49 / 78
第1章
2人に新しい力
しおりを挟む
光柱が消えた後、森にただ静寂が残った。
ガアラはポケットからスマホを取り出し、画面を開く。
そこに、新たな通知が現れていた。
> 【システム拡張完了】
パーティメンバーへの支援機能が追加されました。
希望対象にスキルアプリをインストールできます。
推奨対象:リィナ・カリア
ガアラは一度だけ小さく息をつき、画面をタップした。
次の瞬間、スマホから淡い光の線が放たれ、リィナとカリアを包み込む。
「な、なにこれっ……!」
カリアが驚きに身を強張らせる。
リィナも短剣を構えかけたが、すぐに力を抜いた。
「……悪い感じはしない。これは……力?」
ガアラは静かに告げた。
「スマホからだ。お前たちにも、力が与えられる」
光がリィナの足元に流れ込み、影を揺らす。
彼女の周囲に、微細な風が巻き起こった。
> 【新スキル付与:影走り(シャドウ・ランナー)】
> 【新スキル付与:絶影穿(ぜつえいせん)】
リィナの体がふっと軽くなる。
「……速い。体が、軽い……」
目を伏せ、短剣を構えたリィナの動きは、わずかに気配を消していた。
次に、カリアへ。
彼女の体を包む光は、風と土の属性を帯び、微細な粒子となって周囲を満たす。
> 【新スキル付与:元素付与(エレメント・ブースト)】
【新スキル付与:魔力再循環(マナ・リカバリー)】
【新スキル付与:オーバーブラスト】
カリアは驚きに目を見開いた。
「これ……身体の中に、魔力が……流れ込んでくる!」
足元の大地と、頭上の風が、彼女の魔法と共鳴している。
今までとは比べものにならない、圧倒的な感覚。
「カリア、お前には特別な力もついた」
ガアラが静かに言う。
「オーバーブラスト。お前の総魔力量を一撃に凝縮して放つ、最後の切り札だ」
「……すごい力、なんだな」
「ただし、撃ったら10日間は使えない。それと、撃った直後は魔力切れになる。だけど、魔力再循環で回復する」
カリアはぐっと拳を握り、笑った。
「……わかった! もっと強い魔法、覚えなきゃな!」
ガアラも口元を緩めた。
「そのために、修行だな」
光は完全に収束し、森は静けさを取り戻していた。
三人の間に流れる空気だけが、確かに変わっていた。
力を得た彼女たちは、もう"普通"ではない。
この世界で、生き抜くために――そして、未来を選び取るために。
ガアラはスマホをポケットに収め、短く言った。
「……行こう。まだ、道は続く」
リィナとカリアが、それぞれ無言で頷いた。
静かに、三人は森を抜けていった。
夜の風が、彼らの背を押していた。
---
森を抜け、拠点に戻った三人。
朝食を取りながら、ガアラはカリアに言った。
「カリア、上級魔法を覚える必要がある。
お前の“オーバーブラスト”を活かすためにな」
カリアは真剣な顔で頷いた。
「うん……わかってる。このままじゃ、せっかくもらった力が宝の持ち腐れだもんね」
すぐに修行が始まった。
森の一角。開けた草地。
カリアは杖を構え、何度も風と土の魔法を繰り返し撃つ。
「【エア・スラッシュ】!」
鋭い風刃が空を切り裂き、
次に【ストーン・ランス】――土の槍が大地から突き上がる。
だが、どれもまだ中級止まり。
カリアは額に汗を浮かべながら、さらに魔法を連続で放った。
普通なら、魔力切れを起こしてもおかしくない。
だが――
カリアはふと、立ち止まった。
胸の奥に流れる、澄んだ感覚。
(……おかしい。全然……疲れてない)
何度も魔法を連続で使っているのに、魔力の消費感覚が薄い。
使った端から、どこからともなく満たされていく。
「……まさか」
カリアは集中して自分の内側を探った。
確かに、空気中から微細な魔力の粒が体に流れ込んでいる。
それは、まるで途切れない泉のように――
「魔力が……無限に湧いてる……!」
思わず口に出していた。
遠くで見ていたガアラとリィナが顔を上げる。
ガアラは静かに頷いた。
「それが“魔力再循環”の力だ。
お前はもう、普通の魔法使いじゃない」
カリアは杖を強く握り締めた。
「なら……あたし、もっと上を目指せる!」
燃えるような瞳で、再び魔法陣を描く。
次の瞬間――
「【ストーム・ジャベリン】!」
新たに放たれた風槍は、
今までのどの魔法よりも鋭く、重く、轟音と共に空を切り裂いた。
リィナが口笛を吹く。
「……こりゃ本当に、大物になるかもね」
カリアは息を弾ませながら笑った。
「へへっ、あたし、もっともっと強くなる!」
彼女はまだ知らない。
その先に、どれほどの力が眠っているかを。
だが確かに、
新たな可能性の扉は、今開かれたばかりだった。
---
訓練場の片隅。
夕陽に照らされ、ガアラはバルト団長に向き合っていた。
「もっと、強くなりたい。今のままじゃ……まだ、足りない」
ガアラは真っ直ぐに言った。
バルト団長は、黙ってこちらを見下ろしていたが、
やがて口を開く。
「……いいだろう。教えてやる」
そう言うと、バルトは剣を抜いた。
刃に魔力を纏わせる――
そこまでは、ガアラもできる。
だがその次。
バルトは魔力を剣先に収束させ、軽く振った。
シュッ――!
