達がその人の持ち物を見てその中から選んだりしてるし
逆に嫌な金持ちだったら徹底的にふんだくったりしてる
「お前弱いのにどうやってここまで来た訳?」
「え、えっと、わ、私弱くて、魔力とかも本当に少なくて
そのせいか余り人に認識されなくて、気付く人は弱い人が多いので、どうにか逃げてきました。
後は、探知魔法だったり、警戒してる人にも見つかりやすくて…」
なるほど。
私達は魔力の反応には敏感だけど
気配を探れるのはひと握りの人間だ。
まぁ、魔力がない=弱いという事でもあるから中々微妙よね
ガチャ
「うわっ!本当に居る!」
「何よ、私が嘘を言ったと思ったの!?」
とても驚いた顔をして獣人の女の子を見つめるクリス
「いや、お客を待ちすぎて幻覚でも見たのかなって」
ハハッなんて笑いながら私の隣に座りお茶を置くクリス。
どっちにしろ失礼すぎる!!
「さて、それじゃあ依頼内容聞きましょうか?」
「は、はい。
あのっ、つ、捕まってる私の仲間をっ、助けて欲しいんですっ!」
「誰に捕まってるか、何処に居るのかはわかってるのかしら?」
「は、はい。
相手は、奴隷商人…です。
私達が住んでる近くの森で山菜を集めてたら…捕まって…っ…私は仲間が逃してくれてっ…どうにか助かりました。
里に帰り捕まった事、助けに行きたい事を伝えたけど
その奴隷商人の側にはとても強い騎士が居るから無理だって…他の仲間が殺されるだけだから駄目だって…っだから…諦めろって言われました。
諦められなくて里を出る準備をしてた時に里の大人が噂話をしてて…Diabloはどんな依頼も対価さえ払えば受けてくれて必ず任務成功させるって、聞いたんです
お願いです!仲間を助けてください!」
強い騎士ってどれくらいの強さなのかしら?
「えーと、まず依頼を受けるか決める前に
君の仲間が攫われた場所とその商人がいる所、後は捕まってからどれくらい時間が経ってるのか教えてもらえるかな?」
「は、はいっ」
それにそれだけ強い騎士が、国ではなくただの奴隷商人に仕えるなんて
弱みを握られてるか、金払いがいいか
その騎士もクズか、恩があるか…どれかしらねぇ
「おーい、ハル、現実に帰ってこーい」
「わぁ!?び、びっくりするじゃない」
突然ヌゥっとエルの顔が目の前に出てきて驚き過ぎてそのまま椅子ごと後ろに倒れるところだった…
「此処が連れ去られた場所
んで、この街が商人の拠点で連れ去られて2週間が経ってるそうだ
連れ去られた場所から拠点まで馬車で行ったとして片道一週間ちょいってとこだな。」
クリスが地図を出しながら教えてくれた。
んー、という事は少なくとも一週間は拠点に居るのよね
調教とかをするからすぐにオークションには出されないだろうけど、心のトラウマは増えていくでしょうね
「いいわ、受けましょう。
依頼完了後に報酬を貰いますわ。
クリス、私達が帰るまでその子を見ていてちょうだい。
エル、行くわよ」
「あーい」
エルを連れ応接室を出て情報管理している部署へ向かった
クリスは仕事しに行ったしエルは寝てるし客は来ないし…暇だなぁ。
カランコロン
「っ…あ、あのっ!此処…っ…Diabloでっ…合ってますか!?」
プルプル震えあちこち傷まるけで泥だらけの猫耳の獣人の女の子
「っ!!??
客が来たーーーーーーー!!!!!」
思わず立ち上がって手を上げる
ガタンっ
「いでっ…痛いよ…ハル。
ん?あれ誰?」
「お客よ!エル!
初めてお客が来たわ!」
お尻を擦りながら扉の前にいる猫耳の獣人の子を見てコテンっと首を傾げる
「…マジ?」
「マジよ!
