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17章 王族としての生活
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私が側妃として結婚していたのは、ライだということがわかり、茫然としていた。
この混乱は、フレッド様がバタバタと離宮を訪れたことから始まった。
「シャーロットちゃん、悪いけど今から支度して、今やっている夜会に出席してくれない?」
「……は?」
のんびりと夕飯の支度をしようとしていた私とジュディは、目を丸くしてフレッド様を見た。
「フレッド様、うちの姫様を夜会に出席させるのは、何か意味があるのでしょうか?」
ジュディが私を守ろうと、私とフレッド様の間に立つ。
「ボナールのセリーヌ王女が夜会に来ているんだ。側妃であるなら夜会にシャーロットちゃんがいないのはおかしいと大きな声で言っている。これ以上隠しておくのは、シャーロットちゃんに何かあると思われてしまう。だから、一度顔を出すだけ出して欲しい」
ジュディはフレッド様を睨む。
「姫様が王太子殿下の側妃と、公表する訳ですね?」
「……ごめん。隠しておければそれが一番よかったんだけど…。人質が要らなくなって、解放する時には、絶対に名誉を回復させるから。白い結婚であると、証明して、ちゃんとしたところに嫁げるようにするから、だから」
私はジュディとフレッド様の睨み合いを止めた。
「フレッド様、私はおそらく結婚なんてできません。どうぞ、私のことをお好きにお使いくださいませ」
「姫様!!」
ジュディが私を責める。
「いいの。側妃として役に立てるなら、夜会に出ます」
でも、そうなったら、着ていくドレスがないことに気がついた。
「フレッド様、この間、フレッド様にいただいたドレスを着て出席しても大丈夫ですか?」
「シャーロットちゃん、ドレス持って来なかったの?」
フレッド様が不思議そうに言う。
「いえ、持っては来ているのですが、全てセリーヌ様のお古なんです」
「……は?」
「我がボナールは財政難でしたので、私のドレスを買う余裕はありませんでしたので……」
あまりに恥ずかしいことなので、頬が赤くなるのがわかった。
「それなら、あのドレスを着ることにしよう。他の装飾品などは、カッティーニ家の者を使って、城まで届けさせる。ジュディちゃん、それでいいかな?あと、支度に何人侍女を用意すればいい?」
「フレッド様、侍女は不要でございます。わたくし、ジュディはボナールにいた頃から姫様のお支度をさせていただいておりました。姫様の美しさを一番理解しているのは、このジュディでございます」
「うん。ジュディちゃんの言う通りだね。じゃ、任せたよ。オレはカッティーニの使用人から装飾品を受け取って来るよ」
そうして、ドレスを身につけ、フレッド様から前にいただいたネックレスと、お借りした髪飾りなどを身につけて、夜会に出席したのでした。
そこで、ライが私の夫と知り、混乱する中でセリーヌ様とは言い合いになり、よくわからないまま、私だけを置いてきぼりにして、どんどん周りが動いて行くのでした。
この混乱は、フレッド様がバタバタと離宮を訪れたことから始まった。
「シャーロットちゃん、悪いけど今から支度して、今やっている夜会に出席してくれない?」
「……は?」
のんびりと夕飯の支度をしようとしていた私とジュディは、目を丸くしてフレッド様を見た。
「フレッド様、うちの姫様を夜会に出席させるのは、何か意味があるのでしょうか?」
ジュディが私を守ろうと、私とフレッド様の間に立つ。
「ボナールのセリーヌ王女が夜会に来ているんだ。側妃であるなら夜会にシャーロットちゃんがいないのはおかしいと大きな声で言っている。これ以上隠しておくのは、シャーロットちゃんに何かあると思われてしまう。だから、一度顔を出すだけ出して欲しい」
ジュディはフレッド様を睨む。
「姫様が王太子殿下の側妃と、公表する訳ですね?」
「……ごめん。隠しておければそれが一番よかったんだけど…。人質が要らなくなって、解放する時には、絶対に名誉を回復させるから。白い結婚であると、証明して、ちゃんとしたところに嫁げるようにするから、だから」
私はジュディとフレッド様の睨み合いを止めた。
「フレッド様、私はおそらく結婚なんてできません。どうぞ、私のことをお好きにお使いくださいませ」
「姫様!!」
ジュディが私を責める。
「いいの。側妃として役に立てるなら、夜会に出ます」
でも、そうなったら、着ていくドレスがないことに気がついた。
「フレッド様、この間、フレッド様にいただいたドレスを着て出席しても大丈夫ですか?」
「シャーロットちゃん、ドレス持って来なかったの?」
フレッド様が不思議そうに言う。
「いえ、持っては来ているのですが、全てセリーヌ様のお古なんです」
「……は?」
「我がボナールは財政難でしたので、私のドレスを買う余裕はありませんでしたので……」
あまりに恥ずかしいことなので、頬が赤くなるのがわかった。
「それなら、あのドレスを着ることにしよう。他の装飾品などは、カッティーニ家の者を使って、城まで届けさせる。ジュディちゃん、それでいいかな?あと、支度に何人侍女を用意すればいい?」
「フレッド様、侍女は不要でございます。わたくし、ジュディはボナールにいた頃から姫様のお支度をさせていただいておりました。姫様の美しさを一番理解しているのは、このジュディでございます」
「うん。ジュディちゃんの言う通りだね。じゃ、任せたよ。オレはカッティーニの使用人から装飾品を受け取って来るよ」
そうして、ドレスを身につけ、フレッド様から前にいただいたネックレスと、お借りした髪飾りなどを身につけて、夜会に出席したのでした。
そこで、ライが私の夫と知り、混乱する中でセリーヌ様とは言い合いになり、よくわからないまま、私だけを置いてきぼりにして、どんどん周りが動いて行くのでした。
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