31 / 108
第一章
29 酔っぱらいたちは陰謀なんて知らずに笑う
しおりを挟む
数分前まで怪しさと剣呑さ満載のやりとりが近くでされていたことなんて露知らず、私服の勇者は酒場に吸い込まれるように入っていった。
「いらっしゃい。奥の席にみんないるよ」
「あいよー。とりあえず麦酒くれー」
従業員のおばちゃんといつものやりとりをした後、仲間たちのいる席の方へ向かう。
「勇者。あんたどこ行ってたの?」
「え。えーと、妖精さんに供物を捧げに」
妖精さんじゃなくてカユシィーちゃんの同居人だが、それを言うといろいろまずい。
空いている席に着き、並べられているツマミを口に運ぶ。
最辺境の町は魚系統が皆無なのはつまらないが、木の実や肉の加工品は豊富で美味い。
勇者たちは酒とツマミと小料理だけで済ませるが、この酒場は鶏肉と木の実の一品料理も有名で、昼の時間帯は食事だけ食べに来る人が少なくない。
「勇者、神殿認定なのに妖精さんは見えるのなー。紹介してよー」
「駄目だ。妖精さんってのはすごい力を持ってるから下手につつくと恐ろしいんだ」
本当に、あの子を下手につつくとどうなるか怖すぎる。
邪神誕生の予言ってもしやあの子がぶち切れて何かやらかすのを暗示しているのではなんて疑念さえもある。
だからといって危険の芽は早めに摘もうなんて攻撃したら逆効果間違いなしなので、というか勇者の聖剣でもあの子の防御突破できるか疑わしいので、カユシィーちゃんの心の平穏と健やかな成長のためにも、町の平和のためにも、状況が悪化しすぎない程度に見守っているのだ。
断じて、カユシィーちゃん情報引き出すための道具扱いなどしていない。
便利屋代わりにも使っていない。
パシってなどいない。
「はい、おまちどー。今日もいっぱい飲んでってね」
「おうよ。今夜の俺はひと味違うぜ、なにせ悪酔い防止魔術符と二日酔い速攻解消快調魔術符を持っているのだから!」
「勇者、何やってんだぜ」
「金持ちしか使えない贅沢すぎる無駄魔術符……。先代勇者みたいにならないでよ?」
仲間たちの目が冷たい。
すげえと尊敬のまなざし向けられたかった勇者はガクリと肩を落とした後に、わなわなと拳を震わせた。
「ならねえよ。あんなんになったらカユシィーちゃんに顔向け出来なくなっちゃうじゃんか。俺はカユシィーちゃんを見守る良い大人でいたいんだ」
「ふーん? 恋愛絡んでないならいいけどねー。絡んでたら変態よーぅ?」
「からませねえよっ。俺は年上が好きなんだっ。巨乳美女な恋人募集中!」
「うわぁ、なんだよその願望丸出し」
「勇者の恋人なんて厄ネタでしょー。聖王の姫の恋人ほどひどくなさそうなのがひどいけど。ほんと何よもう、権力もないし敬われもしないし慕われもしないし、贅沢できないし自由もないし、なのに政略結婚の駒にされる義務だけあるとかもうなんなのよぅ」
姫は酔っぱらっても顔に出にくいが、すでにできあがっているようだ。
「末娘でこれってほんとなんなのよ」
「あー、うん、大変だなー。飲め飲め。あ、酒おかわりと塩クルミ追加でー」
「勇者のせいで変な噂立てられるし、そりゃ勇者のパーティに入りたい言ったのはっ、私だけどっ、勇者になんてまったく興味ないのに! 顔が凡人過ぎるし品性ないし庶民っぽいくせに無駄使いが変な方向に派手だしっ。私はねぇ、カユシィーちゃんのお兄さんみたいな美人さんじゃないと心が揺らがないわよぅ」
「そうかそうか。飲め飲め」
「おかわりと塩クルミおまちー。ちゃんとツマミと水も口に入れなよねー?」
酒場の勇者パーティの周りの空気がぐだぐだなのはいつものことだ。
絡み酒になったり泣き上戸になったりはいるが暴れる奴はいないので、酒場の従業員も常連客も生暖かく彼らを見守っている。
「あんなのが勇者でさ、予言実現しちゃった時だいじょぶなんかね?」
常連客も酔っぱらっているので、気遣いなんてのはあってないようなものだが。
「妖精さんがなんとかしてくれるだろ。この町は妖精さんが護ってくれてるんだ」
(いや護ってねえよ。全面的に保身目的の行動だよ)
「そうそう、俺さこないだ妖精さん見かけたんで娘に渡すつもりの干しぶどう供物にして拝んだら一回絶対防御の身代わり守りもらった」
(食い意地と律儀さが合わさって変な作用してやがる)
「いいなー。ほしいなー」
「だが娘には泣かれた。でもよ仕方ないじゃんっ? 妖精さんなんていつ見られるか分かんないし、また特異種なんて出たらお守りあるかないかで生き死にに関わるし?」
