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第二章
1 借家追い出しの予定があるそうです
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その日の早朝、少女は後悔した。
勇者と連絡取れたら便利だからなんて理由で自作の呼び出し専用魔導具なんて渡さなきゃ良かったと。
いや、相互呼び出し可能じゃなくてこちらから一方的に呼び出しのみ可能にしておけば良かったと。
(眠い。今日は隊長さんの剣を借りてイノシシモドキと戦おうと思ってたのに……)
普段の勇者はこんな時間に連絡してこないから緊急の用件なのかもしれないが、まだ日が昇りかけでほぼ真っ暗な時間帯に叩き起こされたら、どうしたってイラッと来る。
『ちょっと人に呼ばれたので外出してきます』
と書き置きを残し、シシャルはあくびしつつ家を後にした。
町外れの人気のない空き地に到着して早々、シシャルは困惑と承伏しがたさを感じた。
「おはよ。こんな時間に悪いな」
なんで勇者の方が眠たそうなんだろう。
しかも良い防寒着を着ている。
暖かそうだ。
(勇者も急ぎなのかな……?)
厚手の防寒着の隙間からのぞくのは寝間着。
複雑な柄ありというだけでも稀少で高価なのに、なんで花柄なんだ。
シシャルに花の可愛さなんてものは分からないが、隊長が見たら可愛いと叫んで身ぐるみはぎかねない方向性だ。
「どんな用件ですか。ろくでもないものだったらちょっと呪う」
「しゃれにならないからやめてっ? ほんとに緊急で重要な話だから、な?」
ちょっとした脅しのつもりが想像以上にびくつかれたのは意外通り越して納得しがたい気持ちになるが、シシャルは呪詛系統の適性皆無で一切使えないので無用な心配だ。
町の人たちが知ったら、闇属性なのに呪詛使えねえのかよと、呪われたくなくて日和見していて損したと、攻撃がひどくなるのは確実なので、決して口にはしないが。
「実はさ、ついさっき、大家の使いってのが拠点に来てさ……」
勇者の説明によると、本日は魔物討伐休むからと昨夜はいつも以上に酒場で飲み、いつもより遅く帰還し、拠点でも酒盛りしてから布団に入ったという。
しかし、気持ちよく眠っているところを仲間に叩き起こされ、ある借家の大家の使いとかいう役人が裏口に来ていると告げられた。
会って話してみると、「今日は勇者が休みと伺ったので協力を仰ぎたい」とのこと。
何の協力かといったら、闇属性を借家から追い出す際の見届け役――。
「抵抗してもダメだった。カユシィーちゃんとお兄さんは住み続ける許可得るので精一杯だった。勇者の無力を笑ってくれい」
「いや、笑わないけど……」
三人一緒に追い出されなくて済んだだけでも充分な成果だ。
「なんでわざわざ呼び出して報告を。防御固めて籠城されるとは思わなかったの?」
思わなかったらしい。
勇者はぽかんとした。
「……あ。いや、でも、それならまだマシというか……。俺が恐れていたのは逆ギレされて暴れられて大変なことになるやつなんで。っつーか大家も役人もそういうの恐れて勇者を見届け役っつうか監視役に指名してきたわけで」
もさっとした寝癖頭をかきながら、勇者が目を泳がせている。
「私なんか暴れても大した被害にならないよ。攻撃魔術一切使えないんだよ? 飛び道具だって全然使えないから荷物持ちしかできなかったんだよ?」
「……攻撃手段って世の中にいろいろあるしな?」
勇者は目をそらしながら遠い目をしている。
そしてそのまま黙ってしまう。
闇属性だからって怯えすぎだ、この勇者。
その割に普段は気さくなのが解せない。
時々果物渡して拝んでいくのも解せない。
「えーっと、勇者様? 今日の用件は、近いうちに借家から追い出しに行くから荷物まとめておけって話でいいのかな?」
「ちげえよっ? あ、ちがくはない、か。けど、そう言いたいわけでなく。えっとほら俺個人は追い出しに荷担なんかしたらカユシィーちゃんに嫌われるから嫌なんだけど、先代勇者の横暴とかいろいろあって今の勇者は結構めんどくさくて従わざるをえず」
わたわたと手を動かされても、何を言いたいのか分からない。
「と、とにかく、その場では俺はかばってやれないけど、あー、別に敵対したわけじゃないから、勇者が敵に回ったなんて自暴自棄にならないでくれよっ? 町から出てけってほどひどい話でもないし、俺も新しい家探しに協力してやるし、な? な? 穏便に、穏便に頼む、マジで、世界平和のために」
大げさすぎやしないか、ほんとにこの勇者。
シシャルはため息一つ、間違いを正しておくことにした。
「私はそのくらいで怒らないから。闇属性なのにまともな家に住まわせてもらえていた今までの方が異常だったって分かってるから」
シシャルは闇属性ゆえにいろいろされてきたし、劣悪な環境で過ごした経験もある。
副隊長ドレに拾われて衣食住は整ったが、今は慣れてしまっているが、住処を失うからといって恐慌状態に陥ることはない。
何度も家出するうちに家がなくても快適に過ごす手法は編み出し済みだ。