透明な衝撃が走り、
十メートル先の木の幹がスパッと切れた。
「……!」
ガアラは息を呑む。
バルトは剣を構えたまま言った。
「“魔刃”だ。
魔力纏いを極めれば、斬撃を飛ばすことができる」
「教えろ。どうやる」
「簡単だ。纏った魔力を一瞬、剣先に集中させる。
力を込めすぎるな。押し出すだけでいい」
ガアラは剣を抜き、魔力を纏わせた。
呼吸を整え、魔力を剣先に――
集中。
ギリギリまで高めたところで、一閃。
シュッ――!
だが、空気が少し震えただけだった。
「惜しいな」
バルトが笑う。
「力みすぎだ。斬ろうとするな。
“飛ばす”ことだけを意識しろ」
ガアラは深く息を吐き、もう一度剣を構えた。
魔力を纏い、剣先に集め――押し出す。
ズバァン――!!
斬撃の衝撃波が走り、
数メートル先の岩を浅くえぐった。
「っ……!」
腕がビリビリと痺れる。
それでも、確かに成功した。
バルト団長は、わずかに口元を緩めた。
「……悪くない。
才能はある。あとは、実戦で鍛えろ」
ガアラは剣を肩に担ぎ、汗を拭った。
「……ああ。ありがとう、団長」
バルトは小さく肩をすくめる。
「感謝なんぞいらん。どうせまた、すぐ来るんだろう?」
「当然だ」
ふっと、二人の間に小さな笑いが生まれた。
夕陽の中、
ガアラは剣を握り締め、心に誓う。
(もっと強く。もっと先へ――)
魔刃。
それは新たな武器。
ガアラの戦い方を、さらに広げる力だった。
---
訓練場にて、ガアラはスマホを操作しながらリィナに声をかけた。
「リィナ、お前に合う新しい技がある。
“影を通して、敵の急所を突く”一撃必殺だ」
リィナが短剣を回しながら、にやりと笑う。
「……面白そうじゃん。やる」
即答だった。
ガアラは仮想戦闘モードを起動する。
「ターゲットは大型ゴーレム。防御特化型だ。
普通なら短剣じゃ傷一つつかない」
「でも、“影”を使えば別、ってこと?」
「ああ。敵の影と、自分の影を繋げる。それが“絶影穿”。
繋がった瞬間に、突き抜けろ」
リィナは軽く頷き、構えを取る。
仮想ゴーレムが姿を現し、重い足音を響かせながら近づいてくる。
リィナは一気に駆ける――が、すぐに弾き飛ばされた。
「っ……!」
ゴーレムの巨腕がかすめただけで、吹き飛ばされる。
ガアラは静かに言った。
「焦るな。
影と影が“重なった”一瞬を見極めろ。
その瞬間だけ、お前の刃が通る」
リィナは立ち上がり、呼吸を整えた。
再び走り出す。
影を意識する。自分の影、ゴーレムの影。
――だめだ、タイミングが早すぎる。
ズガァン!
