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何だろう温かい…何かに包まれてる様な……包まれてる?
目をパチっと開けると目の前には見知らぬ顔が何故か私を抱きしめ寝ていた。
バッと自分の服を見ると昨日の服のままだった。
周りを見渡すと、どうやらここは御堂社長の家の客室の様だ
それはいいが、この人誰
モゾモゾと動き男の腕から抜け出す。
目を閉じていて目はわからないが目を瞑っていてもわかる。
この男顔面偏差値が御堂社長達と同じくらいある。
イケメンには必要最低限しか近寄りたくない。
御堂社長達は近付かなくても寄ってくるので諦めたがこれ以上濃いキャラはいらない。
私は静かに部屋を出てリビングに向かった。
リビングには御堂社長しかいなかった
「おう、起きたか」
「おはようございます。あの、私の部屋に居た黒髪の人は誰ですか?」
御堂社長に渡されたコーヒーを一口飲み御堂社長を見る
「黒髪?………あぁ!友達の息子だ!届け物を届けてくれてな!
夜遅いから空いてる部屋で寝てけって言ったんだがお前喰ったのか?」
「な訳ないじゃないですか。起きたら居たんですよ。」
無表情で御堂社長を見るけど御堂社長には全く効果がない。
ケラケラ笑う御堂社長VS無表情で見つめる私
良くわからない攻防戦をしていると次々と住人が起きてきた
「夜江ちゃん今日の予定はぁ?
あー、かなめん!僕もコーヒー頂戴ー!」
私の横に座りフワァっと欠伸をする聖さん
「今日は残ってる荷物を全部引き上げて、彼の物は多いので着払いで全て彼の実家へ送り大家さんに部屋の引き払いのお願いをします。」
あの家の家電や家具の殆どは私のお金で買った物だから権利は私にある。まぁ、ベットだけはいらないけど。
「ふぅーん、暇だから僕も付き合ってあげるー
夜江ちゃんの荷物は何処持ってくの?」
「私のは私の家ですよ。御堂社長が余りにも呼び出すので御堂社長の家の近くに一部屋借りたんです。まぁ、ろくに使ってなかったので掃除が必要ですが…」
「んぅー、それならぁ荷物の詰め込みとかは僕と巧でやってあげるからぁ夜江ちゃんは掃除とか大家さんとお話しといでよぉ」
「え、でもどれが私の荷物か分かるんですか?」
「荷物っていっても夜江ちゃんの事だから持てる物はもう持ち出してるでしょ?だったらぁ後は家具とかでしょ?
それぐらいなら持ってく物メモしてくれれば後はやっとくよぉ」
聖さんが優し過ぎて怖い……
聖さんが優しい時は大抵何かある……
「………何企んでます?」
「酷いなぁ!夜江ちゃん僕はただ親切で言ってるんだよぉ?」
ニコニコ笑ってるけど私からすれば胡散臭くてしょうがない!!!
昔もこうやって親切にしてくれて最初の内は甘えて頼っていたがその後のしっぺ返しが凄かった……
四股バレたからちょっとどうにかしといてぇとこっちに投げ捨てたり、男にストーカーされてるからどうにかしといてぇとこれまた丸投げされたり…此方にデメリットしかなかった!!!