一人用なので隊長副隊長は巻き込めないが。
「だからね? 自暴自棄になりそうなのは、私じゃなくて隊長さんの方なの」
「え? なして?」
勇者、カユシィーちゃん可愛い大好きと言ってるのに、分かってない。
「隊長の、邪霊が視える体質のせいだよ。邪霊避けになる私なしじゃ生きてけないって思い切り依存してるし、ここんところ別行動で昼間嫌ってほど邪霊見ているからか……帰ってきてからの束縛がひどいの」
隊長は邪霊視の恐怖に耐えられない。
昼間別行動してくれているのは、金を稼がないといろいろどうにもならないという切迫した事情があるからだ。
「カユシィーちゃんからの束縛……。はっ、いやいやすまん真面目に考えるっ」
本当にこの男が勇者で大丈夫か、神殿。
敵ながら人材不足が心配だ。
「とにかくね、隊長さんは私がいないと荒れるの。邪霊が視えると正気をゴリゴリ削られるっていうし、視えていると怖くて眠れないっていうし」
シシャルは邪霊を肉眼で見たことはないが、古い文献に書かれた邪霊の図であればいくつか見たことがある。
こんなのが常に触れるか触れないかの距離を漂っていたらたしかに正気を削られると納得した記憶もある。
しかし、隊長の感じる恐怖を本質的に理解してあげることはできないわけで。
真摯に寄り添っているかというと微妙なところだ。
「カユシィーちゃんのことは、俺が可能な限り計らおう。どうすればいい?」
「んー……。隊長さんの言葉と文献によると、光か神聖の強い魔力が漂っている場所や、神殿みたいに神気の強い場所には近寄れないみたい」
「だったらしばらく神殿で暮らせばいいんじゃね? カユシィーちゃん神聖属性持ってるだろ? 神官見習いで入れるんじゃねえの?」
当然思いつく解決策だが、それができたら苦労しないのだ。
「私も事情は分かんないけど、神殿には頼れないんだって。だから一番お手軽なはずの方法取れなくて私なんかを頼ってるんだよ」
「そっかー……。他の方法っつうと、はめ込んだ魔力結晶を使って空間に魔力を放出する魔導具とかかね?」
「それは使ってたことあって、多少は効果あったけど、隊長さんの手の届く範囲から遠ざけるだけでも小豆大の中品質魔力結晶が一日一個は必要らしくてね。実用は無理」
魔力結晶は光も神聖も流通量がそこそこ多いので、一個あたり大銀貨一枚くらい。
どういう仕組みかは謎だが、無属性よりも安いのだとか。
しかし、そこそこ魔物討伐できる今なら手の届かない額じゃないといっても、それだけの額をかけたのに視界からは排除できないため徒労感がハンパないらしい。
もっと大きくてもっと高純度の魔力結晶を惜しげもなく使えば理論上は可能だが、流通量的にも金額的にも現実的じゃない。
「勇者様が代わりに魔力結晶代払ってくれるなら実用できるけどね」
「カユシィーちゃんのためだろうとそれは痛すぎる出費だよっ。他ないんか他っ」
「あとは、強い光か神聖の力を持つ人の近くだと多少は過ごしやすいって言ってた。魔力結晶使うよりも遠ざかってくれることがあるって」
「なるほど。俺とか姫さんとかでもいけるか?」
それなら手軽で金もかからないと安心した様子だ。
そんな単純な話でもないのだが。
「二人の側なら心穏やかにいられるようになってくれるとうれしいけどね……」
そうすれば隊長の依存も少しは収まってくれるだろうし、隊長副隊長ごと勇者パーティに入ってまともに活躍することも可能になるかもしれない。
そうすれば――。
「ん? どした? もしや、カユシィーちゃんから必要とされてるのに不満なんか?」
どうしてこういう時だけ勇者はめざといのか。
「不満というより、不安なの。隊長さんは実家の問題を解決したら帰るって言ってたし、私はついていけないし、どうするのかと時々ね。代替手段はあった方がいいでしょ」
嘘は言っていない。
本心を隠しているだけだ。
「勇者様。新居見つかるまで隊長さんのことお願いしますね」
シシャルが追い出されたと知った隊長が怒り狂った後どう動く動くか、まったく読めない。
副隊長が止めるとしてもどこまで被害が出るか。
勇者も歯止め役に加わるなら少しは心強い。
姫や仲間たちも加わるなら問題など起こらずに穏便に済むだろう。
勇者と連絡取れたら便利だからなんて理由で自作の呼び出し専用魔導具なんて渡さなきゃ良かったと。
いや、相互呼び出し可能じゃなくてこちらから一方的に呼び出しのみ可能にしておけば良かったと。
(眠い。今日は隊長さんの剣を借りてイノシシモドキと戦おうと思ってたのに……)
普段の勇者はこんな時間に連絡してこないから緊急の用件なのかもしれないが、まだ日が昇りかけでほぼ真っ暗な時間帯に叩き起こされたら、どうしたってイラッと来る。
『ちょっと人に呼ばれたので外出してきます』
と書き置きを残し、シシャルはあくびしつつ家を後にした。
町外れの人気のない空き地に到着して早々、シシャルは困惑と承伏しがたさを感じた。
「おはよ。こんな時間に悪いな」
なんで勇者の方が眠たそうなんだろう。
しかも良い防寒着を着ている。
暖かそうだ。
(勇者も急ぎなのかな……?)
