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「御堂社長、私もそろそろ行きますね」
「おう、俺も後から行くわー」
聞こえなかった事にしよう、うん。
鞄を持って外に出るともう太陽がだいぶ昇っていた
聖さん達は一足先に同棲していた部屋の方へ向かった。
大家さんにはメール入れておいたし自分の両親にも連絡は入れた。因みに健からの連絡は凄い量だった。
まぁ、報告のメールした後の両親からも凄く連絡が来てそっと電源を切ったけど。
マンションへ向かう途中ロッカーに預けていた荷物を取ってマンションへと向かった。んー、こういう時近くてよかったと思う。
部屋の中は少し空気がジメっとしていたけど、元々物も全く無く机の代わりのダンボールと座布団とタオルケットくらいだ。
洗濯機はあるけれど冷蔵庫とかも何も置いてない。
取り敢えずカーテンとタオルケットを洗濯機に突っ込んで回して
聖さんに電話をかけた
「はーい「お前こんな時に何で電話なんか!」もしもしー?」
ん?何か今の声聞き覚えが……
「あ、えと、掃除しようと思ったんですが掃除機とか雑巾すら無くてどれくらいで荷物詰め終わりそうかなと思いまして…」
「あー、それじゃあ弥太君に持っていってもらうよーまだ少しかかるしぃ。必要なの掃除機だけでいいの?」
「はい、掃除するだけなので……あ、雑巾とかあると助かります」
「はーい、それじゃあ弥太君に頼んどくねぇ、ばいばーい」
あ……さっきの声誰か聞くの忘れちゃった……まぁいいか…
私は弥太郎さんが来るまで換気したり揃える物をメモに纏めたりした。
ピンポーン
インターフォンが鳴り画面を見ると弥太郎さんがオドオドしながら立っていた
ガチャッ
「わざわざすみません。ありがとうございます。」
扉を開けてペコリと頭を下げる
「いや……あそこに居るよりは持ってく方が楽だから。
掃除…俺も手伝うよ…掃除用具持ってきたから…」
ぎこちなく笑いながら掃除用具を見せる弥太郎さん
私はニコリと笑い
「それじゃあお言葉に甘えさせてもらいます。」
弥太郎さんが入ったのを見て鍵を閉める。
「そういえば、他に誰かいましたか?聖さん達以外の声が電話から聞こえたのですが」
「んと…名前忘れたけど、雑用の子?来てた。何で俺ん家に居るんだとか勝手に持ってくのは犯罪だとか喚いてて、それを聖がからかってた…感じかな?」
手を動かしながらコテンと首を傾げられ何故か私もつられて首を傾げた……さっきのは健の声だったのか。あぁ、聖さんへの貸しが増えていく……。
「それは大変ご迷惑をかけました……」
「夜江のせいじゃないから…気にしないで。それと…会社じゃないから敬語…いらない」
「……ありがとう弥太君。」
「ん、どういたしまして」
弥太君は表情の変化が分かりにくいけど、この嬉しくて微妙に口角あげてるのを見ると私まで嬉しくなる。
可愛いなぁ
「おう、俺も後から行くわー」
聞こえなかった事にしよう、うん。
鞄を持って外に出るともう太陽がだいぶ昇っていた
聖さん達は一足先に同棲していた部屋の方へ向かった。
大家さんにはメール入れておいたし自分の両親にも連絡は入れた。因みに健からの連絡は凄い量だった。
まぁ、報告のメールした後の両親からも凄く連絡が来てそっと電源を切ったけど。
マンションへ向かう途中ロッカーに預けていた荷物を取ってマンションへと向かった。んー、こういう時近くてよかったと思う。
部屋の中は少し空気がジメっとしていたけど、元々物も全く無く机の代わりのダンボールと座布団とタオルケットくらいだ。
洗濯機はあるけれど冷蔵庫とかも何も置いてない。
取り敢えずカーテンとタオルケットを洗濯機に突っ込んで回して
聖さんに電話をかけた
「はーい「お前こんな時に何で電話なんか!」もしもしー?」
ん?何か今の声聞き覚えが……
「あ、えと、掃除しようと思ったんですが掃除機とか雑巾すら無くてどれくらいで荷物詰め終わりそうかなと思いまして…」
「あー、それじゃあ弥太君に持っていってもらうよーまだ少しかかるしぃ。必要なの掃除機だけでいいの?」
「はい、掃除するだけなので……あ、雑巾とかあると助かります」
「はーい、それじゃあ弥太君に頼んどくねぇ、ばいばーい」
あ……さっきの声誰か聞くの忘れちゃった……まぁいいか…
私は弥太郎さんが来るまで換気したり揃える物をメモに纏めたりした。
ピンポーン
インターフォンが鳴り画面を見ると弥太郎さんがオドオドしながら立っていた
ガチャッ
「わざわざすみません。ありがとうございます。」
扉を開けてペコリと頭を下げる
「いや……あそこに居るよりは持ってく方が楽だから。
掃除…俺も手伝うよ…掃除用具持ってきたから…」
ぎこちなく笑いながら掃除用具を見せる弥太郎さん
私はニコリと笑い
「それじゃあお言葉に甘えさせてもらいます。」
弥太郎さんが入ったのを見て鍵を閉める。
「そういえば、他に誰かいましたか?聖さん達以外の声が電話から聞こえたのですが」
「んと…名前忘れたけど、雑用の子?来てた。何で俺ん家に居るんだとか勝手に持ってくのは犯罪だとか喚いてて、それを聖がからかってた…感じかな?」
手を動かしながらコテンと首を傾げられ何故か私もつられて首を傾げた……さっきのは健の声だったのか。あぁ、聖さんへの貸しが増えていく……。
「それは大変ご迷惑をかけました……」
「夜江のせいじゃないから…気にしないで。それと…会社じゃないから敬語…いらない」
「……ありがとう弥太君。」
「ん、どういたしまして」
弥太君は表情の変化が分かりにくいけど、この嬉しくて微妙に口角あげてるのを見ると私まで嬉しくなる。
可愛いなぁ
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