断ればいいじゃんと思うかもしれないが断る選択肢をくれないのが聖さんである。
「………はぁ……それじゃあお願いします……」
リビングに置いてあった自分の鞄からメモ帳を取り出して持っていく物をサラサラと書き出す
「んじゃ、俺は橘の方着いてくかなぁ。今日予定ねぇし」
「いや、結構です。御堂社長本当に役に立たないのでノーセンキューです。」
「お前俺の扱いだけ雑じゃない?ねぇ、佐竹もそう思うだろ?」
「かなめんに対しては皆そうだよ。あ、このコーヒー美味しい。新しい豆?」
「おうっ!この前取引先の人がくれた奴。何か高いけど美味いからって貰ったんだよ」
あ、聖さん面倒だからサラッと話変えたな
そんな事を思いながら残った家具を送る場所やらもメモに書き記しながら二人の会話を聞いた。
目をパチっと開けると目の前には見知らぬ顔が何故か私を抱きしめ寝ていた。
バッと自分の服を見ると昨日の服のままだった。
周りを見渡すと、どうやらここは御堂社長の家の客室の様だ
それはいいが、この人誰
モゾモゾと動き男の腕から抜け出す。
目を閉じていて目はわからないが目を瞑っていてもわかる。
この男顔面偏差値が御堂社長達と同じくらいある。
イケメンには必要最低限しか近寄りたくない。
御堂社長達は近付かなくても寄ってくるので諦めたがこれ以上濃いキャラはいらない。
私は静かに部屋を出てリビングに向かった。
リビングには御堂社長しかいなかった
「おう、起きたか」
「おはようございます。あの、私の部屋に居た黒髪の人は誰ですか?」
御堂社長に渡されたコーヒーを一口飲み御堂社長を見る
「黒髪?………あぁ!友達の息子だ!届け物を届けてくれてな!
夜遅いから空いてる部屋で寝てけって言ったんだがお前喰ったのか?」
「な訳ないじゃないですか。起きたら居たんですよ。」
無表情で御堂社長を見るけど御堂社長には全く効果がない。
ケラケラ笑う御堂社長VS無表情で見つめる私
良くわからない攻防戦をしていると次々と住人が起きてきた
「夜江ちゃん今日の予定はぁ?
あー、かなめん!僕もコーヒー頂戴ー!」
私の横に座りフワァっと欠伸をする聖さん
「今日は残ってる荷物を全部引き上げて、彼の物は多いので着払いで全て彼の実家へ送り大家さんに部屋の引き払いのお願いをします。」
あの家の家電や家具の殆どは私のお金で買った物だから権利は私にある。まぁ、ベットだけはいらないけど。
「ふぅーん、暇だから僕も付き合ってあげるー
夜江ちゃんの荷物は何処持ってくの?」
「私のは私の家ですよ。御堂社長が余りにも呼び出すので御堂社長の家の近くに一部屋借りたんです。まぁ、ろくに使ってなかったので掃除が必要ですが…」
「んぅー、それならぁ荷物の詰め込みとかは僕と巧でやってあげるからぁ夜江ちゃんは掃除とか大家さんとお話しといでよぉ」
「え、でもどれが私の荷物か分かるんですか?」
「荷物っていっても夜江ちゃんの事だから持てる物はもう持ち出してるでしょ?だったらぁ後は家具とかでしょ?
それぐらいなら持ってく物メモしてくれれば後はやっとくよぉ」
聖さんが優し過ぎて怖い……
聖さんが優しい時は大抵何かある……
「………何企んでます?」
「酷いなぁ!夜江ちゃん僕はただ親切で言ってるんだよぉ?」
ニコニコ笑ってるけど私からすれば胡散臭くてしょうがない!!!
昔もこうやって親切にしてくれて最初の内は甘えて頼っていたがその後のしっぺ返しが凄かった……
四股バレたからちょっとどうにかしといてぇとこっちに投げ捨てたり、男にストーカーされてるからどうにかしといてぇとこれまた丸投げされたり…此方にデメリットしかなかった!!!
断ればいいじゃんと思うかもしれないが断る選択肢をくれないのが聖さんである。
「………はぁ……それじゃあお願いします……」
リビングに置いてあった自分の鞄からメモ帳を取り出して持っていく物をサラサラと書き出す
「んじゃ、俺は橘の方着いてくかなぁ。今日予定ねぇし」
「いや、結構です。御堂社長本当に役に立たないのでノーセンキューです。」
「お前俺の扱いだけ雑じゃない?ねぇ、佐竹もそう思うだろ?」
「かなめんに対しては皆そうだよ。あ、このコーヒー美味しい。新しい豆?」
「おうっ!この前取引先の人がくれた奴。何か高いけど美味いからって貰ったんだよ」
あ、聖さん面倒だからサラッと話変えたな
そんな事を思いながら残った家具を送る場所やらもメモに書き記しながら二人の会話を聞いた。
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