厚手の防寒着の隙間からのぞくのは寝間着。
複雑な柄ありというだけでも稀少で高価なのに、なんで花柄なんだ。
シシャルに花の可愛さなんてものは分からないが、隊長が見たら可愛いと叫んで身ぐるみはぎかねない方向性だ。
「どんな用件ですか。ろくでもないものだったらちょっと呪う」
「しゃれにならないからやめてっ? ほんとに緊急で重要な話だから、な?」
ちょっとした脅しのつもりが想像以上にびくつかれたのは意外通り越して納得しがたい気持ちになるが、シシャルは呪詛系統の適性皆無で一切使えないので無用な心配だ。
町の人たちが知ったら、闇属性なのに呪詛使えねえのかよと、呪われたくなくて日和見していて損したと、攻撃がひどくなるのは確実なので、決して口にはしないが。
「実はさ、ついさっき、大家の使いってのが拠点に来てさ……」
勇者の説明によると、本日は魔物討伐休むからと昨夜はいつも以上に酒場で飲み、いつもより遅く帰還し、拠点でも酒盛りしてから布団に入ったという。
しかし、気持ちよく眠っているところを仲間に叩き起こされ、ある借家の大家の使いとかいう役人が裏口に来ていると告げられた。
会って話してみると、「今日は勇者が休みと伺ったので協力を仰ぎたい」とのこと。
何の協力かといったら、闇属性を借家から追い出す際の見届け役――。
「抵抗してもダメだった。カユシィーちゃんとお兄さんは住み続ける許可得るので精一杯だった。勇者の無力を笑ってくれい」
「いや、笑わないけど……」
三人一緒に追い出されなくて済んだだけでも充分な成果だ。
「なんでわざわざ呼び出して報告を。防御固めて籠城されるとは思わなかったの?」
思わなかったらしい。
勇者はぽかんとした。
「……あ。いや、でも、それならまだマシというか……。俺が恐れていたのは逆ギレされて暴れられて大変なことになるやつなんで。っつーか大家も役人もそういうの恐れて勇者を見届け役っつうか監視役に指名してきたわけで」
もさっとした寝癖頭をかきながら、勇者が目を泳がせている。
「私なんか暴れても大した被害にならないよ。攻撃魔術一切使えないんだよ? 飛び道具だって全然使えないから荷物持ちしかできなかったんだよ?」
「……攻撃手段って世の中にいろいろあるしな?」
勇者は目をそらしながら遠い目をしている。
そしてそのまま黙ってしまう。
闇属性だからって怯えすぎだ、この勇者。
その割に普段は気さくなのが解せない。
時々果物渡して拝んでいくのも解せない。
「えーっと、勇者様? 今日の用件は、近いうちに借家から追い出しに行くから荷物まとめておけって話でいいのかな?」
「ちげえよっ? あ、ちがくはない、か。けど、そう言いたいわけでなく。えっとほら俺個人は追い出しに荷担なんかしたらカユシィーちゃんに嫌われるから嫌なんだけど、先代勇者の横暴とかいろいろあって今の勇者は結構めんどくさくて従わざるをえず」
わたわたと手を動かされても、何を言いたいのか分からない。
「と、とにかく、その場では俺はかばってやれないけど、あー、別に敵対したわけじゃないから、勇者が敵に回ったなんて自暴自棄にならないでくれよっ? 町から出てけってほどひどい話でもないし、俺も新しい家探しに協力してやるし、な? な? 穏便に、穏便に頼む、マジで、世界平和のために」
大げさすぎやしないか、ほんとにこの勇者。
シシャルはため息一つ、間違いを正しておくことにした。
「私はそのくらいで怒らないから。闇属性なのにまともな家に住まわせてもらえていた今までの方が異常だったって分かってるから」
シシャルは闇属性ゆえにいろいろされてきたし、劣悪な環境で過ごした経験もある。
副隊長ドレに拾われて衣食住は整ったが、今は慣れてしまっているが、住処を失うからといって恐慌状態に陥ることはない。
何度も家出するうちに家がなくても快適に過ごす手法は編み出し済みだ。
一人用なので隊長副隊長は巻き込めないが。
「だからね? 自暴自棄になりそうなのは、私じゃなくて隊長さんの方なの」
「え? なして?」