さぁ、入って!クリス!!お茶持って応接室に早く来て!お客が来たわよ!」
耳に付けてるイヤリングに魔力を込め喋ると
あら不思議、遠くにいるクリスに聞こえるのです。
プルプル震える猫耳の獣人の子を連れ今までただの空き部屋と化していた部屋に向かった。
この部屋を使う日が来るなんてっ!なんていい日なのかしら!
この部屋、作ってから一度も使ってないもんだから
クリスがそろそろこの部屋改造して別の部屋にしようぜ!とか言い始めてたのよね。
ふぅ、着いた。
先に話を聞いてもいいんだけど
クリスがそろそろ来る筈だし待ったほうがいいわよね。
「あ、あああの、ほ、本当にっ…Diabloですか…?」
「えぇ、対価次第で何でもやるDiabloよ。」
対価はコレと言って決まってない。
お金が無い人は物々交換だったり私達がその人の持ち物を見てその中から選んだりしてるし
逆に嫌な金持ちだったら徹底的にふんだくったりしてる
「お前弱いのにどうやってここまで来た訳?」
「え、えっと、わ、私弱くて、魔力とかも本当に少なくて
そのせいか余り人に認識されなくて、気付く人は弱い人が多いので、どうにか逃げてきました。
後は、探知魔法だったり、警戒してる人にも見つかりやすくて…」
なるほど。
私達は魔力の反応には敏感だけど
気配を探れるのはひと握りの人間だ。
まぁ、魔力がない=弱いという事でもあるから中々微妙よね
ガチャ
「うわっ!本当に居る!」
「何よ、私が嘘を言ったと思ったの!?」
とても驚いた顔をして獣人の女の子を見つめるクリス
「いや、お客を待ちすぎて幻覚でも見たのかなって」
ハハッなんて笑いながら私の隣に座りお茶を置くクリス。
どっちにしろ失礼すぎる!!
「さて、それじゃあ依頼内容聞きましょうか?」
「は、はい。
あのっ、つ、捕まってる私の仲間をっ、助けて欲しいんですっ!」
「誰に捕まってるか、何処に居るのかはわかってるのかしら?」
「は、はい。
相手は、奴隷商人…です。
私達が住んでる近くの森で山菜を集めてたら…捕まって…っ…私は仲間が逃してくれてっ…どうにか助かりました。
里に帰り捕まった事、助けに行きたい事を伝えたけど
その奴隷商人の側にはとても強い騎士が居るから無理だって…他の仲間が殺されるだけだから駄目だって…っだから…諦めろって言われました。
諦められなくて里を出る準備をしてた時に里の大人が噂話をしてて…Diabloはどんな依頼も対価さえ払えば受けてくれて必ず任務成功させるって、聞いたんです
お願いです!仲間を助けてください!」
強い騎士ってどれくらいの強さなのかしら?
「えーと、まず依頼を受けるか決める前に
君の仲間が攫われた場所とその商人がいる所、後は捕まってからどれくらい時間が経ってるのか教えてもらえるかな?」
「は、はいっ」
それにそれだけ強い騎士が、国ではなくただの奴隷商人に仕えるなんて
弱みを握られてるか、金払いがいいか
その騎士もクズか、恩があるか…どれかしらねぇ
「おーい、ハル、現実に帰ってこーい」
「わぁ!?び、びっくりするじゃない」
突然ヌゥっとエルの顔が目の前に出てきて驚き過ぎてそのまま椅子ごと後ろに倒れるところだった…
「此処が連れ去られた場所
んで、この街が商人の拠点で連れ去られて2週間が経ってるそうだ
連れ去られた場所から拠点まで馬車で行ったとして片道一週間ちょいってとこだな。」
クリスが地図を出しながら教えてくれた。
んー、という事は少なくとも一週間は拠点に居るのよね
調教とかをするからすぐにオークションには出されないだろうけど、心のトラウマは増えていくでしょうね
「いいわ、受けましょう。
依頼完了後に報酬を貰いますわ。
クリス、私達が帰るまでその子を見ていてちょうだい。
エル、行くわよ」
「あーい」
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