幼馴染のリスナーに媚びて人気者になりたい

久羽しん

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秋風視点 過去編

59 変な子/秋風

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 今週の国語の授業は一人一冊を本を選び読書感想文を書くことだ。

 普段は静かな図書室は、同じ学年だがクラスの違う様々な生徒で溢れていた。

「はぁ……どれにする?」
「かったる」
「本なんか読みたくねぇー。早く家に帰ってワイチューブ見たいわ」
「一番薄いの選ぼうぜ」
「つまんなかったですとしか書けないんだけど」
「俺も。はーめんど……」

 読書感想文の授業は不人気で、どこもかしこもため息で溢れている。教室もそうだった。
 嫌で嫌で、本を選び直すフリをして図書室に逃げてきたのに、結局一緒だ。

 ため息の音に、侵食される。

 どうしても我慢できなくなり、俺は図書室の隅、みんなの選ばなそうな本棚の後ろに隠れた。

 (聞きたくない)

 聞きたくない、聞きたくない……。

 その音は。水中にいたって聞こえてくる。耳障りな音。

 鳥肌が立って、不安感でいっぱいになる。

「──手、震えてるぞ」

 その時、誰かが俺の手を掴んだ。

 俺の意識は急速に浮上した。

 とても熱い、小さな手のひらだった。

「うわ、てかお前、手ぇつめたっ! 体調悪ぃの?」

 俺の手を握ったその子は、馴れ馴れしい口ぶりで顔を覗き込んできた。

 しかし、俺はこの子のことを知らない。少なくとも同じクラスにはなったことがない。
 俺は小二の時にこの学校に転校してきたから前からの知り合いはいない。確実に初対面だと思う。

「保健室行くか?」
「……」
「……? お前、喋れねーの?」

 しまった。驚きすぎて、会話を忘れた。

 久しぶりに太陽の光を浴びた人みたいな気持ちで呆然としてしまった。
 俺自身が浮上してきたのは久々だったから。

「……ううん」

 俺は、蓮見秋風というキャラクターの仮面を急いで構築した。口角が持ち上がり、人好きするとよく言われる笑顔が勝手に作られる。

「大丈夫だよ。心配してくれて、ありがとね」

 こうすると、みんな、一瞬時間を止める。
 男も女も、クラスメイトも、保護者も先生も……誰でも。

 母いわく、俺は父に似て顔の作りだけは綺麗らしい。
 綺麗だからなんなんだという話だ。綺麗な形の野菜、いびつな形の野菜、食べればどちらも一緒だろう。綺麗な本、汚い本、読めればどちらも変わらない。大切なのは外見ではなく中身だ。俺には綺麗なものの価値はわからない。

 でも人は大抵、綺麗なものが好きらしい。
 俺の顔を見ると、見惚れたり、顔を赤くしたり、側に置こうとしたり、贔屓したりする。
 理解はできないけれど、人を良い気持ちにさせられる方法の一つとして自分の容姿を活用できるなら。使えるものは使おうと、立ち振る舞いや表情にはいつも気を配っていた。

「っうわ……」

 けれど今回は、上手くいかなかった。

 目の前の男の子は、恐ろしいものを見たとでも言うように後ずさり、俺から一歩距離を取った。
 いつもなら、俺が笑えば、人は近づいてくるのに……どうして。

「ロボットみたい。気持ちわりぃ……」
「え……?」

 言われたことの意味がわからなかった。次いで、ガン、と体を思い切り蹴飛ばされたような、ショックが全身にやってきた。
 言い返しもせず固まる俺を見て、その子は両手で自分の口を押さえ言い訳をした。

「あ!! ──い、いや、だって。手、震えてんのに。見るからに大丈夫じゃなさそうなのに、ニコッて笑うから。すごい、チグハグ……っていうか。その……」
「……」
「お前……冷たい! 体温、ねぇもん……」
「…………」
「…………ご、ごめんっっ……!」

 思わぬ言葉を言われて笑顔を作れない。俺の無表情にびくっと肩を跳ねさせたその子は、慌てて去っていった。

 (……ロボット?)

