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行動、習慣が変わり性格も自ずと変わっているだろう。

そして性格が変わったのであれば素晴らしい人生を過ごせるだろう。

しかしまだ半分である。

彼を知り、己を知れば百戦危うからず

ただ、己を知り己を高める術を知っただけである。

まだ彼を知らない。

敵を知り、己を知ればが有名だが正確には敵ではなく彼を知りが正しいようだ

もちろん彼の中には敵も含まれているだろうが、ここでいう彼とは自分以外の人間と私は考える。

ではなぜ自分以外の人間を知る必要があるのか、主体性を持ち確固たる自分があればそれでいいのではないか

そして周りの人間や環境に良い影響を
与え続ければ、それでいいのではないか

たしかにそうだと思える。
がしかし、それだけでは足りないと思う。

別に誰かと百戦する予定も必要もないが、人と人の付き合いを戦と捉えるなら人を知り、その対処方法を理解しなければならない。

ただ大前提として、主体性を持ち道徳に沿った信条を持っているのがあっての話である。

道徳に反した人間が自分さえ良ければいいと考え、百戦ここでいう人付き合いをした場合後に残るのは不幸な結果になる

反対に道徳的に優れ、また周りに良い影響を、与える人物が周りをより良くするために影響の幅を広げる方法として考えてほしい。

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