ビジネス書、哲学書を読んでまとめてみた

しょうのすけ

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では、どうやって上手く人付き合いをすればいいのだろうかと考えてみる。

人と人とは信用、信頼によって成り立っている。

家庭や仕事もそうだが信用がなくなれば当然破綻する。

つまり人と上手く付き合うには相手に信用されることである。

人に信用されるにはどうしたらいいか

まずは信用残高の考え方をお伝えしたい。

信用は数値では表すことはできないが人と人の間には必ず存在する。

最初から完全に他人を信用する人はまず居ないだろう。

まず初めて会った人なら残業ゼロから始まりその人との付き合いの中で信用残高貯まりが高くなれば信用できる人、少なかったりゼロのまま、またはマイナスなら信用できない人といった考え方が信用残高の考え方になる。

そして必ず信用残高がゼロから始まるとは限らない。

自分が信用する人間、例えば家族などの知人であればその家族の信用残高に比例して、最初から高い信用残高を持つ人として接する人も居るだろう。

医者や弁護士、お金持ちや著名人など社会的に地位がある人間も信用残高ゼロではなくある一定の残高を最初から持っているといえるだろう。

また、初対面の印象によって残高が増減したりもする。

そしてこの信用残高はその人の行動や言動によって自分のなかでは相手に対して増減し、相手からすれば自分の行動や発言によって相手の中で増減する。

高くても信用残高が減る行動や言動ばかりしていれば信用されなくなるので注意が必要である。

一度マイナスになればそれをプラスにするのは至難の技である。

それだけに信用残高を大事にしなければならない。

まず第一に減らさないためにはどうするべきかを考えなければならない。

増やす方法ではなく、減らさない方法から考えるのはそれほど減った残高を増やすのが難しいからである。


減らさない方法は至極当たり前のことが多い。

約束を守る、嘘をつかないなどの道徳的なことである。

簡単に思えるが、中々に難しかったりもする。

例えば頼まれていたことを忘れたり、待ち合わせの時間に遅れたりなど日常生活において小さな約束を蔑ろにして、残高を減らした経験は少なからず誰にでもあるだろう。

最初の内は残高があれば笑ってすましてくれるだろうが、それが続き残高が少なくなってくれば約束を守らない信用できない人になってしまう。

親と子、上司と部下など最初は関係良好でも時が経ち関係が拗れてしまうのは残高を減らすことばかりをしてしまったからである。

増やす行為をしたとしても増える量よりも減る量が多ければ何もしないよりは長持ちするだろうが結果は同じである。

まずはどんな相手に対しても常に敬意を持ち、礼儀正しく接することを心がけてほしい。常にお互い様の意識を決して忘れてはならない。

相手に対しての裏切りや傷つける行為は残高を大きく減らす愚かな行為である。
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