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地下組織バルノイ
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アウルは、敵側にいた人物で、信用に置けるのかと疑問を抱く者も中にはいたが、どこ行く風のごとく、受け流す。
「あまり、時間がない。僕を信用できないのもわかる。だけど、現状打破を目指すなら、飲溜を飲んでほしい。」
ハッキリとした声音で、堂々と話す。
「取り敢えず、話してくれ。」
みんなが集まり、会議を行う。エディが口を開く。
「まず、これから何をすべきか。単刀直入に言う。エドワード。君を殺す。」
「ーは?」
ザワッと騒ぐ周囲に、騒ぐなと睨むエディ。
「殺すと言っても、君の存在を殺す。エドワード・グリーンと言う存在を。」
「情報操作か。だが、彼奴等は騙せねーよ?」
「もちろん。彼は君に執着している。眼の前で君の死体を確認しなきゃ、信じないだろうね。違うよ。目的はそっちじゃない。」
「?」
「周りを騙すんだ。君はアイドルのように、目立つからね。トライワイトのボスが死んだと吹聴をする。綺麗サッパリ。この戦いを終わっても、第2第3の奴らが、現れたら、面倒だから。それに確実な情報操作がいる。」
「地下組織バルノイ。」
「御名答。闇の世界で金さえ、払えば、情報操作しかり、賞金額のレートを決める賞金稼ぎの為の手配書を作成する組織。マリカが君の存在を隠してるけど、あの豚、君が、よっぽど欲しいんだろうね。君に懸賞金を掛けた。生け捕りのみ、10億。」
「は?10億?」
「薬さえ、流通すれば、巨万の富を得るんだ。10億ぐらいは出せるだろう。肝なのは、君を生け捕りすることに固執してる所だ。なら、やりようはある。その前に、君は死んだことにする。」
「フェイクだな?」
聞いていたトールが口を挟む。
「そう。君の身長、髪型、髪色が似た奴の死体を君の死体だと思わせる。彼奴等は無理だが、賞金稼ぎの目や他の組織連中は騙せる。その証拠をバルノイに提出する。」
「背格好の似た死体を探すのか。」
「できない訳じゃない。特にこの世界では。」
「まあ、険体するわけではないから、ある程度は誤魔化せるか。」
「敵の一人に、背格好が似たような奴を狙う。それをまず、フェイクする。」
「トール。敵の一人にエディによく似た背格好がいたら、狩ってこい。」
「金は出せよ。」
「がめつい奴。あー。一人ぐらい、持ってくりゃあ良かった。」
マリカはガクッと項垂れる。
「地下組織バルノイは、知ってる者だけしか、利用できない。情報操作は早めがいい。」
「下っ端でいいよな?」
「やり方は君に任せるよ。」
了解と出ていくトール。
「マリカ、君の偽名の中に、サンドラ・シズル・ゴードンって言う偽名あるよね。N国系B国の裕福な家庭の婦人。未亡人設定の。」
「ねえ。怖い。どっから調べたの。」
「色々。性分だから。」
「で?そのサンドラになる理由は?」
「パーティーに参加するんだ。近々、彼はあるパーティーを開く。権力と欲と見栄の塊のために、開く、ゴミ為のような集まりだよ。その中に、彼に協力してる奴がいる。これはベラトナが紹介したんだけど、表向きは、慈善事業の設営を営んでる団体。《神の一手》その総帥なのが、ロバート・ミラー。慈善事業なんて、表向きだよ。引き取られた子供や秘密裏に運ばれてきた人間は、彼の性欲を埋めるための道具に過ぎない。そして、中には、ベラトナに運ばれる実験体がそこから出荷される。トライワイトのあの場所に、逃げ出した人は、そこから逃げ出した、薬を投与された人だった。ミラーは、実験体になる人を提供し、莫大の金を得る。代わりに、リッチは、薬の実験体を永遠に手に入れる。」
「そのロバート・ミラーって奴から情報を引き出すの?」
「上手くいけば、彼を拐えるなら。ただ、彼は、用心深い。昔の僕のように、常に、ガードマンが側にいる。元軍人の特殊部隊隊員の《拷問専門のグーニー》彼のせいで、壊れた廃人がかなりいる。」
写真を提供する。顔を見る。
ロバート・ミラーは、何てゆーか、見た目が、胡散臭い宗教の総帥みたいな髭は長いし、無駄に長い髪。
健康的とは言えないギスギスの目つきに、神経質が伝わる。
そして、対象的に、ガードマンとしている拷問専門のグーニーは、名前を知らなきゃ、もちろん、筋肉がついてるが、元傭兵と言うのがしっくり。ただ、狐のように細めと笑みが胡散臭い。
「待って。グーニー?」
「?」
データベースを洗う。掻き出す情報を探る。
「…あっ。思い出した。こいつ。現役時代に、こいつのイチモツ、使え無くしたわ。」
「は?」
「ある案件でコイツの身辺を洗ってたんだけど、取り敢えず、捕まって、情報、得ようとしたんだよね。まあ、えげつない拷問ばっかだったんだけど。情報を奪って、用済みに
なったから、腹いせに、イチモツに鎌で、ぶっ刺したわ。」
「普通、忘れる?」
「キモかったから、記憶の片隅に追いやってたわ。あーなるほど。厄介だわ。エディは、奴の範疇だわ。確か、コイツ、自分より、強くて、気の強い美人が好きなんだよね。歪んだ性癖持ち。」
「君の変装ならまずバレない。君の偽名は役に立つ。僕は、セキュリティを解除しておく。エドワードを借りるよ。彼が、いると、仕事が早く済む。君のパートナーに、魔神を据えるよ。」
「招待状はどうするの?」
「大丈夫。手に入れる。」
「ジェイ、武器の買付け、任せていいか。」
「ああ。」
さて、あちらは大丈夫だろうか。
「あまり、時間がない。僕を信用できないのもわかる。だけど、現状打破を目指すなら、飲溜を飲んでほしい。」
ハッキリとした声音で、堂々と話す。
「取り敢えず、話してくれ。」
みんなが集まり、会議を行う。エディが口を開く。
「まず、これから何をすべきか。単刀直入に言う。エドワード。君を殺す。」
「ーは?」
ザワッと騒ぐ周囲に、騒ぐなと睨むエディ。
「殺すと言っても、君の存在を殺す。エドワード・グリーンと言う存在を。」
「情報操作か。だが、彼奴等は騙せねーよ?」
「もちろん。彼は君に執着している。眼の前で君の死体を確認しなきゃ、信じないだろうね。違うよ。目的はそっちじゃない。」
「?」
「周りを騙すんだ。君はアイドルのように、目立つからね。トライワイトのボスが死んだと吹聴をする。綺麗サッパリ。この戦いを終わっても、第2第3の奴らが、現れたら、面倒だから。それに確実な情報操作がいる。」
「地下組織バルノイ。」
「御名答。闇の世界で金さえ、払えば、情報操作しかり、賞金額のレートを決める賞金稼ぎの為の手配書を作成する組織。マリカが君の存在を隠してるけど、あの豚、君が、よっぽど欲しいんだろうね。君に懸賞金を掛けた。生け捕りのみ、10億。」
「は?10億?」
「薬さえ、流通すれば、巨万の富を得るんだ。10億ぐらいは出せるだろう。肝なのは、君を生け捕りすることに固執してる所だ。なら、やりようはある。その前に、君は死んだことにする。」
「フェイクだな?」
聞いていたトールが口を挟む。
「そう。君の身長、髪型、髪色が似た奴の死体を君の死体だと思わせる。彼奴等は無理だが、賞金稼ぎの目や他の組織連中は騙せる。その証拠をバルノイに提出する。」
「背格好の似た死体を探すのか。」
「できない訳じゃない。特にこの世界では。」
「まあ、険体するわけではないから、ある程度は誤魔化せるか。」
「敵の一人に、背格好が似たような奴を狙う。それをまず、フェイクする。」
「トール。敵の一人にエディによく似た背格好がいたら、狩ってこい。」
「金は出せよ。」
「がめつい奴。あー。一人ぐらい、持ってくりゃあ良かった。」
マリカはガクッと項垂れる。
「地下組織バルノイは、知ってる者だけしか、利用できない。情報操作は早めがいい。」
「下っ端でいいよな?」
「やり方は君に任せるよ。」
了解と出ていくトール。
「マリカ、君の偽名の中に、サンドラ・シズル・ゴードンって言う偽名あるよね。N国系B国の裕福な家庭の婦人。未亡人設定の。」
「ねえ。怖い。どっから調べたの。」
「色々。性分だから。」
「で?そのサンドラになる理由は?」
「パーティーに参加するんだ。近々、彼はあるパーティーを開く。権力と欲と見栄の塊のために、開く、ゴミ為のような集まりだよ。その中に、彼に協力してる奴がいる。これはベラトナが紹介したんだけど、表向きは、慈善事業の設営を営んでる団体。《神の一手》その総帥なのが、ロバート・ミラー。慈善事業なんて、表向きだよ。引き取られた子供や秘密裏に運ばれてきた人間は、彼の性欲を埋めるための道具に過ぎない。そして、中には、ベラトナに運ばれる実験体がそこから出荷される。トライワイトのあの場所に、逃げ出した人は、そこから逃げ出した、薬を投与された人だった。ミラーは、実験体になる人を提供し、莫大の金を得る。代わりに、リッチは、薬の実験体を永遠に手に入れる。」
「そのロバート・ミラーって奴から情報を引き出すの?」
「上手くいけば、彼を拐えるなら。ただ、彼は、用心深い。昔の僕のように、常に、ガードマンが側にいる。元軍人の特殊部隊隊員の《拷問専門のグーニー》彼のせいで、壊れた廃人がかなりいる。」
写真を提供する。顔を見る。
ロバート・ミラーは、何てゆーか、見た目が、胡散臭い宗教の総帥みたいな髭は長いし、無駄に長い髪。
健康的とは言えないギスギスの目つきに、神経質が伝わる。
そして、対象的に、ガードマンとしている拷問専門のグーニーは、名前を知らなきゃ、もちろん、筋肉がついてるが、元傭兵と言うのがしっくり。ただ、狐のように細めと笑みが胡散臭い。
「待って。グーニー?」
「?」
データベースを洗う。掻き出す情報を探る。
「…あっ。思い出した。こいつ。現役時代に、こいつのイチモツ、使え無くしたわ。」
「は?」
「ある案件でコイツの身辺を洗ってたんだけど、取り敢えず、捕まって、情報、得ようとしたんだよね。まあ、えげつない拷問ばっかだったんだけど。情報を奪って、用済みに
なったから、腹いせに、イチモツに鎌で、ぶっ刺したわ。」
「普通、忘れる?」
「キモかったから、記憶の片隅に追いやってたわ。あーなるほど。厄介だわ。エディは、奴の範疇だわ。確か、コイツ、自分より、強くて、気の強い美人が好きなんだよね。歪んだ性癖持ち。」
「君の変装ならまずバレない。君の偽名は役に立つ。僕は、セキュリティを解除しておく。エドワードを借りるよ。彼が、いると、仕事が早く済む。君のパートナーに、魔神を据えるよ。」
「招待状はどうするの?」
「大丈夫。手に入れる。」
「ジェイ、武器の買付け、任せていいか。」
「ああ。」
さて、あちらは大丈夫だろうか。
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