(そこはまぁ否定できねえよな。あの子の渡してくるもの無駄にすごいし。闇属性ってだけであんな壊れ性能になるもんなんかねぇ)
「親父の畑のそばに出たって話も聞いたな。摘みたてバジョーレイ捧げたらお礼にキャロク除け魔導具作ってくれたってさ」
「鶏の卵あげたら鶏たちが害獣被害に遭わなくなったってのも聞いたぞ」
「そういや、あのガキんちょ、妖精さんのお守りあったから逃げる途中にすっころんだ怪我だけで助かったって言ってたのう」
「俺も妖精さんに供物捧げて拝んでみてぇ……」
(その妖精さん、お前らが大っ嫌いな闇属性なんだけどなー)
常連客の会話にいちいち心の中でつっこみ入れつつ、絡み酒の姫に酒と水とツマミを与えつつ、勇者はちびちびと酒を飲みツマミの木の実をつまむ。
そうして夜は更けていく。
何事もなく。
そして何事もなく朝が来て、ドレとカユシィーの兄妹も勇者たちも魔物討伐に出かけていき、何事もなく昼になり、何事もなく夕方になり、何事もなく夜になった。
勇者たちは当然のごとく酒場に向かい、怪しい女はその様を見て叫んだ。
「なんでよっ?」
「いらっしゃい。奥の席にみんないるよ」
「あいよー。とりあえず麦酒くれー」
従業員のおばちゃんといつものやりとりをした後、仲間たちのいる席の方へ向かう。
「勇者。あんたどこ行ってたの?」
「え。えーと、妖精さんに供物を捧げに」
妖精さんじゃなくてカユシィーちゃんの同居人だが、それを言うといろいろまずい。
空いている席に着き、並べられているツマミを口に運ぶ。
最辺境の町は魚系統が皆無なのはつまらないが、木の実や肉の加工品は豊富で美味い。
勇者たちは酒とツマミと小料理だけで済ませるが、この酒場は鶏肉と木の実の一品料理も有名で、昼の時間帯は食事だけ食べに来る人が少なくない。
「勇者、神殿認定なのに妖精さんは見えるのなー。紹介してよー」
「駄目だ。妖精さんってのはすごい力を持ってるから下手につつくと恐ろしいんだ」
本当に、あの子を下手につつくとどうなるか怖すぎる。
邪神誕生の予言ってもしやあの子がぶち切れて何かやらかすのを暗示しているのではなんて疑念さえもある。
だからといって危険の芽は早めに摘もうなんて攻撃したら逆効果間違いなしなので、というか勇者の聖剣でもあの子の防御突破できるか疑わしいので、カユシィーちゃんの心の平穏と健やかな成長のためにも、町の平和のためにも、状況が悪化しすぎない程度に見守っているのだ。
断じて、カユシィーちゃん情報引き出すための道具扱いなどしていない。
便利屋代わりにも使っていない。
パシってなどいない。
「はい、おまちどー。今日もいっぱい飲んでってね」
「おうよ。今夜の俺はひと味違うぜ、なにせ悪酔い防止魔術符と二日酔い速攻解消快調魔術符を持っているのだから!」
「勇者、何やってんだぜ」
「金持ちしか使えない贅沢すぎる無駄魔術符……。先代勇者みたいにならないでよ?」
仲間たちの目が冷たい。
すげえと尊敬のまなざし向けられたかった勇者はガクリと肩を落とした後に、わなわなと拳を震わせた。
「ならねえよ。あんなんになったらカユシィーちゃんに顔向け出来なくなっちゃうじゃんか。俺はカユシィーちゃんを見守る良い大人でいたいんだ」
「ふーん? 恋愛絡んでないならいいけどねー。絡んでたら変態よーぅ?」
「からませねえよっ。俺は年上が好きなんだっ。巨乳美女な恋人募集中!」
「うわぁ、なんだよその願望丸出し」
「勇者の恋人なんて厄ネタでしょー。聖王の姫の恋人ほどひどくなさそうなのがひどいけど。ほんと何よもう、権力もないし敬われもしないし慕われもしないし、贅沢できないし自由もないし、なのに政略結婚の駒にされる義務だけあるとかもうなんなのよぅ」
姫は酔っぱらっても顔に出にくいが、すでにできあがっているようだ。
「末娘でこれってほんとなんなのよ」
「あー、うん、大変だなー。飲め飲め。あ、酒おかわりと塩クルミ追加でー」
「勇者のせいで変な噂立てられるし、そりゃ勇者のパーティに入りたい言ったのはっ、私だけどっ、勇者になんてまったく興味ないのに! 顔が凡人過ぎるし品性ないし庶民っぽいくせに無駄使いが変な方向に派手だしっ。私はねぇ、カユシィーちゃんのお兄さんみたいな美人さんじゃないと心が揺らがないわよぅ」
「そうかそうか。飲め飲め」
「おかわりと塩クルミおまちー。ちゃんとツマミと水も口に入れなよねー?」
酒場の勇者パーティの周りの空気がぐだぐだなのはいつものことだ。