勇者、カユシィーちゃん可愛い大好きと言ってるのに、分かってない。
「隊長の、邪霊が視える体質のせいだよ。邪霊避けになる私なしじゃ生きてけないって思い切り依存してるし、ここんところ別行動で昼間嫌ってほど邪霊見ているからか……帰ってきてからの束縛がひどいの」
隊長は邪霊視の恐怖に耐えられない。
昼間別行動してくれているのは、金を稼がないといろいろどうにもならないという切迫した事情があるからだ。
「カユシィーちゃんからの束縛……。はっ、いやいやすまん真面目に考えるっ」
本当にこの男が勇者で大丈夫か、神殿。
敵ながら人材不足が心配だ。
「とにかくね、隊長さんは私がいないと荒れるの。邪霊が視えると正気をゴリゴリ削られるっていうし、視えていると怖くて眠れないっていうし」
シシャルは邪霊を肉眼で見たことはないが、古い文献に書かれた邪霊の図であればいくつか見たことがある。
こんなのが常に触れるか触れないかの距離を漂っていたらたしかに正気を削られると納得した記憶もある。
しかし、隊長の感じる恐怖を本質的に理解してあげることはできないわけで。
真摯に寄り添っているかというと微妙なところだ。
「カユシィーちゃんのことは、俺が可能な限り計らおう。どうすればいい?」
「んー……。隊長さんの言葉と文献によると、光か神聖の強い魔力が漂っている場所や、神殿みたいに神気の強い場所には近寄れないみたい」
「だったらしばらく神殿で暮らせばいいんじゃね? カユシィーちゃん神聖属性持ってるだろ? 神官見習いで入れるんじゃねえの?」
当然思いつく解決策だが、それができたら苦労しないのだ。
「私も事情は分かんないけど、神殿には頼れないんだって。だから一番お手軽なはずの方法取れなくて私なんかを頼ってるんだよ」
「そっかー……。他の方法っつうと、はめ込んだ魔力結晶を使って空間に魔力を放出する魔導具とかかね?」
「それは使ってたことあって、多少は効果あったけど、隊長さんの手の届く範囲から遠ざけるだけでも小豆大の中品質魔力結晶が一日一個は必要らしくてね。実用は無理」
魔力結晶は光も神聖も流通量がそこそこ多いので、一個あたり大銀貨一枚くらい。
どういう仕組みかは謎だが、無属性よりも安いのだとか。
しかし、そこそこ魔物討伐できる今なら手の届かない額じゃないといっても、それだけの額をかけたのに視界からは排除できないため徒労感がハンパないらしい。
もっと大きくてもっと高純度の魔力結晶を惜しげもなく使えば理論上は可能だが、流通量的にも金額的にも現実的じゃない。
「勇者様が代わりに魔力結晶代払ってくれるなら実用できるけどね」
「カユシィーちゃんのためだろうとそれは痛すぎる出費だよっ。他ないんか他っ」
「あとは、強い光か神聖の力を持つ人の近くだと多少は過ごしやすいって言ってた。魔力結晶使うよりも遠ざかってくれることがあるって」
「なるほど。俺とか姫さんとかでもいけるか?」
それなら手軽で金もかからないと安心した様子だ。
そんな単純な話でもないのだが。
「二人の側なら心穏やかにいられるようになってくれるとうれしいけどね……」
そうすれば隊長の依存も少しは収まってくれるだろうし、隊長副隊長ごと勇者パーティに入ってまともに活躍することも可能になるかもしれない。
そうすれば――。
「ん? どした? もしや、カユシィーちゃんから必要とされてるのに不満なんか?」
どうしてこういう時だけ勇者はめざといのか。
「不満というより、不安なの。隊長さんは実家の問題を解決したら帰るって言ってたし、私はついていけないし、どうするのかと時々ね。代替手段はあった方がいいでしょ」
嘘は言っていない。
本心を隠しているだけだ。
「勇者様。新居見つかるまで隊長さんのことお願いしますね」
シシャルが追い出されたと知った隊長が怒り狂った後どう動く動くか、まったく読めない。
副隊長が止めるとしてもどこまで被害が出るか。
勇者も歯止め役に加わるなら少しは心強い。
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