 俺は自分の頬に手を当て、立ち尽くした。

 ロボットというのは……機械のことだ。もはや人間ではない。

 『最低人間』の次は、『人間じゃない』とくるとは。降格してしまった。

 (いや、そんなことより……)

 あの子は不快な気持ちになっただろうか? せっかく震えている俺に親切に話しかけてくれたのに、気持ちの悪いものを見せて嫌悪させてしまった。

 人を不快にさせた──ミスをした。
 取り返さなくては。早く。追いかけて、弁解して……何を? 何を弁解する? どうしたらいい。あんな反応をされたのは初めてで、対処法が分からない。どうするべきだったのか。あの子は俺に何を望んでいたのか。俺の何がいけなかった。

 大丈夫じゃないのに大丈夫と言ったことか? 保健室にと言ってくれたのに、提案を断ったからか? それが失敗だったのか。

 いつものようにしたら良いだけだった。甘えて欲しい人には、甘えたフリ。頼られたい人には、頼ったフリ。親切は、素直に受け取る。いつもならできた。

 なのに、焦ってしまった。今は作った自分ではなくて、素の自分が表に出てきていたから……。

「……っ」

 俺は震える手を握り締め、目を強く瞑った。

 今日はだめだ。取り乱していて、万全じゃない。

 ……次に会ったら。今度こそ、今度こそ上手くやろう。あの子を笑顔にしよう。そうすれば今日の失敗は無かったことになる。そのはずだ。

 しかし、無理やり心を切り替えても、ぐるぐるぐるぐるあの子の『気持ちわるい』という言葉が頭の中で反芻し、ずっと胸にこびりついていた。


 *


 それから、あの子を探した。

 あの時間図書室にいたということは、同じ学年であることは確かだから、毎日お昼の休み時間、手当たり次第に違うクラスを見に行った。
 今日は四年五組だ。

「は、蓮見くん!? 五組まで、どうしたの? 誰かに用……?」

 廊下から教室を覗いていると、毎回声をかけられてしまう。一組の俺が五組まで来ていると不審だからだろう。でも、対策は用意してある。

「うん。暇で遊びに来たんだ。田中いる?」

 名前も知らないあの子を探していることを正直に言えば、一瞬で噂になってしまいそうだ。
 おおごとにはしたくないから、適当に知り合いの名前を出して嘘をついた。幸いにも、休み時間や全校集会の時積極的に人と関わるようにしているから、どこのクラスにも知り合いはたくさんいる。

「田中くんね! 呼んでくる!!」
「ありがとう」

 知り合いを呼んできてもらう、この時間だけフリーだ。
 俺は急いで教室の中を見渡し、目的の人を探す。

 (……! いた……! 五組だったのか)

 ようやく探していた姿を見つけた。

 あの子は、自分の席で一人何やらガリガリとノートを書いていた。

 (なんて話しかけよう……)

 今度は失敗は許されない。

 心臓が高鳴り、喉が乾く。柄にもなく緊張していた。

「──よっ。俺のとこに蓮見が来るなんて、初めてだな!」
「田中……」

 タイムアップだ。
 あの子の姿は、教室の入り口に現れた田中によって遮られてしまった。現れたというか俺が呼び出したのだけれども。

「……明日の昼休み、一組のメンツで秘密の作戦会議しようって言ってるんだけど、田中も来ない?」
「えっ! いいの!? 行く!」
「場所は校庭のジャングルジムね。他の子には内緒だよ」
「分かった!」

 秘密の作戦会議って何だよと自分で言ってても思うけど。
 日々反応を見ていると、どうやら学校の子達は秘密とか内緒とか作戦とかいうワードに弱いから、敢えて使う。好奇心をそそられるらしいのだ。

「ていうか、一個聞きたいんだけどさ……」

 とりとめのない雑談の後、俺は本題を切り出した。

「あの子って、誰? なんて名前なの?」
「えっ?! どいつ!?? お前が女子に興味示すの珍しくね!?」

 俺は目立ちたくないので指を刺さなかった。興味津々に教室を振り返った田中に、ただ言葉だけで説明する。

「女子じゃないよ。男。あの……窓際の、前から三番目に座ってる、ちっちゃくて黒い、吊り目の……」
「……あー。アレ……?」

 田中は露骨に顔を歪めながら俺に向き直った。

「なに? アレが、蓮見になにかやらかしたん?」
「いや……そういうわけじゃないんだけど。見たことない顔だから、気になって」

 何かやらかした? と聞かれるということは。
 あの子は、普段から良くないイメージの子なのだろうか。

「あー。まあ、アイツ目立たないし、クラス違うと見た事もないだろうな。運動音痴だから休み時間校庭にも出てこない」
「運動音痴なんだ?」
「うん。体育の時間とかひっでぇの! 足遅すぎて、何してもゼェハァしてるから、情けないって女子に笑われてる」
「……へー……」
「それに、頭も悪いんだぜ。授業で指されても、何も答えらんねーの。先生の言った事全部忘れちゃうし。バカでノロマとかやべーよな。今も一人だけ黒板写してるだろ??」