また叩き落とされた。
「もう一度」
リィナは立ち上がる。
何度も、何度も。
倒されては立ち、倒されては立つ。
その度に、影の流れを、空気の揺れを、肌で感じ取っていく。
そして――
(……今だ!)
リィナの体が一瞬、影と重なった。
その瞬間、短剣を突き出す。
「――絶影穿!!」
ズシャッ!!
音もなく、ゴーレムの胸に裂け目が走った。
巨大な体が、ゆっくりと崩れ落ちる。
リィナはその場に膝をつき、息を弾ませながら笑った。
「……やった……!」
ガアラも小さく頷く。
「よくやった。
これが“絶影穿”。
お前だけの必殺だ」
リィナは短剣を軽く振り払い、立ち上がる。
その瞳は、燃えるような光を宿していた。
「ふふっ……これで、どんな化け物でも刺し穿つ」
静かに、だが確かに、
リィナはまた一段、強くなった。
夜の森を照らす月の下、
三人の物語は、さらに加速していく――。
---
ガアラはポケットからスマホを取り出し、画面を開く。
そこに、新たな通知が現れていた。
> 【システム拡張完了】
パーティメンバーへの支援機能が追加されました。
希望対象にスキルアプリをインストールできます。
推奨対象:リィナ・カリア
ガアラは一度だけ小さく息をつき、画面をタップした。
次の瞬間、スマホから淡い光の線が放たれ、リィナとカリアを包み込む。
「な、なにこれっ……!」
カリアが驚きに身を強張らせる。
リィナも短剣を構えかけたが、すぐに力を抜いた。
「……悪い感じはしない。これは……力?」
ガアラは静かに告げた。
「スマホからだ。お前たちにも、力が与えられる」
光がリィナの足元に流れ込み、影を揺らす。
彼女の周囲に、微細な風が巻き起こった。
> 【新スキル付与:影走り(シャドウ・ランナー)】
> 【新スキル付与:絶影穿(ぜつえいせん)】
リィナの体がふっと軽くなる。
「……速い。体が、軽い……」
目を伏せ、短剣を構えたリィナの動きは、わずかに気配を消していた。
次に、カリアへ。
彼女の体を包む光は、風と土の属性を帯び、微細な粒子となって周囲を満たす。
> 【新スキル付与:元素付与(エレメント・ブースト)】
【新スキル付与:魔力再循環(マナ・リカバリー)】
【新スキル付与:オーバーブラスト】
カリアは驚きに目を見開いた。
「これ……身体の中に、魔力が……流れ込んでくる!」
足元の大地と、頭上の風が、彼女の魔法と共鳴している。
今までとは比べものにならない、圧倒的な感覚。
「カリア、お前には特別な力もついた」
ガアラが静かに言う。
「オーバーブラスト。お前の総魔力量を一撃に凝縮して放つ、最後の切り札だ」
「……すごい力、なんだな」
「ただし、撃ったら10日間は使えない。それと、撃った直後は魔力切れになる。だけど、魔力再循環で回復する」
カリアはぐっと拳を握り、笑った。
「……わかった! もっと強い魔法、覚えなきゃな!」
ガアラも口元を緩めた。
「そのために、修行だな」
光は完全に収束し、森は静けさを取り戻していた。
三人の間に流れる空気だけが、確かに変わっていた。
力を得た彼女たちは、もう"普通"ではない。
この世界で、生き抜くために――そして、未来を選び取るために。
ガアラはスマホをポケットに収め、短く言った。
「……行こう。まだ、道は続く」
リィナとカリアが、それぞれ無言で頷いた。
静かに、三人は森を抜けていった。
夜の風が、彼らの背を押していた。
---
森を抜け、拠点に戻った三人。
朝食を取りながら、ガアラはカリアに言った。
「カリア、上級魔法を覚える必要がある。
お前の“オーバーブラスト”を活かすためにな」
カリアは真剣な顔で頷いた。
「うん……わかってる。このままじゃ、せっかくもらった力が宝の持ち腐れだもんね」
すぐに修行が始まった。
森の一角。開けた草地。
カリアは杖を構え、何度も風と土の魔法を繰り返し撃つ。
「【エア・スラッシュ】!」
鋭い風刃が空を切り裂き、
次に【ストーン・ランス】――土の槍が大地から突き上がる。
だが、どれもまだ中級止まり。
カリアは額に汗を浮かべながら、さらに魔法を連続で放った。
普通なら、魔力切れを起こしてもおかしくない。
だが――
カリアはふと、立ち止まった。
胸の奥に流れる、澄んだ感覚。