絡み酒になったり泣き上戸になったりはいるが暴れる奴はいないので、酒場の従業員も常連客も生暖かく彼らを見守っている。
「あんなのが勇者でさ、予言実現しちゃった時だいじょぶなんかね?」
常連客も酔っぱらっているので、気遣いなんてのはあってないようなものだが。
「妖精さんがなんとかしてくれるだろ。この町は妖精さんが護ってくれてるんだ」
(いや護ってねえよ。全面的に保身目的の行動だよ)
「そうそう、俺さこないだ妖精さん見かけたんで娘に渡すつもりの干しぶどう供物にして拝んだら一回絶対防御の身代わり守りもらった」
(食い意地と律儀さが合わさって変な作用してやがる)
「いいなー。ほしいなー」
「だが娘には泣かれた。でもよ仕方ないじゃんっ? 妖精さんなんていつ見られるか分かんないし、また特異種なんて出たらお守りあるかないかで生き死にに関わるし?」
(そこはまぁ否定できねえよな。あの子の渡してくるもの無駄にすごいし。闇属性ってだけであんな壊れ性能になるもんなんかねぇ)
「親父の畑のそばに出たって話も聞いたな。摘みたてバジョーレイ捧げたらお礼にキャロク除け魔導具作ってくれたってさ」
「鶏の卵あげたら鶏たちが害獣被害に遭わなくなったってのも聞いたぞ」
「そういや、あのガキんちょ、妖精さんのお守りあったから逃げる途中にすっころんだ怪我だけで助かったって言ってたのう」
「俺も妖精さんに供物捧げて拝んでみてぇ……」
(その妖精さん、お前らが大っ嫌いな闇属性なんだけどなー)
常連客の会話にいちいち心の中でつっこみ入れつつ、絡み酒の姫に酒と水とツマミを与えつつ、勇者はちびちびと酒を飲みツマミの木の実をつまむ。
そうして夜は更けていく。
何事もなく。
そして何事もなく朝が来て、ドレとカユシィーの兄妹も勇者たちも魔物討伐に出かけていき、何事もなく昼になり、何事もなく夕方になり、何事もなく夜になった。
勇者たちは当然のごとく酒場に向かい、怪しい女はその様を見て叫んだ。
「なんでよっ?」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
後宮の胡蝶 ~皇帝陛下の秘密の妃~
菱沼あゆ
キャラ文芸
突然の譲位により、若き皇帝となった苑楊は封印されているはずの宮殿で女官らしき娘、洋蘭と出会う。
洋蘭はこの宮殿の牢に住む老人の世話をしているのだと言う。
天女のごとき外見と豊富な知識を持つ洋蘭に心惹かれはじめる苑楊だったが。
洋蘭はまったく思い通りにならないうえに、なにかが怪しい女だった――。
中華後宮ラブコメディ。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
真祖竜に転生したけど、怠け者の世界最強種とか性に合わないんで、人間のふりして旅に出ます
難波一
ファンタジー
"『第18回ファンタジー小説大賞【奨励賞】受賞!』"
ブラック企業勤めのサラリーマン、橘隆也(たちばな・りゅうや)、28歳。
社畜生活に疲れ果て、ある日ついに階段から足を滑らせてあっさりゲームオーバー……
……と思いきや、目覚めたらなんと、伝説の存在・“真祖竜”として異世界に転生していた!?
ところがその竜社会、価値観がヤバすぎた。
「努力は未熟の証、夢は竜の尊厳を損なう」
「強者たるもの怠惰であれ」がスローガンの“七大怠惰戒律”を掲げる、まさかのぐうたら最強種族!
「何それ意味わかんない。強く生まれたからこそ、努力してもっと強くなるのが楽しいんじゃん。」
かくして、生まれながらにして世界最強クラスのポテンシャルを持つ幼竜・アルドラクスは、
竜社会の常識をぶっちぎりで踏み倒し、独学で魔法と技術を学び、人間の姿へと変身。
「世界を見たい。自分の力がどこまで通じるか、試してみたい——」
人間のふりをして旅に出た彼は、貴族の令嬢や竜の少女、巨大な犬といった仲間たちと出会い、
やがて“魔王”と呼ばれる世界級の脅威や、世界の秘密に巻き込まれていくことになる。
——これは、“怠惰が美徳”な最強種族に生まれてしまった元社畜が、
「自分らしく、全力で生きる」ことを選んだ物語。
世界を知り、仲間と出会い、規格外の強さで冒険と成長を繰り広げる、
最強幼竜の“成り上がり×異端×ほのぼの冒険ファンタジー”開幕!
※小説家になろう様にも掲載しています。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる