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日常の変化

12.

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「あっ…うんっ…やぁ…あっん」
「余り大きな声を出すと誰かに聞かれるぞ?」
そんな事を言いながら全く腰の動きを止めない部長が意地の悪い顔で笑う。

「まもるさっ…んっ」
「湊…可愛い…」
「っ」
部長の顔を見て失敗したと思った。
何でこんなに愛おしそうな顔で見てるんだよ…もう顔見れない…
外した視線を戻す事は出来ず、部長の胸ポケットを見つめる。

「そうやって照れて耳が赤くなってるのも可愛いな」
「~~~っっ」
俺の左耳をチロッと舐めたかと思ったらカプっと咥えられた。全然痛くないのに体が大きく跳ねる。

「ふっ…締めすぎ…」
「だって…護さんが…」
俺は悪くない。部長が俺を揶揄って遊ぶからだ。

「あぁっ!!」
いきなり奥まで入れられた。
「湊はそうやって直ぐ煽る」
「煽ってませっ…んぅ」
ゴリゴリと良い所を擦られて反論しようにも言葉が続かない。

「やっぱり心配だな…俺が居ない時他の奴と2人っきりになるなよ?」
「護さん心配し過ぎですよ…皆んなが俺の事狙ってるって言いたいんですか?」
部長は心配性なのかもしれない。この前、室井と飲みに行ったのだって部長はめちゃくちゃ怒っていたけど結局は何もなかったのだ。俺に好意を抱いてるのなんて部長位だ。

「皆んなじゃない」
「ほら。それに護さんの方が俺より危ないと思いますけど?」
「俺は大丈夫だ。でも湊は心配だ」
何が大丈夫なんだろうか?色んな部署から熱い視線を送ってくる人達がいるのにこの人は気付いてないのだろうか?嫌、気にしていないのかもしれない。

「安心して下さい。護さんより良い男なんて居ませんから」
これは決して煽ててるのではない。全部事実である。仕事が出来て、料理が上手くて、顔が良い。そしてエッチも上手いのだ。そんな優良物件中々居ないだろう。

「えっ?ちょ、いきなりはげしっ…あっまもるさっ…」
その後めちゃくちゃ奥を突かれて昼休み終了3分前に後ろから抜かれた。でも昼間の行為だけでは足りなかったのか珍しく平日に部長の部屋に招待されご飯も食べずにめちゃくちゃ抱かれた。
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