(……おかしい。全然……疲れてない)
何度も魔法を連続で使っているのに、魔力の消費感覚が薄い。
使った端から、どこからともなく満たされていく。
「……まさか」
カリアは集中して自分の内側を探った。
確かに、空気中から微細な魔力の粒が体に流れ込んでいる。
それは、まるで途切れない泉のように――
「魔力が……無限に湧いてる……!」
思わず口に出していた。
遠くで見ていたガアラとリィナが顔を上げる。
ガアラは静かに頷いた。
「それが“魔力再循環”の力だ。
お前はもう、普通の魔法使いじゃない」
カリアは杖を強く握り締めた。
「なら……あたし、もっと上を目指せる!」
燃えるような瞳で、再び魔法陣を描く。
次の瞬間――
「【ストーム・ジャベリン】!」
新たに放たれた風槍は、
今までのどの魔法よりも鋭く、重く、轟音と共に空を切り裂いた。
リィナが口笛を吹く。
「……こりゃ本当に、大物になるかもね」
カリアは息を弾ませながら笑った。
「へへっ、あたし、もっともっと強くなる!」
彼女はまだ知らない。
その先に、どれほどの力が眠っているかを。
だが確かに、
新たな可能性の扉は、今開かれたばかりだった。
---
訓練場の片隅。
夕陽に照らされ、ガアラはバルト団長に向き合っていた。
「もっと、強くなりたい。今のままじゃ……まだ、足りない」
ガアラは真っ直ぐに言った。
バルト団長は、黙ってこちらを見下ろしていたが、
やがて口を開く。
「……いいだろう。教えてやる」
そう言うと、バルトは剣を抜いた。
刃に魔力を纏わせる――
そこまでは、ガアラもできる。
だがその次。
バルトは魔力を剣先に収束させ、軽く振った。
シュッ――!
透明な衝撃が走り、
十メートル先の木の幹がスパッと切れた。
「……!」
ガアラは息を呑む。
バルトは剣を構えたまま言った。
「“魔刃”だ。
魔力纏いを極めれば、斬撃を飛ばすことができる」
「教えろ。どうやる」
「簡単だ。纏った魔力を一瞬、剣先に集中させる。
力を込めすぎるな。押し出すだけでいい」
ガアラは剣を抜き、魔力を纏わせた。
呼吸を整え、魔力を剣先に――
集中。
ギリギリまで高めたところで、一閃。
シュッ――!
だが、空気が少し震えただけだった。
「惜しいな」
バルトが笑う。
「力みすぎだ。斬ろうとするな。
“飛ばす”ことだけを意識しろ」
ガアラは深く息を吐き、もう一度剣を構えた。
魔力を纏い、剣先に集め――押し出す。
ズバァン――!!
斬撃の衝撃波が走り、
数メートル先の岩を浅くえぐった。
「っ……!」
腕がビリビリと痺れる。
それでも、確かに成功した。
バルト団長は、わずかに口元を緩めた。
「……悪くない。
才能はある。あとは、実戦で鍛えろ」
ガアラは剣を肩に担ぎ、汗を拭った。
「……ああ。ありがとう、団長」
バルトは小さく肩をすくめる。
「感謝なんぞいらん。どうせまた、すぐ来るんだろう?」
「当然だ」
ふっと、二人の間に小さな笑いが生まれた。
夕陽の中、
ガアラは剣を握り締め、心に誓う。
(もっと強く。もっと先へ――)
魔刃。
それは新たな武器。
ガアラの戦い方を、さらに広げる力だった。
---
訓練場にて、ガアラはスマホを操作しながらリィナに声をかけた。
「リィナ、お前に合う新しい技がある。
“影を通して、敵の急所を突く”一撃必殺だ」
リィナが短剣を回しながら、にやりと笑う。
「……面白そうじゃん。やる」
即答だった。
ガアラは仮想戦闘モードを起動する。
「ターゲットは大型ゴーレム。防御特化型だ。
普通なら短剣じゃ傷一つつかない」
「でも、“影”を使えば別、ってこと?」
「ああ。敵の影と、自分の影を繋げる。それが“絶影穿”。
繋がった瞬間に、突き抜けろ」
リィナは軽く頷き、構えを取る。
仮想ゴーレムが姿を現し、重い足音を響かせながら近づいてくる。
リィナは一気に駆ける――が、すぐに弾き飛ばされた。
「っ……!」
ゴーレムの巨腕がかすめただけで、吹き飛ばされる。
ガアラは静かに言った。
「焦るな。
影と影が“重なった”一瞬を見極めろ。
その瞬間だけ、お前の刃が通る」
リィナは立ち上がり、呼吸を整えた。
再び走り出す。
影を意識する。自分の影、ゴーレムの影。
――だめだ、タイミングが早すぎる。
ズガァン!