 なるほど。ノートに書いているのは板書か。授業中間に合わず、休み時間までやっているらしい。

「あいつのために黒板係が消すの毎回待ってやってるんだ。ほんと、迷惑だよな。何もできないのに態度だけはデカくて、空気読めねーし、変だし」
「……」

 散々な言いようである。田中は人の悪口はそんなに言わない奴だった気がするけど……。
 あの子はそれだけ嫌われているみたいだ。

「変……空気読めないって、どういう感じで? 田中、なんかされたの?」

 俺には初対面で『気持ち悪い』と言ってきたから。あんな事を他の子にもやっていれば、確かにそれは嫌われるだろう。

「や……俺はそんなにだけど。みんな避けてる。あ……そういえば、思い出した。こないだタクヤ達と教室で盛り上がってたら、『うるせーからちょっと静かにしてくんね?』って言われたわ。せっかくこっちは楽しくやってたのにな、急に冷めた。アイツだけの教室じゃないだろ? 何様なんだよアイツ!」
「……そんなことあったんだ。シーンってなるねそれは」
「なるなる。あの時の空気やばかったぜ。腫れ物状態。まあ、虐めたりはしないけどな? うぜーから関わらないようにしてんの」

 そう言った田中は、小声で「蓮見もアイツには近づかないようにしろよ」と忠告してきた。

「……ははは」
「はははじゃないだろ! もー分かってんのか蓮見! お前はフワフワしてるとこあるんだから、嫌な奴に簡単にやっつけられそうで心配だよ」
「大丈夫大丈夫。何かあったら田中を頼るから」
「お、おー。そうしろ?」
「うん。じゃあね、また明日」
「またな~」

 結局田中には名前が聞き出せなかったので、俺は廊下の隅でだべっていた女子三人のグループに話しかけた。

「ねぇ、ちょっと聞いていい?」
「──っ!? 蓮見くん!?」
「なに……!?」
「う、うちらでよければ、何でも答えるっ」

 前髪をサッサっと直しながら、女子達が壁にもたれていた背中を急いで起こした。
 なぜいちいち前髪を直すのだろう。前髪程度で人間の印象が変わるというのだろうか。

「あの子の名前が知りたいんだけど。どういう子なのかも」

 俺は田中にしたように、彼の席の場所と特徴を伝えた。

「あー……。アレ? アレは変な子だよ」

 女子達からも、田中と同じような反応が返ってきた。

「名前は、『みなせなお』」

 眉間に皺を寄せ、女子の中の一人が答えた。

「ミナセナオ……? どんな字?」
「え? なんだっけ、アイリ」
「んー……アイリわかんない」
「リサはわかるよっ。えっとー、たしか水に……。……なんだっけ?」
「分かってないじゃん!」
「あははっ!」
「だって~興味ないもんっ」
「ねーっ」
「あーあ、一組女子いいよね。『勝ち組』、ずる。うちらはアレと同じクラスなのにさぁ」
「五組女子は『負け組』ってディスられてんだよー」
「……?」

 よくわからなくて、俺は首を傾げて聞いた。

「なんで一組女子が勝ち組なの?」
「……え? だ、だって、そりゃー……」
「……っっ」

 女子達は一斉に俺の顔を見ると、沈黙して俯いた。

 それから、お互い視線を通わせ、何やら強く抱きしめあった。三人で輪のようになっている。

「──きゃーっ! 言えなーい!!」
「恥ずかしい!」
「むりむりむりっ」
「いこ! もう行こ!」
「うん無理っ! 本物やばすぎ!!」

 赤い顔でバタバタと逃げていく。

「……」

 俺はそれを見送った後、もう一度五組の教室を見た。

 (……ミナセナオ……)

 まだノートをせっせと書いている姿。

 男子からも、女子からも嫌われている、変な子。


 ──キーンコーン、カーンコーン。

「……!」

 ぼうっとしていたら、昼休み終了のチャイムが鳴った。俺は慌てて自分のクラスに戻った。

 変だ。

 あの子じゃなくて、変なのは俺だ。

 だって、こんなふうに、廊下を走ったことなんて一度もない。

 全部どうでも良くて、全部興味なくて。

 ──『手、震えてるぞ』

 なのに、あの子の声が、頭から離れない。気になる。どんな事を考えているのか、何を言ったら喜ぶのか。

 今のところ耳に入ってくるのは、悪評しかないけど。

 本当にそれだけだろうか?

 あの子に、関わってみたい。人づてじゃなくて、俺自身が、ちゃんと。

「……」

 (……知りたい)

 ミナセナオのことが、知りたい。
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