また叩き落とされた。
「もう一度」
リィナは立ち上がる。
何度も、何度も。
倒されては立ち、倒されては立つ。
その度に、影の流れを、空気の揺れを、肌で感じ取っていく。
そして――
(……今だ!)
リィナの体が一瞬、影と重なった。
その瞬間、短剣を突き出す。
「――絶影穿!!」
ズシャッ!!
音もなく、ゴーレムの胸に裂け目が走った。
巨大な体が、ゆっくりと崩れ落ちる。
リィナはその場に膝をつき、息を弾ませながら笑った。
「……やった……!」
ガアラも小さく頷く。
「よくやった。
これが“絶影穿”。
お前だけの必殺だ」
リィナは短剣を軽く振り払い、立ち上がる。
その瞳は、燃えるような光を宿していた。
「ふふっ……これで、どんな化け物でも刺し穿つ」
静かに、だが確かに、
リィナはまた一段、強くなった。
夜の森を照らす月の下、
三人の物語は、さらに加速していく――。
---
22
あなたにおすすめの小説
セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~
空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。
もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。
【お知らせ】6/22 完結しました!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
無能勇者の黙示録~勝手に召喚されて勝手に追放されたので勝手に旅に出ます~
枯井戸
ファンタジー
力も強くない、足も速くない、魔法も使えないし、頭も大してよくない、どこにでもいるちょっとオタク趣味の主人公・東雲真緒が白雉国に勇者として転生する。
同期の勇者はそれぞれ力が強かったり、魔法が使えたり、回復ができたりと各々の才能を開花させ頭角を現していくのだが、真緒に与えられた才能は異世界転生モノでよく見る〝ステータスオープン〟のみだった。
仲間には使えないと蔑まれ、ギルドには落第勇者の烙印を押され、現地人には殺害されかけ、挙句の果てに大事な人を亡くし、見ず知らずの土地の最底辺で生きていくことになった真緒だったが、彼女はまだ〝ステータスオープン〟の可能性に気づいていないだけだった。
─────────────
※投稿時間は多少前後しますが毎日投稿は続けていくつもりです。
※タイトルは予告なしにガラリと変わる場合があるのでご了承ください。
※表紙は現在の主人公のイメージ図です。もしまた別の国へ行く場合、彼女の装いも変化するかもしれません。
辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします
雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました!
(書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です)
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
勇者召喚の余り物ですが、メイド型アンドロイド軍団で冒険者始めます
水江タカシ
ファンタジー
28歳独身、一般事務の会社員である俺は、勇者召喚に巻き込まれて異世界へと転移した。
勇者、聖女、剣聖――
華やかな肩書きを持つ者たちがもてはやされる中、俺に与えられたのは聞いたこともないスキルだった。
【戦術構築サポートAI】
【アンドロイド工廠】
【兵器保管庫】
【兵站生成モジュール】
【拠点構築システム】
【個体強化カスタマイズ】
王は落胆し、貴族は嘲笑い、俺は“役立たず”として王都から追放される。
だが――
この世界には存在しないはずの“機械兵器”を、俺は召喚できた。
最初に召喚したのは、クールな軍人タイプのメイド型戦闘アンドロイド。
識別番号で呼ばれる彼女に、俺は名前を与えた。
「今日からお前はレイナだ」
これは、勇者ではない男が、
メイド型アンドロイド軍団と共に冒険者として成り上がっていく物語。
屋敷を手に入れ、土地を拠点化し、戦力を増強しながら、
趣味全開で異世界を生きていく。
魔王とはいずれ戦うことになるだろう。
だが今は――
まずは冒険者登録からだ。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる